スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    - | | - | - | - | - |
    << 本格水冷はじめました その4 | main | 本格水冷はじめました その6:UV紫外線ライト 追加 >>

    本格水冷はじめました その5:CWCH50,Larkooler,本気水冷 比較

    おはようございます。
    お盆明けの週、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
    小生はお疲れモードです。

    さて、先回の「本格水冷はじめました その4」までで一通り組み立てて終えていました。
    振り返るとこのような内容でした。

    その1
    Larkooler BA2-241(水冷キット)」の取り外しと分解
    ■本格水冷パーツ

    その2
    ■水冷パーツの場所や配管の計画を立て
    ■水冷パーツの組み立て、配管などを行い
    ■流水テスト

    その3
    ■水冷パーツの本組み
     ▼CPUのウォーターブロック(水枕)を組み立て
     ▼リザーバを取りつけ
     ▼ポンプを組み込み
     ▼オリジナル ラジエターの組み立て

    その4
    ■水冷パーツの本組み(続き)
     ▼ラジエターの取り付け
     ▼ウォーターブロックの取り付け
     ▼クーラーントを準備
     ▼電源投入&エア抜き
     ▼いよいよ本稼動

    今回は、「その5」として、オーバークロック状態での冷却性能比較 を Corsair CWCH50-1 と「Larkooler BA2-241(水冷キット)」比較した形でお伝えしようと思います。

    本格水冷ってどんだけ冷えるのー?って肝心なところですね。

    >>続きです
    比較対象のCPUクーラーは、こちらの3種類になります。

    1.Corsair CWCH50-1
    icon icon

    2.「Larkooler BA2-241(水冷キット)


    3.本格水冷
     

     本格水冷の構成は、こちらになります。
      - CPU水枕:EK-Supreme HF - Acetal+Nickel 1個
      - ポンプ:JINGWAY TECHNOLOGY DP-1200N 1台
      - リザーバ:Bitspower Water Tank Z-Multi 250 1個
      - ラジエター:Black Ice GT Stealth 360 (RAD045) 1個
      - ラジエターファン:SilverStone SST-AP121 3個
      - クーラント:ICELAND COOLANT UV Transparent 1000ml


    ■負荷テストの環境です

    ▼マシンのパーツ構成
    ・CPU:Intel Core i7 920 (LGA1366)
    ・CPUクーラー:前述の3つのクーラーを組み替えて比べる
    ・M/B:ASUS RAMPAGE 3 EXTREME「CWCH50-1 のみ R3E に装着した」
        EVGA X58 FTW3 (132-GT-E768-KR)  「Larkooler と 本格水冷 を装着した」
    ・メモリ:CORSAIR XMSシリーズ DDR3 2GBx3枚キット 2000MHz(CMX6GX3M3A2000C9)
    ・VGA:WinFast GTX 260 EXTREME+ V3 (PX GTX260 EX+V3)
    ・電源:AcBel R9-1100W Gold (PC8055)


    ▼今回行った負荷テストのレギュレーションです

    定格での温度を測っても面白くないので、サクッと3.8GHz〜4.2GHzまでオーバークロック状態にして、CPUに負荷をかけ熱しました。

    ・負荷テストにはOCCTの「CPU OCCT」を用いて、それぞれのCPUクーラーを取りつけ、45分間もしくは60分間をかけ続ける

    ・3.8GHzの比較は、Corsair CWCH50-1Larkooler BA2-241 (水冷キット)、本格水冷 の3つを対象とする
    ・4.0GHzの比較は、Larkooler BA2-241(水冷キット)、本格水冷 の2つを対象とする
    ・4.2GHzの比較は、Larkooler BA2-241(水冷キット)、本格水冷 を2つを対象とする
     (4.0GHz以上は、Larkooler BA2-241(水冷キット) と本格水冷 に絞って計測)

    ・3.8GHzのBIOS設定値
     BCLK 180〜190×CPU Ratio 20〜21
     VCore:1.256(4.0GHzと同じく、3.8GHzとしては高めに設定)
     QPI:1.375

    ・4.0GHzのBIOS設定値
     BCLK 200×CPU Ratio 20
     VCore:1.256
     QPI:1.375

    ・4.2GHzのBIOS設定値
     BCLK 200×CPU Ratio 21
     VCore:1.3375
     QPI:1.375

    ・共通項目
     HT:On
     TB:Off
     DRAM Voltage :1.65(もしくは 1.60 +50mA)
     メモリクロック:1520MHz 〜 1600MHz
     グラフィックボード(GTX260):定格
     OS:Win XP 32bit(R3E)、Win 7 64bit(EVGA FTW3)

     *BCLK:ベースクロック
     *CPU Ratio:内部倍率
     *TB:ターボブースト i7 920(20〜22)
     *HT:ハイバースレッティング

    ・室温は、30℃ です



    ■さっそく3.8GHz 負荷テストです
    (CWCH50-1とLarkooler BA2-241(水冷キット)は、以前の記事を流用しています)

    ▼まずは、先輩 Corsair CWCH50-1 から(3.8GHz

    ・お約束のCPU-Zです
     

    ・いちばんお熱いCPUコア1です
     

    ・2番目にお熱いCPUコア2です
     

    ・CPUコア3です
     

    ・CPUコア4です
     

    ・VCore の推移です
     

    Corsair CWCH50-1 では、
    ・一番高いところで 82℃
    ・平均すると 78℃
     くらいですね。


    ▼次に Larkooler BA2-241(水冷キット) 君 です(3.8GHz

    ・こちらもCPU-Z です
     

    ・お熱いCPUコア1です
     

    ・CPUコア2です
     

    ・CPUコア3です
     

    ・CPUコア4です
     

    ・VCore の推移です
     

    ・おまけ 12v 系統です
     
     (電源:AcBel R9-1100W Gold (PC8055)のおかげで安定している)


    Larkooler BA2-241(水冷キット) では、
    ・一番高いところで 73℃
    ・平均すると 69℃ くらい

    何回か試しましたが Corsair CWCH50-1 よりも、5℃〜10℃冷えていました。


    ▼そして、今回本命の本格水冷の兄貴です(3.8GHz

    ・CPU-Z および BIOS の電圧設定値です
     (3.8GHzならもっと低くできますが、上の2つ(R3E)と環境を合わせるあわせるために同じ値のVCoreを盛っています)
     

    ・お熱いCPUコア1です
     

    ・CPUコア2です
     

    ・CPUコア3です
     

    ・CPUコア4です
     
    (EVGAは、正確な VCoreおよび12vが取得できないため以下画像省略)

    ・一番高いところで 71℃
    ・平均すると 66℃くらい

     ・3.8GHz_CPUクーラー冷却性能比較
      グラフにしてみました。
       (クリックすると大きくなります)

     3.8GHzくらいでは、Larkooler BA2-241(水冷キット) とあまり差がありません。
     しかし本格水冷はラジエターのファンがすごく静かに済んでいます。



    ■続いて 4.0GHz 負荷テストです
     ( Corsair CWCH50-1 は省略)

    Larkooler BA2-241(水冷キット) 君(4.0GHz

    ・お熱いCPUコア1です
     

    ・CPUコア2です
     

    ・CPUコア3です
     

    ・CPUコア4です
     

    ・一番高いところで 88℃
    ・平均すると 84℃くらい ですね

     そろそろ熱くなってきました。
     しかし、このくらいの温度であれば、高い負荷の中でも常用もできそうです。


    本格水冷の兄貴です(4.0GHz

    ・お熱いCPUコア1です
     

    ・CPUコア2です
     

    ・CPUコア3です
     

    ・CPUコア4です
     

    ・一番高いところで 70℃
    ・平均すると 67℃くらい

     ・4.0GHz_CPUクーラー冷却性能比較
      グラフにしてみました。
       (クリックすると大きくなります)

     きましたー!差が出てきました!
     Larkooler BA2-241(水冷キット) に比べ、高い所で 18℃、平均すると 17℃くらい低くなっています。
     熱いとされる i7 920 でも こんなに冷えるものなんですね。

     4.0GHzになって簡易水冷のLarkooler BA2-241(水冷キット)本格水冷の差が歴然となってきました。
     また、本格水冷の3.8GHzと4.0GHzでは電圧を同じ値にしていますので、温度変化はありませんでした。3.8GHzでは もっと低い電圧にすればさらに低くなるでしょう。



    ■そして 4.2GHz 負荷テストです
     さらに 4.2GHz、行ってみましょう。

    Larkooler BA2-241(水冷キット) 君(4.2GHz

    ・ここで残念なお知らせです
     Larkooler BA2-241(水冷キット) は OCCTを始めて数分でCPUの温度が100℃を超えてしまい(「too hot!」と無念の中断)、負荷テストを継続することができませんでした。
     ですので、Prime 95 にて途中の温度を採ることができたのでこちらを掲載します。なお、Prime95でも 途中に100℃を超えてしまい負荷テストを中断しました。

    ・Prime95 での負荷テスト時の温度
     

    ・一番高いときには 100℃以上
    ・平均しても 90℃以上

     ちょっと高すぎますね。
     通常使用であれば、ここまでの負荷はかかりませんので使えるかもしれませんが、負荷テストは限界です。これ以上は危険度が高くなりますのでやめておきます。


    本格水冷の兄貴です(4.2GHz
     本格さんはどんなもんでしょうか。

    ・CPU-Z および BIOS の電圧設定値です
     

    ・お熱いCPUコア1です
     

    ・CPUコア2です
     

    ・CPUコア3です
     

    ・CPUコア4です
     

    ・一番高いところで 76℃
    ・平均すると 73℃くらい!

     ・4.2GHz_CPUクーラー冷却性能比較
      グラフにしてみました。
       (クリックすると大きくなります)

     冷えてますー!

     i7 920 での 4.2GHz ですが、この温度の低さは何でしょう。
     まだまだ余裕が感じられますねぇ。
     しかも、ラジエターファンも静かです。
     苦労のかいがありました

     それでは、冷える要因を考えてみましょう


    ■冷える要因の整理 Larkooler BA2-241(水冷キット)本格水冷 の比較

    1.ラジエターが大きい

     Larkooler BA2-241(水冷キット) は 12cm×2ですが、
      

     本格水冷は 12cm×3となります。
     (Black Ice GT Stealth 360 (RAD045))
       

     冷却水を冷やす面積が広い方が有利になり冷却性能が向上します。
     また、本格水冷のラジエターは銅製ですが、Larkooler BA2-241(水冷キット) はアルミでした。


    2.ポンプの流量・揚程が圧倒的に違う

     Larkooler BA2-241(水冷キット) のポンプの性能は「流速 72L/hr」「水引力 2m」と表記されていますが、
      

     本格水冷は「定格流量 800L/hr」「揚程 4m」となります。
     (JINGWAY TECHNOLOGY DP-1200N)
        

     Larkooler BA2-241(水冷キット) は冷却水がちょろちょろという感じでしたが、本格水冷は水に勢いがありました。その分、熱を奪うのも早く合理的な冷却が可能となります。
     水冷パーツの性能を決めるポンプ、本格水冷は流量および安定感のある勢いで冷却水を循環させてくれます。


    3.チューブが太い

     Larkooler BA2-241(水冷キット) は 内径6mm、外径8mm ですが、
       

     本格水冷は 内径3/8インチ(9.53mm)、外径1/2インチ(12.7mm)です。
     (Clearflo Tubing ID3/8 OD1/2)
        

     冷却水を運ぶ量が違いますので、熱を奪う量も違います。
     太ければ太いほどハイフローが可能になり、冷却効率も高いです。


    3.ウォーターブロック(水枕)が効率的に熱を奪う

     Larkooler BA2-241(水冷キット) の水枕は 単純に右から左に水が流れるだけですが、
       

     本格水冷の水枕の内部構造はスリットになっていて、その間を水が流れていき上手に熱を奪っていきます。
     また、内部のジェットプレートを5種類の中から交換することによって、水を吹き付ける勢いを増すことが可能なので冷却性能が高くなります。(圧損は高くなりますが)
     (「EK-Supreme HF - Acetal+Nickel」)
        


     こんな感じではないでしょうか。

     冷却性能では、本格水冷が勝利という順当な結果になりました。
     「本格水冷を簡易水冷と比べても 冷えるのはあたりまえですよね?」と言われそうですが、冷却性能が全てではありません。

     Larkooler BA2-241(水冷キット) は簡易水冷としてはお安く、性能も確かなものですので、非常にコスパの高い魅力的な製品です。
     以前の記事「Larkooler BA2-241 組み立て」「Larkooler BA2-241 と Corsair CHCW50 冷却性能 比較」にて実証済みです。

     本格水冷は値段はお高いですが、機械工作を楽しむ工作意欲をくすぐりつつ、冷却効率の優れた構成に仕上がります。また後から構成を変えることも、水枕を追加することもできます。
     違う見方をすれば、本格水冷は冷えすぎて面白くない ということがあるかもしれません。

     どちらが良いということはありません。
     それは使う人次第ですし、購入者の選択肢が増えることは良いことです。

     本格水冷は兄貴、Larkooler BA2-241(水冷キット) は可愛い弟です。
     例えば、小生はメインマシンには本格水冷を、サーバマシンにはLarkooler BA2-241(水冷キット) を使おうと考えています。

    ・・・

    今回は「本格水冷はじめました その5」として、オーバークロック状態での冷却性能の比較をお伝えしました。

    次回は、4.2GHz よりもさらもクロックを高く 4.3GHz まで上げ、本格水冷の冷却性能や限界を見てみたいと思います。

    ではでは、またです。

    [  閲 覧していただき ありがとうございます。
     ポチっと よろしくお願いいたします  ]
     人気ブログランキングへ
    0
      本格水冷 | 06:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

      スポンサーサイト

      0
        - | 06:23 | - | - | - | - |
        Comment:
        Add a comment:









        Trackback:
        http://omoyde.jugem.jp/trackback/467