スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    - | | - | - | - | - |
    << 「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷作業(失敗編) | main | 。゚+.謹賀新年゚+.゚(○。_。)ペコッ >>

    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」クーラントも自作!(準備編)

    おはようございます。
    kaiten-sushiです。

    年末の忙しさに加え、制作依頼PCが入ったりで、自分のPC の mod作業が遅れていました。
    少しだけ進捗しましたので、そのご報告です。

    以前、水冷作業のクーラントの作成にて、染色剤が「びゅっ」っと出て、半分くらいになっちゃいました。(´;ω;`)

    >なかなか出てこないと思ったら、先端が固まっていたんです。
    >強く押したら、先端の栓が抜けた感じで勢いよく飛び出して行きました。(-_-;)
    >Blood red だけに、文字通り小生の手も血まみれ。
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷作業(失敗編)
    DSCF6671.jpg

    DSCF6672.jpg

    簡単に言うと、失敗しちゃったわけですが。
    クーラントもなくなっちゃいましたので、自分でクーラントを自作してもっと大量に作ります。

    いままでのクーラントは 出来合いの「ストレートタイプ」でしたが、
    今度は自分で添加剤と精製水を用意して、一定の割合で希釈して必要量を作りたいと思います。(「希釈タイプ」です)
    ただ「Blood Red」は、とっても良い色合いでしたので、この染色剤は再発注しました。

    本日は、その精製水と添加剤の準備までの内容です。

    ▼参考までに、mod 第二弾の進捗状況はこんな感じになっています♪
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷作業(失敗編)
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」modスイッチ、ネオン管、LED設置
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ファンコン(ZM-MFC1 Combo)ケーブル自作、ケーブルマネジメント、LED自作・リザーバ設置
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」SATA集中電源スリーブ化・コネクタ加工、ケーブルマネジメント、VGAラジ・ネオン管設置
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ラジ設置、PCファン加工・設置、リザーバにポンプ取り付け
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ネオン管用 電源ケーブル自作♪
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷ポンプ用 電源ケーブル自作♪
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」modスイッチの取り付け(途中)
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」フロントパネルLEDの交換♪
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」VGAラジエターと,ケース補強ステーの取り付け^^
    「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ジグソーでラジ穴あけ、その他加工♪

    >>続きです。

    まず、クーラントの説明が必要ですね。

    ■クーラントの説明

    「クーラントも自作!」ということで、今度は水冷PCの冷却液(クーラント)を自分で作ってみます。
    クーラントの自作とは、自分で添加剤と精製水を用意して、一定の割合で希釈して必要量を作ります。

    水冷PCのクーラントには、希釈タイプと、ストレートタイプ(薄めずにそのままで使用できる)の2つのタイプがあります。
    小生はいままで後者のストレートタイプの方をお手軽に使っていましたが、希釈タイプの方がコスパが良いし、添加剤の成分を自分で選べるので、こちらも試してみたくなりました。

    一般的に、クーラントと聞くと自動車やバイクの冷却液を思い出しますね。LLC(ロング・ライフ・クーラント。最近は発がん性のないノンアミン系が主流)な どと呼び、エンジンやラジエターの中を流れて冷却することが知られています。(バイクなんか乗っている人はラジエター液を自分で交換しているじゃないで しょうか)

    水冷PCの黎明期には、これら自動車・バイク用のクーラントを水冷PCに代用していました(いまでも普通に使用できますよ)。
    メリットとしては、水冷PCのクーラントと違い、こちらはホームセンターで簡単に手に入るし、お安いということ。そこで今回 試してみたいと思ったわけです。


    ▼希釈の割合

    クーラントの希釈の割合ですが「精製水(水)」と「添加剤」を何対何で混ぜるか(薄めるか)によって決まります。添加剤の種類によってその割合は異なります が、精製水 9:添加剤 1、精製水 4:添加剤 1、など様々です。添加剤を少なく精製水を多めにすると、冷却重視ですが電蝕しやすくなります。逆に精製水を少なく添加剤を多くすると、あまり冷えなくなります。


    ▼添加剤の成分

    添加剤の成分は、エチレングリコール(弱毒性)やプロピレングリコール(無毒)などを使用します。添加剤の効果としては、電蝕効果(アンチコロージョン)、防腐効果、UV・染色、潤滑油効果があります。一番のメリットは、水冷パーツを電飾から守る電蝕効果(アンコロ)ですね。


    前置きはこのくらいにして、実際にクーラントを作る材料のご紹介です。


    ■自作クーラントの用意

    ・高純度精製水2リットルと、バッテリー用補充液2リットル
     左側は、「高純度の精製水」です。
     右側は、「自動車のバッテリー補充液」です。
     薬局ではなく、ホームセンターと、カーショップにて購入しました。
    DSCF6686.jpg


    「高純度精製水」の用途
     理化学用、医療機器用、工業用、商業用、その他。
     主に洗浄用に使用しているようですね。
     この精製水ができるまでに、ろ過やUV・イオン処理と、すごい製造工程を経ています・・・。 
    DSCF6687.jpg


    「バッテリー補充液」の用途
     文字通りバッテリー補充液ですが、自動車やバイク、特殊車両の用途ですね。
     この成分は精製水なのですが、バッテリー補充液は硫酸を含むものもありますので、取り扱いには注意が必要です。
    DSCF6688.jpg

    もう一つの精製水。

    「コンタクトレンズ用」の精製水です
     高純度ではなく、熱処理をしているだけですかね。
     こちらは薬局にて購入しました。
    DSCF6691.jpg



    ・そしてキモとなる「添加剤」と「染色剤」です
     「PrimoChill Blood Red」の希釈タイプです。(「ストレートタイプ」も存在します。今まで使っていました)
     この「添加剤」は無害とのことですので、成分はおそらくプロピレングリコールかと思われます。
     「染色剤」は色合いが気に入りましたので、PrimoChil の Blood Red をリピートします。
    DSCF6689.jpg


    ・上が「染色剤」、下が「添加剤」です
     添加剤(クーラント)は、1ガロン(約3.78リットル)の精製水で希釈して使用します。小生は上の高純度精製水2リットルにて希釈しますので、電飾防止の効果が高くなります。
    DSCF6690.jpg

    ・・・

    今回、精製水だけでもいろいろな種類があることがわかりました。
    薬局に置いてあるもの、ホームセンターに置いてあるもの、カーショップに置いてあるもの。今回は、大きく分けて3種類の精製水を集めてみました。

    水冷パーツには、「バッテリー補充液」にて添加剤を希釈して使用するのが良いようですね。
    「高純度の精製水」にて希釈してもよさそう。
    パーツの洗浄には「コンタクトレンズ用」の精製水を使いたいと思います。


    本日は、こんな感じでした。
    それでは、またです(^^)ノシ

    [  閲覧していただき ありがとうございます。
     ポチっと よろしくお願いいたします  ]
     人気ブログランキングへ  人気ブログランキングへ
    0
      本格水冷 | 06:18 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |

      スポンサーサイト

      0
        - | 06:18 | - | - | - | - |
        Comment:
        2011/12/28 9:45 AM, と〜やん。 wrote:
        おはようございます^^
        おぉ高純度精製水!2リットルもあると心強いですね☆
        バッテリー補充液はバイク目的でカーショップ探索したこともありました。カーショップで水冷絡みもGETできれば一石二鳥かもw
        クーラント自作は未知の領域なんで興味あります〜♪
        2011/12/29 9:00 AM, kaiten-sushi wrote:
        >と〜やん。さん。
        おはようございます。
        自分で希釈すると大量発注ができますので、このあたりに余裕が出ますね♪

        そうですね。バイクも車もPCも同じ精製水で兼用できればなお良しです。

        自分もこの領域には興味がありましたので、試してみたくなりました(^^ゞ
        2016/05/17 9:32 PM, setsuna wrote:
        初めまして。自作PC&水冷に初挑戦しようとしているものです。
        クーラントは、「添加剤」と「精製水」を混ぜクーラントを作り、そこに「染色剤」を混ぜて着色するのですね。
        添加剤→http://www.oliospec.com/shopdetail/000000003386/ct532/page1/order/
        染色剤→http://www.performance-pcs.com/mayhems-non-stain-green-dye-15ml.html
        ↑この二つと精製水を混ぜればいいということでしょうか?
        Add a comment:









        Trackback:
        トラックバック機能は終了しました。