「Obsidian CC800DW mod 第二弾」クーラントも自作!(準備編)
2011.12.27 Tuesday/
おはようございます。
kaiten-sushiです。
年末の忙しさに加え、制作依頼PCが入ったりで、自分のPC の mod作業が遅れていました。
少しだけ進捗しましたので、そのご報告です。
以前、水冷作業のクーラントの作成にて、染色剤が「びゅっ」っと出て、半分くらいになっちゃいました。(´;ω;`)
>なかなか出てこないと思ったら、先端が固まっていたんです。
>強く押したら、先端の栓が抜けた感じで勢いよく飛び出して行きました。(-_-;)
>Blood red だけに、文字通り小生の手も血まみれ。
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷作業(失敗編)
簡単に言うと、失敗しちゃったわけですが。
クーラントもなくなっちゃいましたので、自分でクーラントを自作してもっと大量に作ります。
いままでのクーラントは 出来合いの「ストレートタイプ」でしたが、
今度は自分で添加剤と精製水を用意して、一定の割合で希釈して必要量を作りたいと思います。(「希釈タイプ」です)
ただ「Blood Red」は、とっても良い色合いでしたので、この染色剤は再発注しました。
本日は、その精製水と添加剤の準備までの内容です。
▼参考までに、mod 第二弾の進捗状況はこんな感じになっています♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷作業(失敗編)
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」modスイッチ、ネオン管、LED設置
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ファンコン(ZM-MFC1 Combo)ケーブル自作、ケーブルマネジメント、LED自作・リザーバ設置
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」SATA集中電源スリーブ化・コネクタ加工、ケーブルマネジメント、VGAラジ・ネオン管設置
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ラジ設置、PCファン加工・設置、リザーバにポンプ取り付け
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ネオン管用 電源ケーブル自作♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷ポンプ用 電源ケーブル自作♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」modスイッチの取り付け(途中)
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」フロントパネルLEDの交換♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」VGAラジエターと,ケース補強ステーの取り付け^^
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ジグソーでラジ穴あけ、その他加工♪
>>続きです。
kaiten-sushiです。
年末の忙しさに加え、制作依頼PCが入ったりで、自分のPC の mod作業が遅れていました。
少しだけ進捗しましたので、そのご報告です。
以前、水冷作業のクーラントの作成にて、染色剤が「びゅっ」っと出て、半分くらいになっちゃいました。(´;ω;`)
>なかなか出てこないと思ったら、先端が固まっていたんです。
>強く押したら、先端の栓が抜けた感じで勢いよく飛び出して行きました。(-_-;)
>Blood red だけに、文字通り小生の手も血まみれ。
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷作業(失敗編)
簡単に言うと、失敗しちゃったわけですが。
クーラントもなくなっちゃいましたので、自分でクーラントを自作してもっと大量に作ります。
いままでのクーラントは 出来合いの「ストレートタイプ」でしたが、
今度は自分で添加剤と精製水を用意して、一定の割合で希釈して必要量を作りたいと思います。(「希釈タイプ」です)
ただ「Blood Red」は、とっても良い色合いでしたので、この染色剤は再発注しました。
本日は、その精製水と添加剤の準備までの内容です。
▼参考までに、mod 第二弾の進捗状況はこんな感じになっています♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷作業(失敗編)
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」modスイッチ、ネオン管、LED設置
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ファンコン(ZM-MFC1 Combo)ケーブル自作、ケーブルマネジメント、LED自作・リザーバ設置
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」SATA集中電源スリーブ化・コネクタ加工、ケーブルマネジメント、VGAラジ・ネオン管設置
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ラジ設置、PCファン加工・設置、リザーバにポンプ取り付け
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ネオン管用 電源ケーブル自作♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」水冷ポンプ用 電源ケーブル自作♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」modスイッチの取り付け(途中)
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」フロントパネルLEDの交換♪
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」VGAラジエターと,ケース補強ステーの取り付け^^
・「Obsidian CC800DW mod 第二弾」ジグソーでラジ穴あけ、その他加工♪
>>続きです。
まず、クーラントの説明が必要ですね。
■クーラントの説明
「クーラントも自作!」ということで、今度は水冷PCの冷却液(クーラント)を自分で作ってみます。
クーラントの自作とは、自分で添加剤と精製水を用意して、一定の割合で希釈して必要量を作ります。
水冷PCのクーラントには、希釈タイプと、ストレートタイプ(薄めずにそのままで使用できる)の2つのタイプがあります。
小生はいままで後者のストレートタイプの方をお手軽に使っていましたが、希釈タイプの方がコスパが良いし、添加剤の成分を自分で選べるので、こちらも試してみたくなりました。
一般的に、クーラントと聞くと自動車やバイクの冷却液を思い出しますね。LLC(ロング・ライフ・クーラント。最近は発がん性のないノンアミン系が主流)な どと呼び、エンジンやラジエターの中を流れて冷却することが知られています。(バイクなんか乗っている人はラジエター液を自分で交換しているじゃないで しょうか)
水冷PCの黎明期には、これら自動車・バイク用のクーラントを水冷PCに代用していました(いまでも普通に使用できますよ)。
メリットとしては、水冷PCのクーラントと違い、こちらはホームセンターで簡単に手に入るし、お安いということ。そこで今回 試してみたいと思ったわけです。
▼希釈の割合
クーラントの希釈の割合ですが「精製水(水)」と「添加剤」を何対何で混ぜるか(薄めるか)によって決まります。添加剤の種類によってその割合は異なります が、精製水 9:添加剤 1、精製水 4:添加剤 1、など様々です。添加剤を少なく精製水を多めにすると、冷却重視ですが電蝕しやすくなります。逆に精製水を少なく添加剤を多くすると、あまり冷えなくなります。
▼添加剤の成分
添加剤の成分は、エチレングリコール(弱毒性)やプロピレングリコール(無毒)などを使用します。添加剤の効果としては、電蝕効果(アンチコロージョン)、防腐効果、UV・染色、潤滑油効果があります。一番のメリットは、水冷パーツを電飾から守る電蝕効果(アンコロ)ですね。
前置きはこのくらいにして、実際にクーラントを作る材料のご紹介です。
■自作クーラントの用意
・高純度精製水2リットルと、バッテリー用補充液2リットル
左側は、「高純度の精製水」です。
右側は、「自動車のバッテリー補充液」です。
薬局ではなく、ホームセンターと、カーショップにて購入しました。
・「高純度精製水」の用途
理化学用、医療機器用、工業用、商業用、その他。
主に洗浄用に使用しているようですね。
この精製水ができるまでに、ろ過やUV・イオン処理と、すごい製造工程を経ています・・・。
・「バッテリー補充液」の用途
文字通りバッテリー補充液ですが、自動車やバイク、特殊車両の用途ですね。
この成分は精製水なのですが、バッテリー補充液は硫酸を含むものもありますので、取り扱いには注意が必要です。
もう一つの精製水。
・「コンタクトレンズ用」の精製水です
高純度ではなく、熱処理をしているだけですかね。
こちらは薬局にて購入しました。
・そしてキモとなる「添加剤」と「染色剤」です
「PrimoChill Blood Red」の希釈タイプです。(「ストレートタイプ」も存在します。今まで使っていました)
この「添加剤」は無害とのことですので、成分はおそらくプロピレングリコールかと思われます。
「染色剤」は色合いが気に入りましたので、PrimoChil の Blood Red をリピートします。
・上が「染色剤」、下が「添加剤」です
添加剤(クーラント)は、1ガロン(約3.78リットル)の精製水で希釈して使用します。小生は上の高純度精製水2リットルにて希釈しますので、電飾防止の効果が高くなります。
・・・
今回、精製水だけでもいろいろな種類があることがわかりました。
薬局に置いてあるもの、ホームセンターに置いてあるもの、カーショップに置いてあるもの。今回は、大きく分けて3種類の精製水を集めてみました。
水冷パーツには、「バッテリー補充液」にて添加剤を希釈して使用するのが良いようですね。
「高純度の精製水」にて希釈してもよさそう。
パーツの洗浄には「コンタクトレンズ用」の精製水を使いたいと思います。
本日は、こんな感じでした。
それでは、またです(^^)ノシ
[ 閲覧していただき ありがとうございます。
ポチっと よろしくお願いいたします ]
■クーラントの説明
「クーラントも自作!」ということで、今度は水冷PCの冷却液(クーラント)を自分で作ってみます。
クーラントの自作とは、自分で添加剤と精製水を用意して、一定の割合で希釈して必要量を作ります。
水冷PCのクーラントには、希釈タイプと、ストレートタイプ(薄めずにそのままで使用できる)の2つのタイプがあります。
小生はいままで後者のストレートタイプの方をお手軽に使っていましたが、希釈タイプの方がコスパが良いし、添加剤の成分を自分で選べるので、こちらも試してみたくなりました。
一般的に、クーラントと聞くと自動車やバイクの冷却液を思い出しますね。LLC(ロング・ライフ・クーラント。最近は発がん性のないノンアミン系が主流)な どと呼び、エンジンやラジエターの中を流れて冷却することが知られています。(バイクなんか乗っている人はラジエター液を自分で交換しているじゃないで しょうか)
水冷PCの黎明期には、これら自動車・バイク用のクーラントを水冷PCに代用していました(いまでも普通に使用できますよ)。
メリットとしては、水冷PCのクーラントと違い、こちらはホームセンターで簡単に手に入るし、お安いということ。そこで今回 試してみたいと思ったわけです。
▼希釈の割合
クーラントの希釈の割合ですが「精製水(水)」と「添加剤」を何対何で混ぜるか(薄めるか)によって決まります。添加剤の種類によってその割合は異なります が、精製水 9:添加剤 1、精製水 4:添加剤 1、など様々です。添加剤を少なく精製水を多めにすると、冷却重視ですが電蝕しやすくなります。逆に精製水を少なく添加剤を多くすると、あまり冷えなくなります。
▼添加剤の成分
添加剤の成分は、エチレングリコール(弱毒性)やプロピレングリコール(無毒)などを使用します。添加剤の効果としては、電蝕効果(アンチコロージョン)、防腐効果、UV・染色、潤滑油効果があります。一番のメリットは、水冷パーツを電飾から守る電蝕効果(アンコロ)ですね。
前置きはこのくらいにして、実際にクーラントを作る材料のご紹介です。
■自作クーラントの用意
・高純度精製水2リットルと、バッテリー用補充液2リットル
左側は、「高純度の精製水」です。
右側は、「自動車のバッテリー補充液」です。
薬局ではなく、ホームセンターと、カーショップにて購入しました。
・「高純度精製水」の用途
理化学用、医療機器用、工業用、商業用、その他。
主に洗浄用に使用しているようですね。
この精製水ができるまでに、ろ過やUV・イオン処理と、すごい製造工程を経ています・・・。
・「バッテリー補充液」の用途
文字通りバッテリー補充液ですが、自動車やバイク、特殊車両の用途ですね。
この成分は精製水なのですが、バッテリー補充液は硫酸を含むものもありますので、取り扱いには注意が必要です。
もう一つの精製水。
・「コンタクトレンズ用」の精製水です
高純度ではなく、熱処理をしているだけですかね。
こちらは薬局にて購入しました。
・そしてキモとなる「添加剤」と「染色剤」です
「PrimoChill Blood Red」の希釈タイプです。(「ストレートタイプ」も存在します。今まで使っていました)
この「添加剤」は無害とのことですので、成分はおそらくプロピレングリコールかと思われます。
「染色剤」は色合いが気に入りましたので、PrimoChil の Blood Red をリピートします。
・上が「染色剤」、下が「添加剤」です
添加剤(クーラント)は、1ガロン(約3.78リットル)の精製水で希釈して使用します。小生は上の高純度精製水2リットルにて希釈しますので、電飾防止の効果が高くなります。
・・・
今回、精製水だけでもいろいろな種類があることがわかりました。
薬局に置いてあるもの、ホームセンターに置いてあるもの、カーショップに置いてあるもの。今回は、大きく分けて3種類の精製水を集めてみました。
水冷パーツには、「バッテリー補充液」にて添加剤を希釈して使用するのが良いようですね。
「高純度の精製水」にて希釈してもよさそう。
パーツの洗浄には「コンタクトレンズ用」の精製水を使いたいと思います。
本日は、こんな感じでした。
それでは、またです(^^)ノシ
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本格水冷 | 06:18 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
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Comment:
2011/12/28 9:45 AM, と〜やん。 wrote:
おはようございます^^おぉ高純度精製水!2リットルもあると心強いですね☆
バッテリー補充液はバイク目的でカーショップ探索したこともありました。カーショップで水冷絡みもGETできれば一石二鳥かもw
クーラント自作は未知の領域なんで興味あります〜♪
2011/12/29 9:00 AM, kaiten-sushi wrote:
>と〜やん。さん。おはようございます。
自分で希釈すると大量発注ができますので、このあたりに余裕が出ますね♪
そうですね。バイクも車もPCも同じ精製水で兼用できればなお良しです。
自分もこの領域には興味がありましたので、試してみたくなりました(^^ゞ
2016/05/17 9:32 PM, setsuna wrote:
初めまして。自作PC&水冷に初挑戦しようとしているものです。クーラントは、「添加剤」と「精製水」を混ぜクーラントを作り、そこに「染色剤」を混ぜて着色するのですね。
添加剤→http://www.oliospec.com/shopdetail/000000003386/ct532/page1/order/
染色剤→http://www.performance-pcs.com/mayhems-non-stain-green-dye-15ml.html
↑この二つと精製水を混ぜればいいということでしょうか?
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