本格スリーブはじめました その4:メインPC「 全ケーブル」&「電源ケーブル自作」
2011.07.14 Thursday/
おはようございます。
kaiten-sushiです。
前回、「本格スリーブ始めました その3」ではメインPCのスリーブ化を始めて、「24ピンATX」と「8ピンEPS」の延長ケーブルまでのスリーブ化を行いました。
MDPC-Xより、在庫も到着しましたので、本日は続きの「8ピンEPS」から作業を続けたいと思います。
(前回の記事:「本格スリーブはじめました その3「24ピンATX、8ピンEPS x2」」)
本日の内容としては、こんな感じになります。
・8ピンEPS x 2 のスリーブ化
・PCI-E x 2 のスリーブ化
・ペリフェラル4ピン のスリーブ化
ペリフェラル4ピン のケーブル自作
・SATA 信号ケーブルのスリーブ化
SATA 電源ケーブルの自作
・フロントパネルスイッチ&LEDのスリーブ化
・その他の周辺機器として、水冷水温計、ポンプ、外付けファンコン「NZXT SENTRY LXE」、延長ペリフェラルケーブル。まだまだ増えそうですね。
参考までに、メインPCのやりたいことリストはこんな感じでした。
・以前の記事:「メインPC Corsair Obsidian 800D mod化 開始!」
1. 電源のスリーブ化 → 途中
以前の記事:「本格スリーブはじめました その3「24ピンATX、8ピンEPS x2」」途中です。
2. ケーブルマネジメント → 途中
以前の記事:「電源分岐用ステーション「X-Station Power-Extension II」着弾!」
3. サイドパネル ファングリル化 → 未着手
4. VGAの水冷化 → 未着手
5. PCケース 上部の排気ファンのLED交換 → 完了^^
以前の記事:「PCケース トップ排気ファン「EVEREST UCEV12」LED交換♪」
>>続きです
(今回も長編となりますので、トイレをすませてからご覧ください (^^ゞ)
kaiten-sushiです。
前回、「本格スリーブ始めました その3」ではメインPCのスリーブ化を始めて、「24ピンATX」と「8ピンEPS」の延長ケーブルまでのスリーブ化を行いました。
MDPC-Xより、在庫も到着しましたので、本日は続きの「8ピンEPS」から作業を続けたいと思います。
(前回の記事:「本格スリーブはじめました その3「24ピンATX、8ピンEPS x2」」)
本日の内容としては、こんな感じになります。
・8ピンEPS x 2 のスリーブ化
・PCI-E x 2 のスリーブ化
・ペリフェラル4ピン のスリーブ化
ペリフェラル4ピン のケーブル自作
・SATA 信号ケーブルのスリーブ化
SATA 電源ケーブルの自作
・フロントパネルスイッチ&LEDのスリーブ化
・その他の周辺機器として、水冷水温計、ポンプ、外付けファンコン「NZXT SENTRY LXE」、延長ペリフェラルケーブル。まだまだ増えそうですね。
参考までに、メインPCのやりたいことリストはこんな感じでした。
・以前の記事:「メインPC Corsair Obsidian 800D mod化 開始!」
1. 電源のスリーブ化 → 途中
以前の記事:「本格スリーブはじめました その3「24ピンATX、8ピンEPS x2」」途中です。
2. ケーブルマネジメント → 途中
以前の記事:「電源分岐用ステーション「X-Station Power-Extension II」着弾!」
3. サイドパネル ファングリル化 → 未着手
4. VGAの水冷化 → 未着手
5. PCケース 上部の排気ファンのLED交換 → 完了^^
以前の記事:「PCケース トップ排気ファン「EVEREST UCEV12」LED交換♪」
>>続きです
(今回も長編となりますので、トイレをすませてからご覧ください (^^ゞ)
■作業の前の準備です
準備は大切です。
用途別にツールボックスを用意しておくと、作業効率がアップするだけでなく部材の紛失の心配もなくなりますよ。(小生はツールボックスはこれで5つになりました)
・ツールボックス
ホームセンターのコメリに走って、スリーブ専用のツールボックスを買ってきました^^
・電気絶縁テープ、熱収縮チューブ(ヒートシュリンク)
今回は電源ケーブルの自作も行いますので、この二つは必須です。
ここで 謀 自動車メーカーに勤める弟から、なんと自動車用電子工作セットをいただきました!
普段、小生がPCやネット回線の調子を見てあげていたことから、そのお礼としての差し入れだそうです(^0^) すげー嬉しい。
・自動車用電子工作セット
実際に仕事で使っているという工具の中から お古を譲ってもらいました♪
キボシ、キボシ圧着工具、電源ケーブル、ケーブル皮膜はがし工具、電源分岐コネクタなどなど。これはすごいっ!テンションあがりまくりです (*^o^*)
・工具セットです
小生もよくわからない部材が含まれていますが、弟に聞くと簡単に教えてもらえます。
意外なところに PC mod の救世主がいました^^
中でも上の写真の「ケーブル皮膜はがし工具」が重宝しそうです。
俄然やる気が出ます (*・ω・)ノ
・・・
それでは、ハリキッテ 作業を開始しましょう。
■スリーブ化の作業を開始します
▼8ピンEPS のスリーブ化
・まずは前回の続きの「8ピンEPS」x2の本体からです
こちらも前回のように初めに基準を作り、その長さを紙にメモリます。
56.3cmの赤スリーブが4本、紫スリーブが4本になります。
・そうこうして「8ピンEPS」の1本目の完成です^^
・「8ピンEPS」の2本目も完成!
・「8ピンEPS」は比較的やりやすかったです
・前回作成した延長ケーブルとつないで、合わせてみましょう(´∀`)ノ
長さも十分でシッカリと裏配線ができそうです♪
ブラック塗装したコネクタのつなぎ目も違和感ありません。
・はじめに長さの基準を作ったので、精度も出ているかと
よし、次です。
▼PCI-Express のスリーブ化
このPCI-Eは 6ピン+2ピンの構成になっており、さらに途中にコンデンサが仕込んであるんですヽ(´Д`ヽ
・このコンデンサが曲者ですが、なんとかやってみましょう!
・コンデンサ (´д`)
結構な容量です。
コンデンサは一時的に電気を蓄えることができますが、
たとえば LEDの中間にかますと、電源(元)を落とした後でも緩やかにLEDの発光が小さくなっていき やがて消灯していきます。時間差ができます。
グラボの場合も電力がマイルドな感じに伝わるんでしょうね。
・ちょっと忍びないですが、チョッキンいっちゃいます
・ここで前準備していた絶縁テープとヒートシュリンクの登場
・絶縁テープとヒートシュリンクで補修します
けっこう あっけなかったりしました(^^ゞ
・「PCI-E」の1本目が完了
こちらもイイ色合いです ^^
※2本目に取りかかろうとした所で、スリーブの在庫が切れてしまいました (−_−)
他の色のスリーブに妥協したくないので追加発注です。
追加発注のご到着まで、平行作業として 違うケーブルのスリーブ化を進めます。
▼SATA のスリーブ化
・SATAの信号ケーブルは赤で統一してみましょう
HDDの2台分にはSATA2.0ケーブルを、SSDの2台分にはSATA3.0ケーブルをチョイス。
青いのがSATA3.0、黒いのがSATA2.0ケーブルです。
・一気に完了・・・
でも、SATAケーブルって意外に難しいんですよね。
平べったいので、スリーブを入れるときにほつれてしまうんです。
なのではじめにライターで炙ってスリーブの端を固めておくんですが、ケーブルに挿入するときには挿入前に指で縮めておいてそこから勢いよく入れた方がウマくいきました。ジワジワやるとどんどんほつれます。。。
・・・
・ここで追加発注したスリーブの到着です
今回は前回よりも2日遅れの8日かかりました。
これでまた作業が再開できます。
・着弾したの内容はこちらです。
- Sleeve SMALL - PURPLE
- Sleeve SMALL - VIVID VIOLET
- Sleeve SMALL - RED
- Pre-Cut Heatshrink SMALL - RED
- Pre-Cut Heatshrink SMALL - BLACK
- M3 x 10 mm Screws Black-Oxide Button-Head
- Cable-Management-Clip JUMBO - BLACK
- Sleeve SMALL - BLACK
- Pin-Remover by MOLEX - The Original
・中でもやはりこいつは精度がいいです。
「Pin-Remover by MOLEX - The Original」
・在庫も増えて安心感マシマシです^^
前回少なめに頼んでしまったので、
今回は「M3 x 10 mm Screws Black-Oxide Button-Head」と「Cable-Management-Clip JUMBO - BLACK」を 多めに確保です。
在庫確保ということで、PCI-Eの2本目から再開です。
▼PCI-Eの2本目から再開
・作業効率を考えて、基準で決めた長さに、必要な数のスリーブをあらかじめカットしておきます
赤4本、紫4本ですね。
・コンデンサもチョッキンいって、ヒートシュリンクで補修します
・ようやく PCI-E 完成 です
・2本そろえてみました (^0^)
・・・
お次、「ぺリフェラル4ピン」ですが、加工を施します。
▼ペリフェラル4ピン ケーブルの自作 & スリーブ化
ここから裏配線・ケーブルマネジメントのカギを握る「ペリフェラル4ピン」です。
というのは、前回の記事の中で「電源分岐ステーション:Bitspower X-Station Power-Extension II - Male Version - Red」というのがあったと思いますが、
・まず、この「電源分岐ステーション」に電源ユニットからの給電を行います
(・前回の記事:「PCケース トップ排気ファン「EVEREST UCEV12」LED交換♪)
・そしてこの「電源分岐ステーション」から、各種ドライブやPCファンやLEDに向けて電力を出力することになります
・下の写真の「電源分岐ステーション」の右下に、黒のペリフェラル4ピンが接続されていますが、そこが給電部分です
つまり、電源ユニットから伸びるペリフェラル4ピンは、ストレートのものでOKなのであって、下の写真のような数珠つなぎのペリフェラル4ピンはいらないのです。(分岐しているペリ4は、かさばってしまいスマートじゃないですよね)
・数珠つなぎ状態のペリフェラル4ピン
・これはキツイ ハァ━(-д-;)━ァ...
そこで、電源ケーブルを自作します。
(電源ケーブルのロール買いでもOKです。ホームセンターなどでメートル売りしています。電圧の上限は300Vです。弟からもらった自動車用の12V用の電源ケーブルでも使えます。
ちなみにノギスでケーブルの外径を図ったところ、PCI-EやATXは太く、ペリフェラルやFD用は細かったです。流れる電流値が違うからですかね。
また、PCI-Eなどの太い電源ケーブルと、自動車用の電源ケーブルの太さは一緒でした)
・今回 用意するのは、サプライ品として店頭にてよく見かける「ペリフェラル延長ケーブル」です
・「ペリフェラル延長ケーブル」を使ってスッキリさせます
右の延長ケーブルの「ペリフェラル4ピンのオス」白のコネクタを、左の黒のATXコネクタに付け替えるわけですね。
・電源ユニットの端子に合わせるために、「ペリフェラル4ピンのオス側」の端子をカットします
・電源ユニットに接続する端子「Crimp contacts FEMALE for ATX, PCIE, EPS」です
・「ケーブル皮膜はがし工具」
電源ケーブルの皮膜をはがすのはハサミでもできます。
小生は弟からもらった「ケーブル皮膜はがし工具」を使いました。
必要な長さにセットして、
・ハンドルを絞るだけです
とても簡単です!
ハサミでもできますが、これなしではケーブルの自作はできなくなりつつあります。
・そして、端子圧着用のカシメ「MDPC Crimping-Tool」を使って接合しました♪
・こんな感じに出来上がります
・完成すると、「ペリフェラル4ピンのオス」から、「ATX(PCIE,EPS)端子のメス」になります^^
・あとは、自作したケーブル(上の写真)を、電源ユニット付属のペリフェラルケーブルのATXコネクタ(下の写真の左上の黒いコネクタ)に差しかえればOKです
通電テストもOKでしたので、問題ないです (゚ー゚)
数珠つなぎ状態でかさばるペリフェラルも一つだけにしてスッキリ爽快です。
その上で制作した「ペリフェラル4ピン」ですが、「電源ステーション」には「ペリフェラル4ピンのメス」側を繋げます。
このまま「ペリフェラル4ピンのメス」のみの給電でもOKですが、
電源容量を大きくしたい場合は、FD(フロッピードライブ)用の電源もつながなければなりません。
ちょうど下の写真の配線ですね。
・「ペリフェラル4ピン」・「FD電源」の分岐ケーブル
ケーブルの左側「ペリフェラル4ピンのメス」と「FD電源」の分岐、ケーブルの右側「ペリフェラル4ピンのオス」となります。
もちろん、電源容量は増やしますので、こいつを使います!
・ばらして、スリーブ化します
(ペリフェラルの電源ケーブルは14.4cm、FDの電源ケーブルは14.0cmにてカットしています)
・こんな感じに出来上がりました。
※ここで、上の話というか全体がよく見えなくなっているかもしれませんので、
全体像をお見せいたします。
こうなっていますよ!ってことです。
・まずは、上で制作した1つ目の「ペリフェラル延長ケーブル」です
こいつは電源ユニットから直接 給電する延長です。
・そして延長の先、上の2つ目で制作した「ペリフェラル4ピン」・「FD電源」の分岐ケーブルです
「電源分岐ステーション」には、「ペリフェラル4ピンのメス」と「FD電源」がつながります。
整理すると、
「電源ユニット」→「ペリフェラル延長ケーブル」→「ペリフェラル4ピン」・「FD電源」の分岐ケーブル→「電源分岐ステーション」
となります。わかりましたよね (^^ゞ
・・・
次取りかかりましょう。
お次、SATAの電源ケーブルです。
▼SSD・HDD用 SATA 電源ケーブル
ここも電源ケーブルの制作が必要になってきます。
電源はこの「電源分岐ステーション」から取りますが、出力がオスになっていますので、受け取り側は「メスのペリフェラル4ピン」が必要となます。
SSD・HDDには「メスのSATAケーブル」接続が必要になります。
・「SATA Crimp-Connector」を用意します
(MDPC-X 以外の他のお店でも買えます
例えば「performance-pcs.com」ですね)
・このままでは「ペリフェラル4ピンのメス」(上側)と、「オス」(下側)ですね
・「ペリフェラル4ピンのオス側」、こやつを加工します
・バラして、カットして、ケーブル皮膜をはがして
・カシメで圧着しました♪
・これで、もと「ペリフェラル4ピンのオス」側が「SATAのメス」に加工されました^^
良い感じです。
・同様に、SSDとHDD用に必要分を制作します
・バラして、皮膜をカットして、圧着して、取り付けて、を繰り返します
・例のように同じ長さのスリーブを用意して、ヒートシュリンクで固めます
・SSD・HDD用 電源ケーブル完成!
こちらも、数珠つなぎ状態でかさばるペリフェラルも1系統にしてスッキリ爽快です!
今までの
「数珠つなぎペリフェラル」分岐→「SSD」・「SSD」・「HDD」・「HDD」
から、
「単一ペリフェラル」分岐なし→「SSD」
「単一ペリフェラル」分岐なし→「SSD」
「単一ペリフェラル」分岐なし→「HDD」
「単一ペリフェラル」分岐なし→「HDD」
になりました^^
気持ちいいです。
・・・
そんで、次ですね。
▼フロントパネル スイッチ・LED・USB類
PCケースからフロントパネルを外します。
・こいつは手ごわそうです
・左から リセットスイッチ、1394、USB、オーディオ、USB、電源スイッチ、LEDですね
・と、一気に 完成です
ゆっくりやったので2日かかりました (^^ゞ
ポイントとして、スイッチやLED系は2本組みと1本組みがありますが、2本組みで1つのSMALLスリーブ、1本組みで1つの細いスリーブ使うとキレイにできます。
また、ヒートシュリンクはコネクタまで被せられるものは被せた方がキレイにできますし強度も出ます。
・USBはどうしても内部のケーブルが見えてしまいますので、例によって内部をブラックに塗装しています
フロントパネルに使用したスリーブは、Bitspower製を使いました♪
http://www.coolinglab.jp/index.php?dispatch=categories.view&category_id=177
CABLE SLEEVE DELUXE - OD 1/16" Black
CABLE SLEEVE DELUXE - OD 1/8" Black
Heat-Shrinkable Tube-4MM Black
Heat-Shrinkable Tube-5MM Black
(1394ファイヤワイヤは太いので、MDPC-X製のスリーブが良いかと思います)
・参考:ケーブル塗装に使っている「カーペイント」
サブPCのスリーブ化でもお世話になりました。
次です。
▼外付けファンコントローラ「NZXT SENTRY LXE」
・こいつも手ごわそうです
どうしましょうか、と構想を練ってみます。
「PCファン用の電源ケーブル」と「給電用ペリフェラル4ピン」はスリーブ化して、
「温度センサー」は細いところに取り回しが利くように素のままにしましょうか。
・と、ここで「電源分岐ステーション」からの給電を受けるため、こいつも「ペリフェラル4ピンのメス」のみにします
・不要となる「オス側」は、絶縁テープとヒートシュリンクにて補修しました ♪
これで問題なく「ペリフェラル4ピン」を一本にできますね。
・ということで、ファンコンも完成 !
長さが結構あるのでスリーブの在庫を使っちゃいます。
次は、PCファンです。
▼PCファンのスリーブ化
これらのPCファンが対象です。
- トップ排気:ENERMAX EVEREST UCEV12 ×3
- リア排気:ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×1
- HDD冷却:ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×1
- ボトム吸気:ZAWARD 140mmファン ZFL14025H-3C ×1
- フロント吸気:SilverStone SST-AP121 ×1
- 水冷ラジエター冷却:SilverStone SST-AP121 ×3
- 水冷ポンプ冷却ファン:ENERMAX MAGMA UCMA12 ×1
=計11個
・やりますかー
・コネクタも付け替えます
MDPC-Xから購入しておいた「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」に交換です♪
・ENERMAX EVEREST UCEV12 ×3 完成です
PCファンのスリーブ化はさほど難しくありませんが、ファン側のスリーブをどこまで伸ばすかがポイントになります。
・ENERMAX MAGMA UCMA12 ×1、ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×2 完成
・ZAWARD 140mmファン ZFL14025H-3C ×1 も完成
・水冷ラジエター冷却:SilverStone SST-AP121 ×3 です
お次、UV紫外線ライトです。
▼UV紫外線ライト
・「VIZO UVネオン管2本セット CCFL-UV」
こいつもかさばっていますので、バラして簡素化しましょう。
・加工します
例によって電源分岐ステーションからの給電を得るために、「ペリフェラルのメス」のみに加工します。オス側はヒートシュリンクにて補修します。
こいつは12Vの仕様となっていますので、電源ケーブルはペリフェラル4ピンの1番2番に差します。(黄色、黒色)
3ピンコネクタの場合は、真ん中の端子と、左側の端子に差して、12Vの出力から給電を取ります。
・スッキリ爽快
スイッチ用のブランケットも外しましした。
・「VIZO UVネオン管2本セット CCFL-UV」のスリーブ化 完了 です
UVつながりで「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」×2もスリーブ化します。
・「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」です。
やはりペリフェラル4ピンなのが好みじゃないですね。
→ 3ピンコネクタにしちゃいましょう。
3ピンコネクタにするために、
「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」
「Crimp contacts for fans」
この二つがいりますね。
・「Crimp contacts for fans」、「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」です
・早速 電源ケーブルを自作しましょう
弟からもらった「ケーブル皮膜はがし工具」が大活躍です。
・「クニッ」と、皮膜をはがします
・圧着しました♪
電圧は、ペリフェラル4ピンの3番と4番に刺さっていましたので、5Vですね。
・そして、「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」スリーブ化 完了 です
どこで使うかは、次回以降のお楽しみ^^
つぎ、水冷水温計もやってみましょう。
▼水冷水温計
温度センサー「Temperature sensor G1/4 with C/F Display」
・水冷水温計です
こいつもペリフェラル4ピンから、3ピンにしちゃいましょう!
・3ピンコネクタにします
上のUV LEDと同じく「Crimp contacts for fans」、「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」を使います。
電圧は、ペリフェラル4ピンの3番と4番に刺さっていましたので、水温計も 5Vです。
・水冷水温計のスリーブ化 完了 です
3ピン仕様になって、とってもスッキリしました♪
(水冷ポンプのスリーブ化は、VGAブロックの装着時に行おうと考えています)
・・・ということで
・・・ついに
・・・長期にわたった
・・・スリーブ化が
・・・ 完成
PCにまつわるすべての電源ケーブルのスリーブ化 完了 です。
やりました (つд・` )
ここからは、完成したその姿をお楽しみください。
■スリーブ化した各種ケーブルの全容 ご紹介!!
・まずは、電源ユニットから伸びる電源ケーブルです
24ピンATX、8ピンEPS x2、PCI-E 6+2ピン x 2、ペリフェラル4ピン x2・延長ペリフェラル・延長ペリフェラル-ペリフェラルFD分岐ケーブル です。
・うつくしい・・・
・やった甲斐がありました (´;ω;`)
・SATA電源ケーブル、SATA信号ケーブル
これらは「電源分岐ステーション」から給電します。
・PCファン
左から、ボトム吸気:ZAWARD 140mmファン ZFL14025H-3C
上段左、水冷ポンプ冷却ファン:ENERMAX MAGMA UCMA12 ×1
上段右、リア排気・ HDD冷却:ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×2
下段、トップ排気:ENERMAX EVEREST UCEV12 ×3
ラジエター、フロント吸気の分を合わせて
フロント吸気:SilverStone SST-AP121 ×1
水冷ラジエター冷却:SilverStone SST-AP121 ×3
全部で11個。
・外付けファンコントローラー
「NZXT SENTRY LXE」
・UV紫外線ライト
「VIZO UVネオン管2本セット CCFL-UV」
と、「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」
・水温計
温度センサー「Temperature sensor G1/4 with C/F Display」
・そのすべて
存在感がすごい。
(いちおう、動作確認をしてみました。
PCが起動し、ディスプレイに映像が映り、動画再生やブラウジングができましたし、放置して30分経ってもコゲ臭くなかったので、配線は間違っていなかったようです^^)
・・・
いや〜、やりとげたー、という感じです。
サブPCの時よりも達成感が半端ないです。
1日1時間程度、期間にして4週間弱、実質3週間もかかりました。
途中でスリーブの在庫がなくなって、到着まで1週間待ちぼうけしそうでしたが、やれるところから平行作業で続けました。
▼ポイントはこんなところ
・工作精度は、サブPCの時よりも、デジタルノギスや定規を使ったことで結構な精度アップが図れたと思います
・作業効率は、作業はじめにスリーブの長さの基準を作ることが極めて重要で、その他 ヒートガンや ケーブル皮膜はずし工具を使うことでかなり作業効率がアップしたかと思います
・今回は、単なるケーブルのスリーブ化だけではなく、ケーブルマネジメントも見越した電源ケーブルの自作(制作)を行うことで、自分好みの配線にできたかと思います。
ケーブルの長さ、オス・メスの入れ替え、ペリフェラル4ピンから3ピンコネクタの交換などです
・スリーブの配色も思ったような効果が得られたので満足しています
・丁寧にやれば、本格スリーブはだれにでもできます
(今回、これが一番 言いたいことかもしれません)
時間がない子持ちの小生でも夜中に1時間ずつ、スリーブや電源に関する勉強をしながら、少しずつ作業をこなして完成にこぎつけました。
家事・育児が優先ですので作業ができない日もありますし、作業途中でも翌日の仕事のことを考えて途中でやめなければならない日もあります。そんな日は迷わずに翌日以降に作業を回します。部材がないときは注文して到着するまで気長に待ちます。焦らなくて良いのです。
大切なのは丁寧にやることです。作業を終えてみれば作業に費やした時間などは惜しくありません。完成したその姿をみてニタニタする時間の方が圧倒的に多いですので、そのニタニタする幸せを勝ち取るために丁寧に作業を進めましょう^^
丁寧にやれば本格スリーブ化はだれにでもできます。(本格水冷も一緒ですね)
・・・
あとは実際にPCに組み込んでみてどうなるかですね♪
よしよしっ!
これでやりたいことリストの「1. 電源のスリーブ化」完了です。
→ 次回は「2. ケーブルマネジメント」のあたりをやりたいと思います
今回も長々とした記事の お付き合い、ありがとうございました^^
ではでは、またです (^^)ノシ
[ 閲覧していただき ありがとうございます。
ポチっと よろしくお願いいたします ]
準備は大切です。
用途別にツールボックスを用意しておくと、作業効率がアップするだけでなく部材の紛失の心配もなくなりますよ。(小生はツールボックスはこれで5つになりました)
・ツールボックス
ホームセンターのコメリに走って、スリーブ専用のツールボックスを買ってきました^^
・電気絶縁テープ、熱収縮チューブ(ヒートシュリンク)
今回は電源ケーブルの自作も行いますので、この二つは必須です。
ここで 謀 自動車メーカーに勤める弟から、なんと自動車用電子工作セットをいただきました!
普段、小生がPCやネット回線の調子を見てあげていたことから、そのお礼としての差し入れだそうです(^0^) すげー嬉しい。
・自動車用電子工作セット
実際に仕事で使っているという工具の中から お古を譲ってもらいました♪
キボシ、キボシ圧着工具、電源ケーブル、ケーブル皮膜はがし工具、電源分岐コネクタなどなど。これはすごいっ!テンションあがりまくりです (*^o^*)
・工具セットです
小生もよくわからない部材が含まれていますが、弟に聞くと簡単に教えてもらえます。
意外なところに PC mod の救世主がいました^^
中でも上の写真の「ケーブル皮膜はがし工具」が重宝しそうです。
俄然やる気が出ます (*・ω・)ノ
・・・
それでは、ハリキッテ 作業を開始しましょう。
■スリーブ化の作業を開始します
▼8ピンEPS のスリーブ化
・まずは前回の続きの「8ピンEPS」x2の本体からです
こちらも前回のように初めに基準を作り、その長さを紙にメモリます。
56.3cmの赤スリーブが4本、紫スリーブが4本になります。
・そうこうして「8ピンEPS」の1本目の完成です^^
・「8ピンEPS」の2本目も完成!
・「8ピンEPS」は比較的やりやすかったです
・前回作成した延長ケーブルとつないで、合わせてみましょう(´∀`)ノ
長さも十分でシッカリと裏配線ができそうです♪
ブラック塗装したコネクタのつなぎ目も違和感ありません。
・はじめに長さの基準を作ったので、精度も出ているかと
よし、次です。
▼PCI-Express のスリーブ化
このPCI-Eは 6ピン+2ピンの構成になっており、さらに途中にコンデンサが仕込んであるんですヽ(´Д`ヽ
・このコンデンサが曲者ですが、なんとかやってみましょう!
・コンデンサ (´д`)
結構な容量です。
コンデンサは一時的に電気を蓄えることができますが、
たとえば LEDの中間にかますと、電源(元)を落とした後でも緩やかにLEDの発光が小さくなっていき やがて消灯していきます。時間差ができます。
グラボの場合も電力がマイルドな感じに伝わるんでしょうね。
・ちょっと忍びないですが、チョッキンいっちゃいます
・ここで前準備していた絶縁テープとヒートシュリンクの登場
・絶縁テープとヒートシュリンクで補修します
けっこう あっけなかったりしました(^^ゞ
・「PCI-E」の1本目が完了
こちらもイイ色合いです ^^
※2本目に取りかかろうとした所で、スリーブの在庫が切れてしまいました (−_−)
他の色のスリーブに妥協したくないので追加発注です。
追加発注のご到着まで、平行作業として 違うケーブルのスリーブ化を進めます。
▼SATA のスリーブ化
・SATAの信号ケーブルは赤で統一してみましょう
HDDの2台分にはSATA2.0ケーブルを、SSDの2台分にはSATA3.0ケーブルをチョイス。
青いのがSATA3.0、黒いのがSATA2.0ケーブルです。
・一気に完了・・・
でも、SATAケーブルって意外に難しいんですよね。
平べったいので、スリーブを入れるときにほつれてしまうんです。
なのではじめにライターで炙ってスリーブの端を固めておくんですが、ケーブルに挿入するときには挿入前に指で縮めておいてそこから勢いよく入れた方がウマくいきました。ジワジワやるとどんどんほつれます。。。
・・・
・ここで追加発注したスリーブの到着です
今回は前回よりも2日遅れの8日かかりました。
これでまた作業が再開できます。
・着弾したの内容はこちらです。
- Sleeve SMALL - PURPLE
- Sleeve SMALL - VIVID VIOLET
- Sleeve SMALL - RED
- Pre-Cut Heatshrink SMALL - RED
- Pre-Cut Heatshrink SMALL - BLACK
- M3 x 10 mm Screws Black-Oxide Button-Head
- Cable-Management-Clip JUMBO - BLACK
- Sleeve SMALL - BLACK
- Pin-Remover by MOLEX - The Original
・中でもやはりこいつは精度がいいです。
「Pin-Remover by MOLEX - The Original」
・在庫も増えて安心感マシマシです^^
前回少なめに頼んでしまったので、
今回は「M3 x 10 mm Screws Black-Oxide Button-Head」と「Cable-Management-Clip JUMBO - BLACK」を 多めに確保です。
在庫確保ということで、PCI-Eの2本目から再開です。
▼PCI-Eの2本目から再開
・作業効率を考えて、基準で決めた長さに、必要な数のスリーブをあらかじめカットしておきます
赤4本、紫4本ですね。
・コンデンサもチョッキンいって、ヒートシュリンクで補修します
・ようやく PCI-E 完成 です
・2本そろえてみました (^0^)
・・・
お次、「ぺリフェラル4ピン」ですが、加工を施します。
▼ペリフェラル4ピン ケーブルの自作 & スリーブ化
ここから裏配線・ケーブルマネジメントのカギを握る「ペリフェラル4ピン」です。
というのは、前回の記事の中で「電源分岐ステーション:Bitspower X-Station Power-Extension II - Male Version - Red」というのがあったと思いますが、
・まず、この「電源分岐ステーション」に電源ユニットからの給電を行います
(・前回の記事:「PCケース トップ排気ファン「EVEREST UCEV12」LED交換♪)
・そしてこの「電源分岐ステーション」から、各種ドライブやPCファンやLEDに向けて電力を出力することになります
・下の写真の「電源分岐ステーション」の右下に、黒のペリフェラル4ピンが接続されていますが、そこが給電部分です
つまり、電源ユニットから伸びるペリフェラル4ピンは、ストレートのものでOKなのであって、下の写真のような数珠つなぎのペリフェラル4ピンはいらないのです。(分岐しているペリ4は、かさばってしまいスマートじゃないですよね)
・数珠つなぎ状態のペリフェラル4ピン
・これはキツイ ハァ━(-д-;)━ァ...
そこで、電源ケーブルを自作します。
(電源ケーブルのロール買いでもOKです。ホームセンターなどでメートル売りしています。電圧の上限は300Vです。弟からもらった自動車用の12V用の電源ケーブルでも使えます。
ちなみにノギスでケーブルの外径を図ったところ、PCI-EやATXは太く、ペリフェラルやFD用は細かったです。流れる電流値が違うからですかね。
また、PCI-Eなどの太い電源ケーブルと、自動車用の電源ケーブルの太さは一緒でした)
・今回 用意するのは、サプライ品として店頭にてよく見かける「ペリフェラル延長ケーブル」です
・「ペリフェラル延長ケーブル」を使ってスッキリさせます
右の延長ケーブルの「ペリフェラル4ピンのオス」白のコネクタを、左の黒のATXコネクタに付け替えるわけですね。
・電源ユニットの端子に合わせるために、「ペリフェラル4ピンのオス側」の端子をカットします
・電源ユニットに接続する端子「Crimp contacts FEMALE for ATX, PCIE, EPS」です
・「ケーブル皮膜はがし工具」
電源ケーブルの皮膜をはがすのはハサミでもできます。
小生は弟からもらった「ケーブル皮膜はがし工具」を使いました。
必要な長さにセットして、
・ハンドルを絞るだけです
とても簡単です!
ハサミでもできますが、これなしではケーブルの自作はできなくなりつつあります。
・そして、端子圧着用のカシメ「MDPC Crimping-Tool」を使って接合しました♪
・こんな感じに出来上がります
・完成すると、「ペリフェラル4ピンのオス」から、「ATX(PCIE,EPS)端子のメス」になります^^
・あとは、自作したケーブル(上の写真)を、電源ユニット付属のペリフェラルケーブルのATXコネクタ(下の写真の左上の黒いコネクタ)に差しかえればOKです
通電テストもOKでしたので、問題ないです (゚ー゚)
数珠つなぎ状態でかさばるペリフェラルも一つだけにしてスッキリ爽快です。
その上で制作した「ペリフェラル4ピン」ですが、「電源ステーション」には「ペリフェラル4ピンのメス」側を繋げます。
このまま「ペリフェラル4ピンのメス」のみの給電でもOKですが、
電源容量を大きくしたい場合は、FD(フロッピードライブ)用の電源もつながなければなりません。
ちょうど下の写真の配線ですね。
・「ペリフェラル4ピン」・「FD電源」の分岐ケーブル
ケーブルの左側「ペリフェラル4ピンのメス」と「FD電源」の分岐、ケーブルの右側「ペリフェラル4ピンのオス」となります。
もちろん、電源容量は増やしますので、こいつを使います!
・ばらして、スリーブ化します
(ペリフェラルの電源ケーブルは14.4cm、FDの電源ケーブルは14.0cmにてカットしています)
・こんな感じに出来上がりました。
※ここで、上の話というか全体がよく見えなくなっているかもしれませんので、
全体像をお見せいたします。
こうなっていますよ!ってことです。
・まずは、上で制作した1つ目の「ペリフェラル延長ケーブル」です
こいつは電源ユニットから直接 給電する延長です。
・そして延長の先、上の2つ目で制作した「ペリフェラル4ピン」・「FD電源」の分岐ケーブルです
「電源分岐ステーション」には、「ペリフェラル4ピンのメス」と「FD電源」がつながります。
整理すると、
「電源ユニット」→「ペリフェラル延長ケーブル」→「ペリフェラル4ピン」・「FD電源」の分岐ケーブル→「電源分岐ステーション」
となります。わかりましたよね (^^ゞ
・・・
次取りかかりましょう。
お次、SATAの電源ケーブルです。
▼SSD・HDD用 SATA 電源ケーブル
ここも電源ケーブルの制作が必要になってきます。
電源はこの「電源分岐ステーション」から取りますが、出力がオスになっていますので、受け取り側は「メスのペリフェラル4ピン」が必要となます。
SSD・HDDには「メスのSATAケーブル」接続が必要になります。
・「SATA Crimp-Connector」を用意します
(MDPC-X 以外の他のお店でも買えます
例えば「performance-pcs.com」ですね)
・このままでは「ペリフェラル4ピンのメス」(上側)と、「オス」(下側)ですね
・「ペリフェラル4ピンのオス側」、こやつを加工します
・バラして、カットして、ケーブル皮膜をはがして
・カシメで圧着しました♪
・これで、もと「ペリフェラル4ピンのオス」側が「SATAのメス」に加工されました^^
良い感じです。
・同様に、SSDとHDD用に必要分を制作します
・バラして、皮膜をカットして、圧着して、取り付けて、を繰り返します
・例のように同じ長さのスリーブを用意して、ヒートシュリンクで固めます
・SSD・HDD用 電源ケーブル完成!
こちらも、数珠つなぎ状態でかさばるペリフェラルも1系統にしてスッキリ爽快です!
今までの
「数珠つなぎペリフェラル」分岐→「SSD」・「SSD」・「HDD」・「HDD」
から、
「単一ペリフェラル」分岐なし→「SSD」
「単一ペリフェラル」分岐なし→「SSD」
「単一ペリフェラル」分岐なし→「HDD」
「単一ペリフェラル」分岐なし→「HDD」
になりました^^
気持ちいいです。
・・・
そんで、次ですね。
▼フロントパネル スイッチ・LED・USB類
PCケースからフロントパネルを外します。
・こいつは手ごわそうです
・左から リセットスイッチ、1394、USB、オーディオ、USB、電源スイッチ、LEDですね
・と、一気に 完成です
ゆっくりやったので2日かかりました (^^ゞ
ポイントとして、スイッチやLED系は2本組みと1本組みがありますが、2本組みで1つのSMALLスリーブ、1本組みで1つの細いスリーブ使うとキレイにできます。
また、ヒートシュリンクはコネクタまで被せられるものは被せた方がキレイにできますし強度も出ます。
・USBはどうしても内部のケーブルが見えてしまいますので、例によって内部をブラックに塗装しています
フロントパネルに使用したスリーブは、Bitspower製を使いました♪
http://www.coolinglab.jp/index.php?dispatch=categories.view&category_id=177
CABLE SLEEVE DELUXE - OD 1/16" Black
CABLE SLEEVE DELUXE - OD 1/8" Black
Heat-Shrinkable Tube-4MM Black
Heat-Shrinkable Tube-5MM Black
(1394ファイヤワイヤは太いので、MDPC-X製のスリーブが良いかと思います)
・参考:ケーブル塗装に使っている「カーペイント」
サブPCのスリーブ化でもお世話になりました。
次です。
▼外付けファンコントローラ「NZXT SENTRY LXE」
・こいつも手ごわそうです
どうしましょうか、と構想を練ってみます。
「PCファン用の電源ケーブル」と「給電用ペリフェラル4ピン」はスリーブ化して、
「温度センサー」は細いところに取り回しが利くように素のままにしましょうか。
・と、ここで「電源分岐ステーション」からの給電を受けるため、こいつも「ペリフェラル4ピンのメス」のみにします
・不要となる「オス側」は、絶縁テープとヒートシュリンクにて補修しました ♪
これで問題なく「ペリフェラル4ピン」を一本にできますね。
・ということで、ファンコンも完成 !
長さが結構あるのでスリーブの在庫を使っちゃいます。
次は、PCファンです。
▼PCファンのスリーブ化
これらのPCファンが対象です。
- トップ排気:ENERMAX EVEREST UCEV12 ×3
- リア排気:ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×1
- HDD冷却:ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×1
- ボトム吸気:ZAWARD 140mmファン ZFL14025H-3C ×1
- フロント吸気:SilverStone SST-AP121 ×1
- 水冷ラジエター冷却:SilverStone SST-AP121 ×3
- 水冷ポンプ冷却ファン:ENERMAX MAGMA UCMA12 ×1
=計11個
・やりますかー
・コネクタも付け替えます
MDPC-Xから購入しておいた「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」に交換です♪
・ENERMAX EVEREST UCEV12 ×3 完成です
PCファンのスリーブ化はさほど難しくありませんが、ファン側のスリーブをどこまで伸ばすかがポイントになります。
・ENERMAX MAGMA UCMA12 ×1、ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×2 完成
・ZAWARD 140mmファン ZFL14025H-3C ×1 も完成
・水冷ラジエター冷却:SilverStone SST-AP121 ×3 です
お次、UV紫外線ライトです。
▼UV紫外線ライト
・「VIZO UVネオン管2本セット CCFL-UV」
こいつもかさばっていますので、バラして簡素化しましょう。
・加工します
例によって電源分岐ステーションからの給電を得るために、「ペリフェラルのメス」のみに加工します。オス側はヒートシュリンクにて補修します。
こいつは12Vの仕様となっていますので、電源ケーブルはペリフェラル4ピンの1番2番に差します。(黄色、黒色)
3ピンコネクタの場合は、真ん中の端子と、左側の端子に差して、12Vの出力から給電を取ります。
・スッキリ爽快
スイッチ用のブランケットも外しましした。
・「VIZO UVネオン管2本セット CCFL-UV」のスリーブ化 完了 です
UVつながりで「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」×2もスリーブ化します。
・「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」です。
やはりペリフェラル4ピンなのが好みじゃないですね。
→ 3ピンコネクタにしちゃいましょう。
3ピンコネクタにするために、
「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」
「Crimp contacts for fans」
この二つがいりますね。
・「Crimp contacts for fans」、「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」です
・早速 電源ケーブルを自作しましょう
弟からもらった「ケーブル皮膜はがし工具」が大活躍です。
・「クニッ」と、皮膜をはがします
・圧着しました♪
電圧は、ペリフェラル4ピンの3番と4番に刺さっていましたので、5Vですね。
・そして、「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」スリーブ化 完了 です
どこで使うかは、次回以降のお楽しみ^^
つぎ、水冷水温計もやってみましょう。
▼水冷水温計
温度センサー「Temperature sensor G1/4 with C/F Display」
・水冷水温計です
こいつもペリフェラル4ピンから、3ピンにしちゃいましょう!
・3ピンコネクタにします
上のUV LEDと同じく「Crimp contacts for fans」、「3-Pin MOLEX BLACK - Housing」を使います。
電圧は、ペリフェラル4ピンの3番と4番に刺さっていましたので、水温計も 5Vです。
・水冷水温計のスリーブ化 完了 です
3ピン仕様になって、とってもスッキリしました♪
(水冷ポンプのスリーブ化は、VGAブロックの装着時に行おうと考えています)
・・・ということで
・・・ついに
・・・長期にわたった
・・・スリーブ化が
・・・ 完成
PCにまつわるすべての電源ケーブルのスリーブ化 完了 です。
やりました (つд・` )
ここからは、完成したその姿をお楽しみください。
■スリーブ化した各種ケーブルの全容 ご紹介!!
・まずは、電源ユニットから伸びる電源ケーブルです
24ピンATX、8ピンEPS x2、PCI-E 6+2ピン x 2、ペリフェラル4ピン x2・延長ペリフェラル・延長ペリフェラル-ペリフェラルFD分岐ケーブル です。
・うつくしい・・・
・やった甲斐がありました (´;ω;`)
・SATA電源ケーブル、SATA信号ケーブル
これらは「電源分岐ステーション」から給電します。
・PCファン
左から、ボトム吸気:ZAWARD 140mmファン ZFL14025H-3C
上段左、水冷ポンプ冷却ファン:ENERMAX MAGMA UCMA12 ×1
上段右、リア排気・ HDD冷却:ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm レッド ×2
下段、トップ排気:ENERMAX EVEREST UCEV12 ×3
ラジエター、フロント吸気の分を合わせて
フロント吸気:SilverStone SST-AP121 ×1
水冷ラジエター冷却:SilverStone SST-AP121 ×3
全部で11個。
・外付けファンコントローラー
「NZXT SENTRY LXE」
・UV紫外線ライト
「VIZO UVネオン管2本セット CCFL-UV」
と、「Phobya LED 5mm TWIN ULTRA UV (紫外線LED) 」
・水温計
温度センサー「Temperature sensor G1/4 with C/F Display」
・そのすべて
存在感がすごい。
(いちおう、動作確認をしてみました。
PCが起動し、ディスプレイに映像が映り、動画再生やブラウジングができましたし、放置して30分経ってもコゲ臭くなかったので、配線は間違っていなかったようです^^)
・・・
いや〜、やりとげたー、という感じです。
サブPCの時よりも達成感が半端ないです。
1日1時間程度、期間にして4週間弱、実質3週間もかかりました。
途中でスリーブの在庫がなくなって、到着まで1週間待ちぼうけしそうでしたが、やれるところから平行作業で続けました。
▼ポイントはこんなところ
・工作精度は、サブPCの時よりも、デジタルノギスや定規を使ったことで結構な精度アップが図れたと思います
・作業効率は、作業はじめにスリーブの長さの基準を作ることが極めて重要で、その他 ヒートガンや ケーブル皮膜はずし工具を使うことでかなり作業効率がアップしたかと思います
・今回は、単なるケーブルのスリーブ化だけではなく、ケーブルマネジメントも見越した電源ケーブルの自作(制作)を行うことで、自分好みの配線にできたかと思います。
ケーブルの長さ、オス・メスの入れ替え、ペリフェラル4ピンから3ピンコネクタの交換などです
・スリーブの配色も思ったような効果が得られたので満足しています
・丁寧にやれば、本格スリーブはだれにでもできます
(今回、これが一番 言いたいことかもしれません)
時間がない子持ちの小生でも夜中に1時間ずつ、スリーブや電源に関する勉強をしながら、少しずつ作業をこなして完成にこぎつけました。
家事・育児が優先ですので作業ができない日もありますし、作業途中でも翌日の仕事のことを考えて途中でやめなければならない日もあります。そんな日は迷わずに翌日以降に作業を回します。部材がないときは注文して到着するまで気長に待ちます。焦らなくて良いのです。
大切なのは丁寧にやることです。作業を終えてみれば作業に費やした時間などは惜しくありません。完成したその姿をみてニタニタする時間の方が圧倒的に多いですので、そのニタニタする幸せを勝ち取るために丁寧に作業を進めましょう^^
丁寧にやれば本格スリーブ化はだれにでもできます。(本格水冷も一緒ですね)
・・・
あとは実際にPCに組み込んでみてどうなるかですね♪
よしよしっ!
これでやりたいことリストの「1. 電源のスリーブ化」完了です。
→ 次回は「2. ケーブルマネジメント」のあたりをやりたいと思います
今回も長々とした記事の お付き合い、ありがとうございました^^
ではでは、またです (^^)ノシ
[ 閲覧していただき ありがとうございます。
ポチっと よろしくお願いいたします ]
本格スリーブ | 06:22 | comments(16) | trackbacks(0) | - | - |
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Comment:
2011/07/14 7:42 PM, と〜やん。 wrote:
こんばんは☆いや〜お疲れ様です!
もう感無量ですね♪ほんとにすばらしいです!!弟さんの工具もいいですね〜。
フロントパネルのスイッチ類やネオン管まで抜かりがないですね(*^▽^*)
外付けのファンコンもスリーブ化することで見せ方も変わってきますね。
ケーブルマネジメントした姿がもう楽しみですっ(≧∇≦)
2011/07/14 9:11 PM, ecr33 wrote:
こんばんは。スリーブ化おめでとうございます。
実に綺麗な仕上がりですね。これで副業を手に入れましたね。
これでこそ自作PC さらなる進化を期待しております。
夢中になりすぎて、腰痛にならない様に
2011/07/15 7:28 AM, りくんちゅ。パパ wrote:
実に丁寧な仕上がりですね〜。でもおっしゃるとおり、丁寧にやっておかないと、結局やり直す羽目になったりして、時間取られるんですよね( ̄∇ ̄;)
これだけの記事UPするのも大変だったと思います。お疲れ様でした〜。
2011/07/15 8:41 AM, kaiten-sushi wrote:
>と〜やん。さん、おはようございます☆”やるならすべて”と思っていましたので、フロントパネルやファンコンなども対象にしました♪ 大変でしたが満足感の方が大きいですね。
次のケーブルマネジメントの糧にもなります(*^c^;)
自動車用の工具もとても便利で役立ちましたよ^^
またがんばりますね(・∀・)ノ
2011/07/15 8:46 AM, kaiten-sushi wrote:
> ecr33 さん。おはようございます^^ありがとうございます。
「副業」、いいかもしんない (^―^)。その、ウソです。圧倒的に作業スピードが遅いので数がさばけないですね。個人レベルなら・・・
> 夢中になりすぎて、腰痛にならない様に
さすが、わかってらっしゃる^^
ecr33 も、その道で苦労されたことがうかがえました(´・∀・)っ
どうもです♪
2011/07/15 8:55 AM, kaiten-sushi wrote:
>りくんちゅ。パパ さん、おはようございます( ̄▽ ̄)ノありがとうございます!
そうですね。後戻りや二度手間がなかった分だけ、実際は早く作業が終わったのかもしれませんね(・∀・)
>これだけの記事UPするのも大変だったと
おお、嬉しい一言です。
実は、スリーブの作業を進めながら、記事は2日に1回ペースで下書きして保存していました。一気に書き上げると、作業内容や注意点・ポイントを忘れそうでしたので小まめに書いていました (*´I`)ノ
(カンケーないですが、小まめといえば、高校16歳から22歳まで日記を付けていたことがあります (*ノωノ) )
2012/07/06 9:48 AM, らっは wrote:
こんな事をやる人がいるのかとびっくりしました。頭が下がります。ケーブルにコネクタを付けるのってどうやるんだろーと探してたらここにたどり着きました。
ありがとうございます。
2012/07/13 8:47 AM, - wrote:
管理者の承認待ちコメントです。
2012/12/20 6:01 AM, ぱんくん wrote:
はじめまして!最近、自作PCに興味を持ちましていろいろ調べていたらここに来ましたwスリーブ化素敵ですね^^芸術だww自分もスリーブ化できるようになりたいですわー^^;;
ケーブルの先?の外し方着け方(仕組みと言うべきか)が分かりません><
2012/12/20 8:39 AM, kaiten-sushi wrote:
> ぱんくんさん。こちらこそはじめまして。
スリーブ化は丁寧にやればどなたでもできます。焦らずコツコツとがコツです。
楽しんでみてください♪
2013/02/19 1:25 AM, やまだ wrote:
すみません!質問させてください!最初の方でPCI-Eについているコンデンサですが実際切り離して使っても問題ないのでしょうか?
自分のにもついているので切り取ろうか考えています(汗
2013/02/19 8:49 AM, kaiten-sushi wrote:
>やまださん。以前のコメントを引用させていただきます。
まず、大前提としてブログにも記載していますが、自作ケーブル、スリービング、自作PC、modPCはすべて"自己責任"となります。
その大前提を理解していただいた上でのご回答ですが、コンデンサの意味を理解していればなんとなくわかると思うのです。
コンデンサは電力を一定時間蓄える機能があります。LEDに使うと電源を落とした後でも緩やかにLEDが消灯していきます。
これをPCI-Eに応用したわけですから、VGAに極端に電力が流れたり止まったりするのを防ぐのだと思います。
PCI-Eケーブルにもいろいろなものがありコンデンサが仕込まれているものと、そうでないものもあります。
大丈夫か?という質問ですが、長年スリービングしたPCを運用してますが、運用が破たんするような問題は起こったことはありません。
話を戻しますが、自己責任が通例の自作PC・modPCの世界ですので、みなさんキレイさを第一優先でやられていると思いますよ。海外modなどもっとすごいことしてますし・・・。
よろしくお願いします。
2013/02/20 4:06 PM, やまだ wrote:
返答ありがとうございます!自分もイジイジやっているのですが不安ばっかりで(汗)コンデンサは切り取らず配線加工をして移動させつつ綺麗にやってみます(((o(*゚▽゚*)o)))
周りにPCマニアいないし誰にも見せることはないのですが、ブログで拝見させていただくとやりたくなってきます!
2015/03/16 8:19 AM, 名前は未だない。 wrote:
はじめまして。以前よりこの素敵なコンテンツを拝見させていただいております。
読んでいる間は時間を忘れてしまっています(笑)
質問させていただきたいのですが、スリーブはそれぞれ合計何メートルほど使われましたでしょうか?
太さと合計の長さ を教えていただけると幸いです。
2015/04/02 11:20 PM, kaiten-sushi wrote:
>名前は未だない。さん。睡眠もままならない怒涛の忙しさですみません。
長さはご自身がお持ちの電源ユニットによって異なります。
たとえば、ATX24Pinが30cmの場合、30cm x 24本、PCI-Eが20cmの場合は、20cm x 6本もしくは、20cm x 8本。。。というふうに計算していきます。
必ず多めに買うことをお勧めします。
太さはMDPC-Xの標準サイズです。
よろしくお願いします。
2018/04/04 3:31 PM, BINGE wrote:
こんにちは、兵庫県在住BINGEともうします。電源ケーブルの件を拝見させていただきました。
当方は、パソコン内部電源ケーブル(ペリフェラルケーブル等)について、DOS/V機になってから約20年ほど、ほったからしで、詳しい仕様はおろか、
自分)→何それ?
という感じでしたが、PC内部電線のスリーブ化をして、ごちゃごちゃのPCケースないのケーブルをスリーブ化して、すっきりさせてみるか?と思っています。
温度計設置にあたって、PC配線関係の自分のつぶやきを書きましたので、よろしかったら、見てやってください。
それでは。
117.パソコン用の温度計について
http://binge3.web.fc2.com/bun/117.html
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