早速 Core i7-950 耐性チェック☆彡
2010.12.05 Sunday/
いままでは、i7 920 を使っていましたが、耐性は高くありませんでした。
上中下でいうところの中間くらいだと思います。
(PCパーツの構成はこのページの一番下に記載してあります)
小生の920、こんな感じでした。
■i7 920(D-0) の耐性チェック
負荷テスト「OCCT」を60分かけて、エラーがなく、発熱に問題なければ完走すればOKとしています。
オーバークロックと電圧(VCore)の関係はこのようになりました。
▼4.0GHz のときの VCore:1.2625V にて完走
▼4.2GHz のときの VCore:1.325V にて完走
▼4.3GHz のときの VCore:1.3625V にて完走
▼4.4GHz のときの VCore:1.50V にて完走
▼4.5GHz のときの VCore:完走ぜず
i7 920の各種電圧の詳細は、下の表をクリックすると確認できます。
■i7 950(D-0) の耐性チェック
ではお楽しみの 950です。
事前にネットで調べましたが、これも当たり外れがあるようで基本的にマージンは920と同様とのこと。当たり個体に期待しましょう。
▼それでは、4.0GHz のときの VCore です
・1.2625V にて完走。ここは920と一緒ですからね。
・1.25V ・・・完走。んん、なかなか良いです。
・1.24V ・・・えっ、完走ですか?
・1.237V ・・・あれっ、、完走。 これって耐性高いんじゃ?
・1.218V ・・・完走。あなた結構できる子?? うそじゃないよね。
・1.20V ・・・。・・・完走。920とすでに 0.06V違うんですけど。ほんとですか?
・1.18V ・・・踏ん張っていましたが途中でWindowsのガジェットが異常終了しました。
ということで、
4.0GHz、VCore1.20VでOCCT 1時間完走です!!
高耐性きました!!
i7 920が安くなるってんで、下取って交換しましたが、これはうれしい誤算でした。
それでは、どんどん行きましょ、いきましょ。
▼次、4.2GHz のときの VCore:
・1.325V にて完走。ここは920と同じですから余裕でしょう。
・1.30V ・・・完走。これも良い予感!
・1.28V ・・・おお、完走。あんた偉いです!
・1.268V ・・・完走。どこまで行きますか?
・1.256V ・・・おとと、core3がエラー吐きました。
てことは、
4.2GHz、VCore1.256VでOCCT 1時間完走!!
うれしいです!!
▼次、4.3GHz です。このときの VCore:
・1.3625V ・・・920のときの電圧ですから、完走です。
・1.35V ・・・完走です。
・1.3375V ・・・完走。ってこんなに低くて大丈夫ですか?と思ってきました。
・1.318V ・・・・・・完走。これって920のときの4.2GHzの電圧より低いんですけど。
・1.306V ・・・あっと、ガジェットエラー、走りきれず。
ということで、
4.3GHz、VCore1.318VでOCCT 1時間完走!!
まだまだいきますよ!!
▼次、4.4GHz です。このときの VCore:
・1.50V ・・・完走。920のときの電圧ですからね。
・1.48V ・・・完走。このドキドキ感がたまりません。
・1.475V ・・・・・・完走。とちゅう大ジョブか?と思いましたが、キッチリ完走です。
・1.4625V ・・・完走。あんた踏ん張りますね。
・1.45V ・・・あっとシャットダウン・・・完走ならず。
ということで、
4.4GHz、VCore1.4625VでOCCT 1時間完走!!
4.4GHz、ここが920の限界でした。(920は4.5GHz完走できませんでした)
ここからは、未知との遭遇です。
行きます。
▼4.5GHz です! このときの VCore:
・1.50V ・・・完走ならず。であしでくじいてしまいました。もっと盛ります。
・1.52V ・・・完走せず。んん〜、どうなんでしょ?考えて各種電圧調整します。
・1.53V ・・・完走しないー。だめなんでしょうか?一気に盛ります
・1.56V ・・・・・・踏ん張りましたが、完走せず。だめなのー?もうちょい盛ります。
・1.57V ・・・・・・「ぴっぴっぴっぴー」、OCCTが泣きました。
「CPUがホットです!」。
水冷でファンもがんがん冷やしていますが、CPUが100℃を超えてしまいました。
んん〜、VCoreはこれ以上盛ってもだめ。設定を見直さないといけないみたいです。
ということで、950最高クロックは920と同じ 4.4GHzでした。
同サイズの40ナノのブルームフィールドですから、結局は水冷ではこれ以上は難しいような感触です。
i7 950の各種電圧の詳細は、下の表をクリックすると確認できます。
▼関係ないですが、上の4.4GHzの設定でFF14ベンチ「HIGH」回してみました
スコア:7432
これも i7 920と変わりませんね。
・・・
最後に最高クロックは920と同じというオチがありましたが、とりあえず電圧が低く4.0GHz〜4.4GHzまで回る950をゲットできました。
最高クロックのアタックはまた今度チャレンジします!
しかし、いままでにはない高耐性の石です。
ネットを調べたところ、
920は「38xxBxxx 」、38xx番のBロット。
950は「3844Axxx」、38xx番のAロットが耐性が高いようです。
小生の石は「3019Axxx」ですので、一応 初期製造に近い Aロットということで該当しているのかもしれません。
このCPUは売れませんね。ずっと1366環境は持っていようと思いました。
(P-1グランプリは決勝進出ならず、ですしたが良い石にめぐり合うことができました。)
おつかれさまでした。
■参考までにPCパーツと水冷パーツの構成です
▼PCパーツ
・CPU:「Intel Core i7-950 D-0」
・グラボ:「Sapphire TOXIC Radeon HD5850」
「GABYTE GV-R585OC-1G」 CrossFire
・マザー:「EVGA USB/SATA 3.0 X58 FTW3 132-GT-E768」
・メモリ:「CORSAIR DDR3 2000MHz C9」
・SSD:「CFD CSSD-SM64NJ2」
・電源 :「AcBel R9-1100W Gold」
・PCケース:「Corsair Obsidian 800D」
・ファンコン:「NZXT SENTRY LXE」(外付け)
・クーラー:「本格水冷」
▼水冷パーツ
・CPU水枕:EK-Supreme HF - Acetal+Nickel
・ポンプ :JINGWAY TECHNOLOGY DP-1200N
・リザーバ :Bitspower Water Tank Z-Multi 250
・ラジエター:Black Ice GT Stealth 360 (RAD045)
・チップセット水枕:EK-FB KIT EVGA X58 Acetal
・MOSFET(VRM)水枕:EK-FB KIT EVGA X58 Acetal (同上)
ではでは、またです。
(・・・いやー、実に毎晩CPUをしばき続けて4日もかかりました。
マニアックですし、疲れますです。何か良いことがあるのか?いや考えません)
[ 閲 覧していただき ありがとうございます。
ポチっと よろしくお願いいたします ]
上中下でいうところの中間くらいだと思います。
(PCパーツの構成はこのページの一番下に記載してあります)
小生の920、こんな感じでした。
■i7 920(D-0) の耐性チェック
負荷テスト「OCCT」を60分かけて、エラーがなく、発熱に問題なければ完走すればOKとしています。
オーバークロックと電圧(VCore)の関係はこのようになりました。
▼4.0GHz のときの VCore:1.2625V にて完走
▼4.2GHz のときの VCore:1.325V にて完走
▼4.3GHz のときの VCore:1.3625V にて完走
▼4.4GHz のときの VCore:1.50V にて完走
▼4.5GHz のときの VCore:完走ぜず
i7 920の各種電圧の詳細は、下の表をクリックすると確認できます。
■i7 950(D-0) の耐性チェック
ではお楽しみの 950です。
事前にネットで調べましたが、これも当たり外れがあるようで基本的にマージンは920と同様とのこと。当たり個体に期待しましょう。
▼それでは、4.0GHz のときの VCore です
・1.2625V にて完走。ここは920と一緒ですからね。
・1.25V ・・・完走。んん、なかなか良いです。
・1.24V ・・・えっ、完走ですか?
・1.237V ・・・あれっ、、完走。 これって耐性高いんじゃ?
・1.218V ・・・完走。あなた結構できる子?? うそじゃないよね。
・1.20V ・・・。・・・完走。920とすでに 0.06V違うんですけど。ほんとですか?
・1.18V ・・・踏ん張っていましたが途中でWindowsのガジェットが異常終了しました。
ということで、
4.0GHz、VCore1.20VでOCCT 1時間完走です!!
高耐性きました!!
i7 920が安くなるってんで、下取って交換しましたが、これはうれしい誤算でした。
それでは、どんどん行きましょ、いきましょ。
▼次、4.2GHz のときの VCore:
・1.325V にて完走。ここは920と同じですから余裕でしょう。
・1.30V ・・・完走。これも良い予感!
・1.28V ・・・おお、完走。あんた偉いです!
・1.268V ・・・完走。どこまで行きますか?
・1.256V ・・・おとと、core3がエラー吐きました。
てことは、
4.2GHz、VCore1.256VでOCCT 1時間完走!!
うれしいです!!
▼次、4.3GHz です。このときの VCore:
・1.3625V ・・・920のときの電圧ですから、完走です。
・1.35V ・・・完走です。
・1.3375V ・・・完走。ってこんなに低くて大丈夫ですか?と思ってきました。
・1.318V ・・・・・・完走。これって920のときの4.2GHzの電圧より低いんですけど。
・1.306V ・・・あっと、ガジェットエラー、走りきれず。
ということで、
4.3GHz、VCore1.318VでOCCT 1時間完走!!
まだまだいきますよ!!
▼次、4.4GHz です。このときの VCore:
・1.50V ・・・完走。920のときの電圧ですからね。
・1.48V ・・・完走。このドキドキ感がたまりません。
・1.475V ・・・・・・完走。とちゅう大ジョブか?と思いましたが、キッチリ完走です。
・1.4625V ・・・完走。あんた踏ん張りますね。
・1.45V ・・・あっとシャットダウン・・・完走ならず。
ということで、
4.4GHz、VCore1.4625VでOCCT 1時間完走!!
4.4GHz、ここが920の限界でした。(920は4.5GHz完走できませんでした)
ここからは、未知との遭遇です。
行きます。
▼4.5GHz です! このときの VCore:
・1.50V ・・・完走ならず。であしでくじいてしまいました。もっと盛ります。
・1.52V ・・・完走せず。んん〜、どうなんでしょ?考えて各種電圧調整します。
・1.53V ・・・完走しないー。だめなんでしょうか?一気に盛ります
・1.56V ・・・・・・踏ん張りましたが、完走せず。だめなのー?もうちょい盛ります。
・1.57V ・・・・・・「ぴっぴっぴっぴー」、OCCTが泣きました。
「CPUがホットです!」。
水冷でファンもがんがん冷やしていますが、CPUが100℃を超えてしまいました。
んん〜、VCoreはこれ以上盛ってもだめ。設定を見直さないといけないみたいです。
ということで、950最高クロックは920と同じ 4.4GHzでした。
同サイズの40ナノのブルームフィールドですから、結局は水冷ではこれ以上は難しいような感触です。
i7 950の各種電圧の詳細は、下の表をクリックすると確認できます。
▼関係ないですが、上の4.4GHzの設定でFF14ベンチ「HIGH」回してみました
スコア:7432
これも i7 920と変わりませんね。
・・・
最後に最高クロックは920と同じというオチがありましたが、とりあえず電圧が低く4.0GHz〜4.4GHzまで回る950をゲットできました。
最高クロックのアタックはまた今度チャレンジします!
しかし、いままでにはない高耐性の石です。
ネットを調べたところ、
920は「38xxBxxx 」、38xx番のBロット。
950は「3844Axxx」、38xx番のAロットが耐性が高いようです。
小生の石は「3019Axxx」ですので、一応 初期製造に近い Aロットということで該当しているのかもしれません。
このCPUは売れませんね。ずっと1366環境は持っていようと思いました。
(P-1グランプリは決勝進出ならず、ですしたが良い石にめぐり合うことができました。)
おつかれさまでした。
■参考までにPCパーツと水冷パーツの構成です
▼PCパーツ
・CPU:「Intel Core i7-950 D-0」
・グラボ:「Sapphire TOXIC Radeon HD5850」
「GABYTE GV-R585OC-1G」 CrossFire
・マザー:「EVGA USB/SATA 3.0 X58 FTW3 132-GT-E768」
・メモリ:「CORSAIR DDR3 2000MHz C9」
・SSD:「CFD CSSD-SM64NJ2」
・電源 :「AcBel R9-1100W Gold」
・PCケース:「Corsair Obsidian 800D」
・ファンコン:「NZXT SENTRY LXE」(外付け)
・クーラー:「本格水冷」
▼水冷パーツ
・CPU水枕:EK-Supreme HF - Acetal+Nickel
・ポンプ :JINGWAY TECHNOLOGY DP-1200N
・リザーバ :Bitspower Water Tank Z-Multi 250
・ラジエター:Black Ice GT Stealth 360 (RAD045)
・チップセット水枕:EK-FB KIT EVGA X58 Acetal
・MOSFET(VRM)水枕:EK-FB KIT EVGA X58 Acetal (同上)
ではでは、またです。
(・・・いやー、実に毎晩CPUをしばき続けて4日もかかりました。
マニアックですし、疲れますです。何か良いことがあるのか?いや考えません)
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Comment:
2010/12/05 2:08 PM, MSA wrote:
こんにちはMSAです。検証お疲れ様でした。かなりの時間と労力を費やしたでしょう。グラボのベンチと違ってOCCTは温度表示が気になるのでドキドキもんですよね!しかもエラーした時の音楽がムカツキます(*^_^*)
2010/12/05 3:15 PM, 管理者(kaiten-sushi) wrote:
ちは、MSAさん。疲れましたが、ようやく良い石にめぐり会えました。
確かにどきどきしっぱなしでしたよ。
こういうときはやっぱり、OC専用のマザーにしておいてよかったと思います。
1.6V盛ってもびくともしません。そもそもLN2(液体窒素)でも大丈夫なマザーですので。
またチャレンジします(^^)|
2010/12/10 11:27 PM, 管理者(kaiten-sushi) wrote:
こんばんは、りくんちゅ。パパさん。閲覧いただいて、ありがとうございます。
950ですが、920と違うところは内部倍率が24倍(実質23倍)まで使えますので、uncoreに余裕が出るところですかね。
耐性的には変わらないのだと思います。
あとP-1グランプリ決勝進出、おめでとうございます。
小生は残念ながら決勝に残ることはできませんでした。「No.59」
応援していますので、がんばってください(^^)|
2010/12/11 7:49 AM, りくんちゅ。パパ wrote:
なるほど。価格改定で一気に手が届くとこまで降りてきてくれましたね。970も価格改定で5万円切るような噂もあるようですが…No.59がkaiten-sushiさんだとは知りませんでした…ごめんなさい。
もうタダでアキバに行けるってだけで満足しちゃってますし、やはり皆さんのレベルが高いので…自信なしです(汗)
アウェー戦での投票ですしね(笑)
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