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    「AdobeRGB」環境構築 への道(SX2262W,Quadro410,DisplayPortケーブル,Adobe Lightroom5)

    こんにちは。
    kaiten-sushiです。

    デジイチの購入当初は資金不足で高色域ディスプレイまでは購入できませんでしたが、
    そろそろ憧れの「AdobeRGB」環境構築を進めていこうかと。

    もともと「XL2410T」ディスプレイは所有していますが、
    こちらの特徴は、遅延が少なく、120Hz駆動なのですが、
    FPSに特化しているため、画質は極めて汚いです。

    子供の写真や風景を撮影するようになって、もっとキレイに色の再現性が高いディスプレイが
    ほしいと思うようになりました。

    ここ数カ月ずっと高色域に対応したディスプレイの価格動向を見ており、
    ここにきてナナオの高色域ディスプレイの値段が下落!
    約5万→約3.5へ

    買うなら今でしょ!
    ということでゲットです。

    名称未設定 1.jpg
    「AdobeRGB」カバー率95%のディスプレイのゲットです。

    今回は記事が長いので注意が必要です。なんてね(^_^;)

    >>続きです。


    ▼そもそも「AdobeRGB」って何?

    自分なりに調べた結果ですが、Adobe Systemsが定義した色空間(カラースペース)のことで、
    「sRGB」に比べても広い範囲の再現領域を持ち、きめの細やかな色彩の表現が可能となっています。
    印刷物に対する適合性も高いため、DTP(印刷物の企画・デザイン・版下作業)の 分野では、AdobeRGBが標準的に用いられていることが多い。

    小生もデジイチで撮影した写真はプリントアウトすることが多いので、ディスプレイとプリンタから出力された用紙の色を合わせたいと思いました。

    最近では、デジタルカメラなどにAdobeRGBが採用される機種が増えてきていますが、
    「sRGB」のみ対応している一般的な液晶ディスプレイでは、AdobeRGBの色空間(
    カラースペース)を肉眼で
    確認することはできないため、AdobeRGBが表示可能な高色域なモニタが必要となります。


    色空間(カラースペース)には、sRGB、AdobeRGB、CMYK、NTSCなど複数の種類があります。
    AdobeRGBよりもさらに広いProphotoRGBと呼ばれる色空間もあります。
    その図が次です。

    ・複数の種類がある色空間
     b1-d-img-1.jpg
     「Yxy表色系で一般的な色空間を図にしたもの」


    そもそも、デジイチで撮影するときに「RAW」という保存形式を選べますが、
    RAWは画像生成以前の生データであり、色空間の概念はありません。
    (ただ、色空間をはじめとしたホワイトバランスなどの情報は、RAWファイルに付加されます)

    RAWファイルを開く時、現像ソフトでは、この情報をもとに画像を開きますが、現像の段階では
    色空間やホワイトバランスなどの変更は可能なので、色空間をそろえなくても問題は生じません。

    色情報を多さを比較するとこんな感じでしょうか。
     RAW > ProPhotoRGB > AdobeRGB > sRGB


    ◎それで「AdobeRGB」環境を構築するために自分なりに調べた結果、
     一式「AdobeRGB」環境をそろえるには、それなりの機器が必要なことがわかりました。
    具体的には、次のインプット→アウトプット までのワークフローの機器が必要になります。

    1.AdobeRGBに対応した「デジイチ」
     色空間を sRGBとAdobeRGB から選択できる機種が必要です。
     もう少し言うと RAWで撮影できるデジイチです。RAW自体には色空間を持っていませんので、
     写真をPCの取り込んでソフト側で現像する際にAdobeRGBなど色空間を指定します。

    2.AdobeRGBに対応した「液晶ディスプレイ」
     これも重要です。
     最近では「AdobeRGBのカバー率95%」などとキャッチコピーに出回る製品が多く、
     低価格化が進んでいます。

    3.液晶ディスプレイの色合わせに「ハードウェアカラーキャリブレーター」
     これはディスプレイにキャリブレーターをあてがって、ディスプレイに正しい色を認識・設定させる機器です。
     (※小生は今回は予算の都合でこちらは購入できませんでした)

    4.AdobeRGBに対応した(10Bit出力させる)「画像処理ソフト」
    ・PhotshopCS4以降(4と5はドライバ設定必要。6はアプリで設定)で対応
    ・ZONER Photo Studio 13PRO以降が対応
    ・Adobeが扱う高色域にProPhotoRGBで編集作業を行う場合は Photoshop Lightroom5 があり、
     表示や現像メニューのソフト校正を選択するとAdobeRGBやプリンタドライバの校正表示が選べます。

    5.AdobeRGBに対応した「プリンタ」
     プリンタは安い機種でも AdobeRGB で出力されるものが多いです。

    あと、意外と盲点なのが次の2つです。

    6.PCと液晶ディスプレイを接続する「DisplayPort」ケーブル
     DisplayPort:1024 階調(65281 階調中)、DVI:256 階調(65281 階調中)となり、
     表示色で比べると DisplayPorが 約10億7374万色:10 bit対応(約278兆色中/16 bit-LUT)であり、
     DVIが 約1677万色:8 bit対応(約278兆色中/16 bit-LUT) であるため、
     「DisplayPort」ケーブルも必須になります。

    7.「10bit出力可能なグラボ」(DisplayPortに対応していること)
     OpenGLが使用可能なグラボの組み合わせが必要となるようで、
     ATI Fire GL/Proシリーズの数製品と、最近の nVidia Quadroシリーズで動作するとのこと。
     つまりが、ゲーミングなGeforce(DirectX) モデルのグラボでは10bit表示はできない。

    この1から5までのワークフローと、表示させるディスプレイとグラボが必要なようです。


    ・・・

    まず、ディスプレイですが、小生はこちらを購入しました。

    ▼ディスプレイ:SX2262W


    商品説明です。
    ・22.0型でWUXGY(1920×1200)の高精細表示に対応。
    ドットピッチが.247mm
    ・豊かな色表現を実現する、10bit入力対応DisplayPort搭載
    ・NTSC比92%、AdobeRGBカバー率95%の広色域表示に対応。
    ・精度の高い色確認を実現する、輝度・色度安定回路搭載。
    ・輝度ムラ・色ムラを低減する、デジタルユニフォミティ補正回路搭載。
    16bit内部演算処理と12bitガンマ補正により、滑らかな階調表示と正確な色表現を実現。
    sRGB空間変換機能を搭載。
    ・操作性や視認性の向上した新OSD/ボタンガイド。動画表示性能を備えたコントラスト拡張・輪郭補正。
    ハードウェアキャリブレーション対応
    ・色覚シュミレーション用のモニター制御ソフトウェアUniColorPro対応。
    ・5年間保証。
    というあっぱれ仕様。

    そのほかにも、AdobeRGBに対応したディスプレイはいくつかありました。
    ・EIZO SX2462W-HX
    ・NEC  MultiSync LCD-P241W
    ・DELL U2413
    ・ASUS PA246Q

    今回の要件では、EIZO SX2262W にしてよかったなぁと。

    んで、EIZO SX2262W の着弾です!!

    ・22インチなのに箱がでかい
     奥行きがある。
    DSCF9025.jpg

    ・なるほど、本体に奥行きがあるのですな
    DSCF9026.jpg

    ・アームも垂直に動いてくれるので使いやすいです
    DSCF9027.jpg

    ・写真を映してみた印象が、色がすげー、ドットピッチすげー!
     RAW現像した写真を見たら、"色って実はこんな色をしていたのか"と感動。
     またドットピッチが 0.247mmなのですごく高精細です。
     Webの画像(sRGB)もクッキリです。
    DSCF9038.jpg

    ・特に植物や風景がキレイ
     青色と緑色の色彩が豊かになりました。
    DSCF9040.jpg

    ・また、カラーマッチングツール「EasyPIX231」が使いやすい
     こんな感じでプロファイルを3つ作れます。
     使用後の経過時間も表示され、100時間経過すると経たるのでまた色合わせをするように
    メッセージで注意喚起されます。
    名称未設定 1.jpg

    ・ハードウェア キャリブレーションも対応していますが、今回はプリンタ用紙を手にとって
     色を肉眼で合わせてみました
    名称未設定 2.jpg


    ・あと「ScreenManager Pro for LCD 」ソフトが便利
     使うアプリケーションによって、ディスプレイの色域を自動で変更させることができます。
     たとえば、ブログを書くときはWebブラウザの「FIREFOX」を使うので「sRGB」に設定して、
     Photoshopを使うときには、「AdobeRGB」に設定することも可能です。
    名称未設定 1.jpg

    ・「FIREFOX」が開かれると、自動で「sRGB」になります。
     これは便利でいちいちディスプレイのボタンに手をやらなくても自動で変更されるのが素敵です。
    名称未設定 2.jpg


    印象ですが、
    さすがに24インチまで払うお金がなく22インチにしたのですが、大きさ的には十分でした。
    なにより、内部演算処理は16bit、色彩再現を決定づける設計図の役目を持つLUT(ルックアップテーブル)も
    12bitですので、ゆとりの設計がなされていおり、安心してAdobe RGBの確認が行えました。
    CAD、イラストレーター、Photoshop、web閲覧、デジイチの写真管理のための液晶ディスプレイとしては
    ベストバイかと思いました。


    ・・・

    次はグラフィックボードです。

    ▼グラフィックボード:Quadro 410


    10bit表示(10億色)のため、AdobeRGB環境構築のため、Quadoなグラボを購入しました。
    Quadroとは、Adobe社のPhotoshopなどデザイナー・CADなど専門用途、業務用途に適したグラボです。
    OpenGLやCUDAを多用するような、動画エンコードソフトや動画処理、画像処理ソフトなどを
    使う方が対象ですね。

    動画再生支援機能が使えないという情報や、ゲーム性能は通常のGeforce GTXシリーズに比べてかなり低いので、
    専門機能に特化したものです。
    ゲーム用途は、Geforceなグラボ(3D APIはDirectX)を使いましょう。

    2560×1600対応ディスプレイを2 台接続した場合、最大5120×1600 の広大なデスクトップ領域と、
    超高解像度を出力します。


    調べてみると、10bit表示に対応しているグラボは ATIとNVDIAで発売されていました。

    ・「AMD ATI」
     FirePro Vx7xxシリーズ , FirePro Vx8xxシリーズ , FirePro Vx9xxシリーズ。
     FireGL Vx6xxシリーズ。

    ・「NVIDIA」(エルザ,一部HP)
     Quadro 410 , Quadro 600 , Quadro 2000 , Quadro 4000 ,
     Quadro 5000 , Quadro 6000

    http://www.elsa-jp.co.jp/quadro/contents14_2.html
    名称未設定 2.jpg

    http://www.elsa-jp.co.jp/quadro/contents14.html
    名称未設定 1.jpg


    ・小生は Quadro 410 にしましたよ。
     Kepler世代ですね。

     http://www.elsa-jp.co.jp/products/graphicsboard/quadro_410/index.html
     「NVIDIA® Quadro® 410 は最新の28nm プロセス採用グラフィックスプロセッサを搭載し、NVIDIA® スケーラブル・ジオメトリ・エンジンとGigaTheread™ エンジンにより、OpenGL アプリケーションの処理を最大限に加速します。
    最新のOpenGL 4.2 をサポートし、これからCAD や3DCG を始める方やライトユーザー、そして医療向けアプリケーションユーザーにも最適なパフォーマンスを提供するエントリークラスのプロフェッショナルグラフィックスボードです」とのことです。

    参考までにkepler世代(GK110)のQuadroラインナップです。
    やっと下から上まで勢ぞろいしましたね。
    006.jpg


    んで、着弾です。

    ・お金がないんでELSAではなく、HPモデルにしました^^
    DSCF9052.jpg

    ・しかも ソフマップの中古です^^
    DSCF9053.jpg

    ・じゃじゃーん「Quadro 410」登場!
     かわゆいですね。
    DSCF9054.jpg


    ・もちろんDisplayPortケーブルも購入
    DSCF9055.jpg

    ・第一印象、太い
     これなら10bit情報も転送できそうな気がします。
    DSCF9059.jpg

    ・10bit表示するには、ドライバ上の設定も必要です
     グローバル設定を「Force 10 bits per component」にします。
    名称未設定 1.jpg

    ・Windows 7の設定
     NVIDIA Quadroを使用する場合は必要ありません。
     Windows 7環境でAMD FirePro/FireGL を使用して10bit表示を行うためには、
     Windows Aeroをオフにする必要があります。
    1 デスクトップを右クリックし、「個人設定」を開く。
    2 「Aeroテーマ」以外のテーマ※を選択する。
     「ベーシックテーマとハイコントラストテーマ」にあるテーマなど
    ※NVIDIA Quadroシリーズでは、DisplayPort接続時のみ10bit表示が可能です。


    交換すると画面がシャープになりアンチエイリアシングがかかったように処理中の表示もなめらかです。

    Photoshopの画像処理も高速化しました。
    画像処理特有のソフトが落ちる回数が減ってとても安定しました。
    さすがワークステーション品質。

    また「3DのGoogleEarth」や「Tokyo Roppongi Gigapixel」も見ましたが、表示がキレイでヌルヌルです。
    「Tokyo Roppongi Gigapixel」↓
    ・http://360gigapixels.com/tokyo-gigapixel-roppongi-hills-mori-tower/

    Quadroと高色域ディスプレイのコンボはすばらしいです。


    ▼番外編
     Quadro410 を水冷化しようとしましたが、水枕のねじ穴があわずに断念しました(ーー)

    ・GTX580とQuadro410を比べてみたところ
     コードネームでいうと、fermi と kepler の違いです。
     種類でいうと Geforce(DirectX) と Quadro(OpenGL) の違いです。
     大きさでいうと 2slot占有 と 1slot占有 の違いです。
    DSCF9056.jpg

    ・HeatKiller のユニバーサルの水枕をつけてみようとしたのですが・・・
    DSCF9060.jpg

    ・ダメでした・・・
    DSCF9061.jpg

    ・なので、GTX580のシャットオフバルブをはずして、InとOutをつなぎなおして
     (GTX580の) 水路をスルーして、Quadro410 は空冷にしましたよ。
     スルーしたのはサウンドカードに載っている部分で ここにGTX580がつながっていました。
    20130728-_MG_5768.jpg

    ・Quadro410かわゆい
     いつか Quadro2000 を水冷化したい! と思うのであった^^
    20130728-_MG_5770.jpg

    ※ちなみに上の2枚の写真は、AdobeRGBで撮影したのをsRGBで書き出したものです。
     そのあたりは、次のグラフィックソフト Lightroom で説明します。


    ・・・

    えーさて、つぎはグラフィックソフトです

    ▼グラフィックソフト:Adobe Photoshop Lightroom 5

    Adobe の Lightroom5 を購入しました!
    DSCF9076.jpg

    DSCF9078.jpg

    DSCF9077.jpg

    ちなみに小生は、Photoshopを持っていたので 乗換え/特別提供版 を購入しました。
    申請(アンケート)みたいなのに答えるだけなのでお気軽です。
    (通常版15000円が、特別版9000円になります)

    ※どうもクラウド化がささやかれているようで、パッケージ版は今回が最後かと思いゲットです。
    名称未設定 1.jpg

    メーカーページです。
    http://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html

     デジカメの撮影以後の画像取り込みから、整理、現像、書き出し、スライドショー、公開、写真の管理まで、Lightroomで行えます。
     いろいろインストールしてたソフトがいらなくなりました。
     EPSONの写真印刷ソフトや、CannonのRaw現像ソフト、全部Lightroomひとつで事が足りてしまいます。これはうれしい。
     Cannon EPSON アプリ全部いらんくなった.jpg

    ソフトの特徴です。
    ・レンズ側の要因の色収差、周辺光量落ち、湾曲が修正できる!
    ・撮影側の要因の黒つぶれ、白飛びが修正できる!
    ・シャドウ部とハイライト部の復元はとても使えます。諧調を破綻させず、自然に持ち上げることができます。
    ・レタッチもできてノイズリダクション、モアレ、ホワイトバランスがブラシツールやグラデーションの範囲指定で処理できたり、
    赤目補正、ゴミ除去など、すごい使えます。
     特にノイズリダクションはすごい! ISO 800くらいのノイズであれば、ディテールをしっかり残して、
    ノイズはほぼ皆無に近い状態で現像してくれます。
     (現像だけではなくレタッチの細かいことまでできる)
    ・小生のように祖父向けに子供の写真の印刷が必要な場合、出力結果(色合い)を確認しながら作業できる
     「ソフト校正」モードも備えています。
    ・また、プリンター及び用紙のプロファイルを設定しておくと、ディスプレイ上で、プリンターでの印刷結果をソフト構成にて
     シミュレートできるので、厳密な色合いを求める場合にも使える機能だと思います。

    次に、いくつか機能を紹介します

    ・シャドウ部とハイライト部の復元と、ノイズリダクションをやってみます
     下の写真は、露出アンダー気味の七五三の写真だったのですが、、
    IMG_33841.jpg

    ・シャドウ部とハイライト部の復元と、ノイズリダクションをやるとこうなりました
     諧調を破綻せず、自然に持ち上げることができ、左の建物に人がいたのがわかるようになり、
    髪の毛の光の加減も確認できるようになりました。
     またディテールをしっかり残して、ノイズはほぼ皆無に近い状態で現像してくれました。IMG_33842.jpg


    ・「ソフト校正」モードの機能
     これが「ソフト校正」モードで「AdobeRGB」やエプソンドライバ「EP-804 Photo Paper」を
    選んで色合いを見ているところです
    名称未設定 1.jpg

    ここで高色域ディスプレイが活きてきます。
    Lightroomの表示用の画像はAdobe RGBの色空間(カラースペース)で作られていますので、
    印刷の色ととてもマッチします。(青と緑系が精細に奥行きがある色が再現されます)

    また、前提としてディスプレイはそれなりのハードウェアキャリブレーションで色空間の設定を
    出しておくことも重要です。

    Lightroom のおかげで、デジイチの撮影時にはニュートラル設定で、撮影に専念できるようになりました。
    (撮影時に変にスタンダードやポートレートや風景、シャープやビビットなど設定を
     こねくり回さなくてもよくなった)


    ・その他、ためしに実験してみましたが、
     ディスプレイの設定を「sRGB」にして、写真データを「Adobe RGB」にしたら、アンダーみたく、少し暗くなりました。
     やっぱり一般のディスプレイなら「sRGB」に、高色域ディスプレイなら「AdobeRGB」に統一しないとですね。

     しかし「sRGB」しか表示できないディスプレイであっても、Lightroomなら「AdobeRGB」のカラースペースを
    擬似的に近い色で表現することが可能なため、AdobeRGBで統一することもできます。
     そんで Lightroomで編集して、そのまま印刷すれば AdobeRGBの色空間を再現すること
    ができます(XL2410でやってみました)。


    ・・・

    そして、ついでに、憧れのモニターアームも購入(^^ゞ

    ▼モニターアーム:LXデュアルデスクマウントアーム

    ディスプレイが2つになって、机上が逼迫してきたので、憧れのエルゴのモニターアームを購入しました。
    上下タイプの45-248-026もあったんですが、左右タイプの45-245-026にしました。

    特徴ですが、
    ・27インチが2台載せられる18kgまで耐えられます。
    ・昇降、パン、チルト、ローテーション も自由自在にできます。
    その他の特徴は次です。

    名称未設定 1.jpg

    んで、着弾でーす。

    ・内容物です
     ※保証書が入っていなくて一瞬焦りましたが、クランプの製造番号(シリアル)が保証書代わりになるそうです。
    DSCF9011.jpg

    ・洋風ですね
     ネジと簡単な工具も付いています。
    DSCF9012.jpg

    ・アーム類です
     メカニカルな、、一瞬スナイパーライフルの組み立てを想像しました^^
    DSCF9013.jpg
     ※上のクランプの部分に白いシールが貼られていますが、そこに製造番号(シリアル)があります。
      それが保証書代わりになるそうです。


    ・マニュアルです
     デュアルタイプなのでアームを右と左側につけていきます。
    DSCF9014.jpg

    DSCF9015.jpg

    ・マウント部のクランプです
     すごくしっかりしてますね。重量は18kgまで耐えられるようです。
    DSCF9016.jpg

    ・左右の動きを可能にするアームです
    DSCF9019.jpg

    ・上下の動きとディスプレイを回転させるアームです
    DSCF9020.jpg

    ・組み立てるとこんな感じになります
    DSCF9021.jpg

    DSCF9022.jpg

    ・いろいろ動かしてみました
     オートメーションの工場ロボットみたいですな。
    DSCF9023.jpg

    ・ターミネーターみたい。。。
    DSCF9024.jpg

    DSCF9029.jpg

    DSCF9031.jpg

    ・前後にも置けます
     ちなみに左がEIZOのデジイチ現像用ディスプレイ、右がFPSプレイ用の120hzディスプレイです。 
    DSCF9028.jpg

    ・左がEIZO、右がXL2410Tです。 
    DSCF9030.jpg


    DSCF9032.jpg

    ・上にも向けて、人が立ったままタッチパネル操作のような使い方もできます
    DSCF9033.jpg

    ・ケンカするとソッポを向きます^^
    DSCF9034.jpg

    ・ソーラーパネル にもなります^^
    DSCF9035.jpg

    ・大事なのでバスタオルをかけておきます
    DSCF9036.jpg


    ・さて、色空間(カラースペース)の実験です
     同じ画像を表示してみました。
     左のSX2262WがAdobeRGBのカラースペース(10bit表示)、右のXL2410TがsRGBのカラースペース(8bit表示)です。
     明るさの違いは抜きにして、左のほうが新緑の色やオレンジや赤に奥深さがあり、また高精細でした。
    「FPS用のディスプレイと比べちゃだめでしょ」ってのもありますが、黒つぶれがありますね。
    ※メーカーも機種も違うので単純な比較は難しいのですが、できる限り色を近づけてやってみました(ご容赦を(^_^;))
    DSCF9075.jpg


    ・モニターアームを入れるとディスプレイの下がフリースペースになります
     なのでキーボードを入れたり、
    DSCF9068.jpg

    ・ディスプレイの下で、
     モデリング や 水冷フッティング観察 や ラジコンヘリをいじる ことができます^^
    DSCF9069.jpg

    ・やっぱり一番重宝する使い方がこちら
     Lightroom で編集するときに左ディスプレイで編集して、右ディスプレイでスマートプレビュー表示を行います。
     その逆でもかまいません。
     この写真は、娘と花火をやったときの写真です。
     写真がキレイになる編集をしている最中は、とても楽しいひと時です。
    DSCF9070.jpg


    ・・・

    前置きが長くなりましたが、AdobeRGB環境構築の結果です。

    ■結果

    AdobeRGB環境を小生のできる範囲で構築した結果ですが、このようになりました。
    インプット→アウトプットのワークフローです。

    ・デジイチの RAWで撮影して
    ・Lightroom上でAdobeRGBで編集して
    ・高色域ディスプレイ「SX2262W」 + 10bit表示グラボ「Quadro410」 のコンボで確認し
    ・AdobeRGBでプリントアウトして
     ⇒ 「ディスプレイでの色合い」と「写真用紙での色合い」を比べてみました。

    こうなりました↓
    DSCF9074.jpg

    色の再現性がすごいです!
    ディスプレイは発光体、紙は反射体なので、
    ディスプレイの方がもちろん明るいので、手元の写真用紙との明るさ比べは抜きにしてね。

    ディスプレイ(上)とプリントアウトした写真(下)、ほとんど違いがありませんでした
    (ハードウェアキャリブレーターを導入すればカラーマッチングするでしょうね)

    これならインからアウトへの色合わせ作業の 無駄な時間と労力が減って、
    純粋に撮影を楽しむ時間に充てる
    ことができます。

    いやー構築して良かったー、と実感した瞬間でした。

    ・・・


    ・・・


    ・・・


    ・・・


    ・・・

    ここからは、スルーでも結構です。
    追加の作業を行いました。

    ついでのついでに、DIYも行って、OAマットを敷いて、
    イスゴムもかましてデスクを高くしました。

    ▼ついでに書斎もバージョン

    ・ガチャガチャ作業して、床に傷がつかないように、ついでにOAマットも完備
    DSCF8984.jpg


    ・また、机が低いので(小生の座高が高いので)、デスクも高さを補います
    DSCF8985.jpg

    ・イスゴムと木片を使います
    DSCF8986.jpg

    ・木片はジグソーで切り刻みました
    DSCF8987.jpg

    ・ドリルドライバーのドリルビットで事前に補助穴を開けます
    DSCF8988.jpg

    ・ドライバービットで ネジを絞め込んで固定して完了です
    DSCF8989.jpg

    ・これで背の高いイスゴムができました
     イスゴムと木材も離れません。
    DSCF8990.jpg

    ・こんな感じでロアスのデスクが高くなり、小生の姿勢が良くなり腰痛もなくなりそうです
     また快適に 写真編集作業が行えるようになりました! ♪ 
    DSCF9017.jpg

    ・・・

    さらに上を目指すならば、

    ▼さらに、上を目指すならば 高演色蛍光灯も必要

    小生の部屋の蛍光灯はかなり暗いのですが、
    「蛍光灯 高演色」でググってみると、いろいろな種類の蛍光灯が存在してることが分かりました。

    その名は、高演色蛍光灯というのだそうです。
    数値的には、Ra=99 とすごい物です。
    (Raは、演色評価数のことです)

    照明用途のRa値の目安は、
    ・一般家庭やオフィスの室内で使う照明でRaが「80」以上
    ・廊下などでは「70」以上
    ・美術館や検査、さらには店舗など演色性を気にする用 途向けで「90」以上が向き、
    ・女性のメイクアップをする洗面所もRa「90」が良いようで自然光と同じくらいの演色性になるらしい

    残念なことに家庭向けのLED電球だと「70〜80」くらいのものが多いようで、
    LED電球の方ではなく、一体型のLED照明を選ぶことになるそうです。

    よって、Ra99なんてのはまさに色の再現性に特化した照明で、
    しかも、価格は一般の蛍光灯とほとんど変わらないことがわかりました。

    この手の照明は、各照明メーカーから市販されていました。
     東芝、ナショナル、日立

    う〜ん、このへんは時期を見て、またおいおいやっていきたいですね。
    キリがないっ!

    ・・・

    とりあえず、次はハードウェアキャリブレーターをそろえたいですね。
    ディスプレイも、グラボも、Lightroom も、デジイチも 最高です!
    夏は花火に海にBBQに撮影に良い季節ですので、デジイチライフを楽しみましょ。

    ではでは、またです。($・・)/~~~


    ■記事で登場したり話題に出た機器です

    ・高色域ディスプレイ EIZO SX2262W
       

    ・ハードウェアキャリブレーター、カラーチェックパスポート
       

    ・Adobe Photoshop Lightroom5 特別優待版、  通常版
         

    ・エルゴトロン モニターアーム
           

    ・画像,CG,3D編集用 グラフィックボード Quadro 410
     kepler世代です。
       

    ・画像,CG,3D編集用 グラフィックボード Quadro K600
     kepler世代です。上の410とはメモリサイズ(1GB)が違うだけでSP数は一緒です。
      

    ・画像,CG,3D編集用 グラフィックボード Quadro K2000
     kepler世代です。
      

    ・DisplayPortケーブル
           

    ・イスゴム
          

    ・デスク、          オフィスチェアー
        

    ・ブラック&デッカー ドリルドライバー、ビット
        

    ・日立 ジグソー(オービタル機能付き)
      

    ・高演色蛍光灯 Raは90以上が良いでしょう
         

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    デジイチ(一眼レフ) | 05:56 | comments(8) | trackbacks(0) | - | - |

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      Comment:
      2013/08/08 10:24 AM, brzzr wrote:
      僕もeizoのを使っています。
      こういうの見るとほしくなってしまいます☆
      キャリブレーターはdisplay2なんですが、proの方がよさそうですね。
      複数ディスプレイあると色合わせが簡単なのでぜひお勧めです(・ω・キリッ
      環境構築おめでとうございます。
      2013/08/08 9:21 PM, にしめ wrote:
      わわ、Photoshopいいなぁ(・∀・)
      私もほしい
      お子さんの写真編集におじい様のプレゼントにも最適ですね≧(´▽`)≦
      2013/08/08 10:09 PM, kaiten-sushi wrote:
      >brzzr さん。
      こんばんは!
      やっぱりなんとなく玄人っぽい感じがしてましたから^^
      display2をお使いなのですね!小生ももう少ししたらproがほしいです。その前にマクロレンズかも?
      よくわかります。ディスプレイひとつなら気づかなかったことが複数になると見えてきてしまいますものね。
      ありがとうございます!どんどん楽しみたいと思います♪
      2013/08/08 10:12 PM, kaiten-sushi wrote:
      >にしめ さん。
      こんばんは!
      小生のPhotshopはすごい昔のバージョンですから、基本機能しか使えないですかね。
      実家に帰省するときや、奥方の実家で写真を見せるときにホント重宝します^^
      2013/08/09 1:04 PM, bloom wrote:
      こっち方面に!
      自分も歯の色を確認するのに色評価用の蛍光灯は欠かせないです。
      ただこの蛍光灯は明るさが今一歩で、机に座って目の高さの位置が1500ルクスにするのに、当初の倍の本数が必要になりました。

      私が使っているのは、VITA-LITE(バイタライト)って言う、ねじれが特徴の蛍光灯です。仕事だから使っている感じですww

      自分も欲を言えば、モニターの色とプリントした色を可能な限り近づけたいのですが、今の所プリンタのプロパティ―を変えながら二枚か三枚刷っている現状です。

      高性能なプリンタが欲しい所です(^^);
      キリがないですけども・・・
      2013/08/09 9:26 PM, kaiten-sushi wrote:
      >bloom さん。
      ブログに”多趣味な”お父さんですってなかんじで、趣味が多いんですね。その分お金がかかる。もちろん水冷も徐々にパーツを集めていますよ♪

      おお、やっぱり蛍光灯が結構要るんですね。もっと明るいのにしようかと思っていました。なるほど勉強になりました!
      VITA-LITE、うちもリビングにねじれてるをの使っていますね。

      モニターと印刷物の色が合うと感動ですよ!会社で印刷すると、アレレってなりますもん。
      たしかに高性能のプリンタは10万コースになっちゃいますね。小生は3万くらいのプリンタですが、AdobeRGBに応えてくれてますね^^
      2013/09/08 4:28 PM, 安いLGモニター wrote:
      初めまして。いつも楽しく閲覧しています。
      突然の質問をお許し下さい。
      私もいろいろと調べたのですが、lightroom5は10bit表示に対応していないみたいなのですが、どうなのでしょうか?
      http://lzx.jp/10bit.html
      ↑ここでは、そう書いてあったので。。。
      それとも私の認識不足なのでしょうか?
      私もデジ一を愛用しているので、予算が整ったら10bit環境にしたいと思っています。
      綺麗な自作マシンも楽しく閲覧させてもらってます。
      お忙しい所、失礼しました。
      2013/09/08 9:57 PM, kaiten-sushi wrote:
      >安いLGモニター さん。
      こちらこそはじめまして!
      閲覧いただき、ありがとうございます。

      >lightroom5は10bit表示に対応していないみたいなのですが、どうなのでしょうか?

      そのページは小生も参考にさせていただきました。

      正式対応という意味では、記事で書いたとおりPhotshopCS4以降(4と5はドライバ設定必要。6はアプリで設定)で対応です。

      ただし、LrはProPhotoRGBを採用しており、Lrは広い色再現域を持つRAWのキャパを損なわずに使いたいという発想があり、ProPhotoRGBを採用したとのこと。
      記事の「複数の種類がある色空間」のとおり、ProPhotoRGBはAdobeRGBの色域を遙かに超えるRAWの色表現のキャパをカバーするのに十分な広さを持っているます。(ただし、世にあるディスプレイはAdobeRGBどまりで、ProPhotoRGBの色空間を表現できるものはない)

      また、質問に戻って、AdobeRGB(10bit)で表示したいのでしたら、上の記事『「ソフト校正」モードの機能』に書いたように、「プリント」の「ソフト校正」でAdobeRGBを選んで表示することが可能です。(さらにAdobeRGBだけでなくプリンタドライバも選んで校正できます)

      ここからは小生の意見ですが、
      デジイチや写真が好きでこれからも続けたいと思うのでしたら、高色域ディスプレイは良い選択だと思います。
      また、10bit環境にはQuadroとLr5でいいのでは?(CS6までいかなくて)と小生は思います。

      それではまたです^^
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