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    電源ユニット「TESLA R2 1000W」の外観&性能レビュー

    こんにちは。
    kaiten-sushiです。

    「fractal design」さんから、
    電源ユニット「TESLA R2 1000W」が到着いたしました。
    まずは、ご提供 ありがとうございました。

    レビューは、外観面のレビュー と、
    電源の変換効率などの 性能面のレビュー を行いたいと思います。

    ・「TESLA R2 1000W」です!
     梱包袋にポスターが使われていました♪ 粋ですねー。
    _MG_8579.jpg

    ・いちいちカッコイイ
    _MG_8580.jpg

    ・名刺も入っていました。角が丸いのがまたオサレ
     _MG_8595.jpg

    >>それでは、レビューです

    ■fractal design 電源ユニットのラインナップ
     はじめに、fractal designさんの電源ユニットラインナップですが、次の種類があります。
     http://www.fractal-design.jp/home/products/power-supplies

    ・INTEGRA R2シリーズ
     このシリーズは、コスパ重視のゲーミングやワークステーション向けで、
     500W,600W,750Wが用意されています。

    ・TESRA R2シリーズ
     こちらはハイエンドゲーミングコンピュータや超静音メディアPCを使用する方向けであり、
     500W,650W(ホワイト、ブラック),800W,1000Wが用意されています。

    ・NEWTON R2シリーズ
     このシリーズは TESRAと似ていますが、プラグインケーブルが採用されている点と80+のPLATINUMなのが異なります。
     600W,800W,1000W(ホワイト、ブラック)が用意されています。

     → 今回のレビューでは「TESRA R2 1000W」をご提供していただきました。


    それでは、外観レビューに移りましょう。

    ■■ 外観面のレビュー ■■

    ・メーカー製品情報より
     「TESLA R2シリーズの電源ユニットの外観を見れば、スタイリッシュで、洗練された現代的なスカンジナビアデザインに満ちた革新的なコンピュータ部品を提供することへFractal Designのこだわりが見て取れます。」とのことです。^^

    ・「TESLA R2 1000W」のパッケージ
     パッケージからして北欧的な涼しげなシンプルな印象を受けます。
     スウェーデンといえば夏も冷涼な気候で、アイスホッケーがサッカーを凌ぐ人気ぶり。
     fractal designさんのロゴには雪の結晶をモチーフにしたデザインが使われていて、小生も雪国なのでとても親しみがわきます。
    _MG_8582.jpg

    ・特に白い文字と、水色の雪の結晶のデザインが洗練されていますな ♪
     シンプルなデザインとは裏腹に、1000W出力、SLIおよび十字砲火(CrossFire)バッチコイな電源ユニットなのです。
    _MG_8583.jpg

    _MG_8584.jpg

    ・内箱も、これまたシンプル カッコイイ!
     白地に黒、このデザインもCool 、最近では逆に新鮮ですね。
    _MG_8587.jpg

    ▼メーカー保証は3年
     PCパーツの保証期間は1年や2年が多い中、3年はこれまた安心感が違います。
     経験からPCパーツって1年は持つんですが、ハードに使うと2年までに調子が悪くなり、3年する頃に故障ということがあるので、その場合1年保証では実費で入れ替えになってしまいます。
     特に電源ユニットは、パーツが動作する電力の源ですので メーカー保証の3年は非常に嬉しいです。
     また、保証が包装ビニールに貼られているのではなく、箱に記載されているのが良いですね。

    ▼本体のチェック 開封します
     それでは、開封します。
     本体には保護用バッグが付いています。
     小生は、高級感あふれる布袋よりも、ポリエステル素材の方がホコリが付着しないので好きです。
    _MG_8588.jpg

    ▼内容物 です
    ・TESLA R2電源ユニット(保護用バッグ付)
    ・AC電源コード (地域限定)
    ・取り付け用ねじパック
    ・ベルクロのケーブルタイとジップタイ
    ・ユーザーマニュアル

     保護用バックとケーブルタイ、ジップタイが地味に嬉しいです。
    _MG_8589.jpg

    ▼本体のデザイン
     艶消しブラックになっていて、また筺体本体にも雪の結晶のデザインがあります。
     個人的に光沢よりマットな艶消しが好みなのでGoodです。
     筺体のスチール板厚も適度な厚みがあってしっかりしています。
     背面にオン/オフの切り替えスイッチがあるのも好感が持てます。
    _MG_8590.jpg

    ・PCケースの「ARC XL」とデザインが統一されていますね ☆
     「ARC XL」に標準装備されている「Silent Series R2」ファンと、こちらの電源ファン、デザインも いわずもがなマッチしそうです。
    _MG_8591.jpg

    ・もちろん、80プラスGold認証 ^^
     12V系統がシングルで80Aもあります!
     性能面は次回のレビューにて行いますね。
    _MG_8592.jpg

    _MG_8586.jpg

    ▼ケーブルの数と種類 「TESRA R2 1000W」モデルの場合
    ・ATX 20+4ピン:1本(マザボ用)
    ・ATX12V/EPS12V 4+4ピン:1本(CPU・VRM・フェーズ用)
    ・PCI-E 6+2ピン:6本(グラボ用)
    ・SATA:9本(SSD,HDD,DVDドライブ用)
    ・ペリフェラル:2本(DVDドライブ用,5インチベイパーツ用,電飾用)
    ・フロッピー:1本
    _MG_8593.jpg

     プラグインモデルではないですが、最近のPCには必要最低限のケーブルが用意されています。
     個人的には1000Wモデルであれば、EPS12Vは 2本欲しい気もしますが、1本でも8ピンありますのでエンスージアストでなければ問題ないでしょう。また、プラグインでないので仕方ないですが、個人的にフロッピーケーブルは要らないかもしれませんね。
     良かったのが、ATX24ピンの長さが700mmありますから、ハイエンドPCケースでも裏配線からマザボまで余裕で届きますね。ミドルタワーにはちょっと長いですか。
     また、ケーブルもすべて左側から出ていますのでオールネイティブケーブル(プラグインではない)の中ではケーブルマネジメントも行いやすいでしょう。

    ▼ケーブルの柔らかさ
     いままでいくつかのケーブルスリービング(いわゆるPCmodのスリーブ化です)の経験からすると、ケーブルの硬さは普通です。
     CorsairとSilverStoneなどどちらのメーカーでもATXやPCI-Eのケーブルは「AVS 0.75sq、12V80W」あたりのサイズを使っていると思われますが、メーカーや電源によって微妙に硬さが変わってくるんですよね。
     (特に、ケーブルコネクタとケーブルを引きぬくときには差が出てきます)
     触った感じ見た感じからすると、ドレスアップのためにケーブルスリービングもやりやすいと思います。

    ・・・


    ここから性能面のレビューに移ります。

    ■■ 性能面のレビュー ■■

    ■メーカー製品情報
     Fractal Design TESLA R2シリーズの電源ユニットは、きれいな電力を効率的かつ静かに提供します。TESLA R2は、要求の厳しいハイエンドのゲーム用コンピュータや強力なワークステーションに最適です。

    ・主な特徴
     − 80PLUSR GOLD
     − 単一の強力な12Vレール
     − SLI (650W以上) およびCrossFireX認証
     − 長寿命のボールベアリングファン

    ・80PLUSR GOLD認証の効率性
    TESLA R2シリーズの電源ユニットは、今日入手可能なほとんどの電源を超える効率で電力を提供する80PLUSR GOLD仕様を満たしています。この効率性は、環境にプラスに作用すると同時に、電気代を下げます。さらに、TESLA R2電源ユニットは熱の発生も少ないため、ファン速度が低速でも電力を提供します。そのため、ノイズレベルが低いのです。

    ・優れた電気的性能
    TESLA R2シリーズの電源ユニットは、優れたDC電圧制御とリップルの抑制を特徴とします。吸気温度が40℃もの高温(50℃の最高負荷の80パーセント)でも、定格全電力を継続して提供できます。

    ・SLIおよびCrossFireX対応
    TESLA R2シリーズの電源ユニット(650W以上) は、検査済みで、最新のグラフィックスカードへの対応が認証されています。

    ・最新の規格に準拠
    TESLA R2シリーズの電源ユニットは、最新のPC電源ユニット規格、ATX12V 2.31に準拠しています。

    ・静かで温度制御された135mmのファン
    一般的に、大きなファンほど小さなファンに比べ、より小さなノイズでより多くの空気を動かします。TESLA R2シリーズの電源ユニットは、大きくて低速の135mmファンを搭載しているため、ノイズレベルを低く保っています。

    ・単一の強力な12Vレール
    最新の部品を最大限サポートするため、TESLA R2シリーズの電源ユニットは、単一の12Vレールから全電力を提供します。

    ・特に長いATX12Vケーブル
    TESLA R2シリーズの電源ユニットは、底部に搭載された電源ユニットコンピュータケースに対応する長さ700mm の12V(“P4”)コネクターケーブルを装備しています。

    ・長寿命のボールベアリングファン
    TESLA R2シリーズの電源ユニットは、市場で入手可能な最長の予想ファン耐用年数をもつボールベアリングファンを搭載しています。

    ▼一般仕様

    ・定格出力:500-1000W
    ・認証:Gold
    ・モデュル式ケーブル:No
    ・搭載ファン:135mm ball-bearing
    ・最大負荷時の最大動作温度:40°C
    ・セミパッシブ操作:No
    ・コンデンサ:台湾
    ・カラー黒、白
    ・寸法- W x H x D (mm):150 x 86 x 165
    ・平均故障間隔 (MTBF):全負荷時100,000時間
    ・電源規格:ATX 2.31
    ・パッケージ寸法 - W x H x D (mm):105 x 295 x 245 (800-1000W)
    ・保証:3年

    ▼電力仕様「1000W」モデル
    ・AC入力 = 電圧:90-264V AC、周波数:47-63 Hz、電流:15A/ 7.5A
    ・DC出力 = 3.3V:20A、5V:20A、3.3Vと5V併用:100W、
           12V:80A、-12V:0.5A、
           5V待機 (+5Vsb):2.5A、総出力:1000W

    ここまでがメーカーさんの製品紹介でした。


    それでは、小生の性能面の体験レビューです。

    ■体験のレビュー

    ▼静音性について
     まず、驚いたのが電源ユニットが静かなことです。
     多少の負荷をかけても400W〜450W程度ではほとんどファンが回らなく静かですし、また、負荷テストを行っていたときでも、コイル鳴きがなかった点が好感が持てました。
     下の80プラスGOLD認証とも関係しますが、熱くならないのでファンが回らないのですね。

    ▼80プラス GOLDの変換効率
     上で書いたようにこの「TESLA R2 1000W」は80プラスのGOLD認証を取得しています。
     80PLUSの効率の基準 は次のようになっています。
      「左から 80PLUS、BLONZE、SILVER、GOLD、PLATINUM」
    ・ 負荷20%時:効率80% 効率82% 効率85% 効率87% 効率90%
    ・ 負荷50%時:効率80% 効率85% 効率88% 効率90% 効率94%
    ・負荷100%時:効率80% 効率82% 効率85% 効率87% 効率91%
     基準からもとても変換効率が高いことがわかります。

     一般に電力会社からの電力は家庭には交流として送電されてきますので、テレビやラジオなどの家電は交換から直流に変換して動作しています。PCも同じく直流に変換してPCが動作しています。
     この時の直流から交流の変換効率が高いほど変換ロスが少ないため、消費電力が低く、また発熱が少なくなります。
     特にPCの場合は消費電力よりも、この発熱の方が問題で あり、PCパーツの寿命に影響します。変換効率が低い電源ユニットはロス分が熱となってPCケース内に充満しますので他のパーツの寿命を下げてしまいま す。(例えばコンデンサの場合、温度が10℃上がると寿命が半分になるといわれています。なお、発熱量と消費電力は比例するらしく、消費電力はCPUにか かる電圧の二乗に比例するとも言われています)
     その観点からも本電源ユニットは80プラスGOLDを認証取得していますので、発熱も低く抑えられています。

    ▼コンデンサ
     前述の変換効率にて記載しましたが、最近では80プラス認証を得た電源ユニットが多くなってきており、80プラス電源を購入するのが自作PCのスタンダートな流れとなってきています。
     そうなってくると「変換効率が高いだけで良いの?」という疑問もあり、マニアでは電源ユニットの中身に使われている部品が気になってきます・・・。
      その代表的な部品がコンデンサです。電源ユニット以外にもコンデンサはマザーボードやグラフィックボード、サウンドカードなどに取り付けられています。こ のコンデンサは蓄電する機能を持っていて(蓄電器,キャパシタとも呼ぶ)、少しの電圧低下くらいではPCの動作に異常をきたさないようになっています。
    (ちなみに、マザーボードにもアルミ電解コンデンサと個体コンデンサがありますが、オーバークロックが前提で安定性や耐久性を求めなければほとんど必要性はないです)
      コンデンサには、電解液が液体の「アルミ電解コンデンサ」と個体の「個体コンデンサ」があります。アルミ電解コンデンサは経年劣化で膨張し液漏れしたり熱 に弱かったりしますが、85℃品と105℃品があり、105℃品であれば問題ないでしょう。個体コンデンサの方が長寿命で耐久性があり、液漏れや膨張はし ません。また低発熱で畜放電が早いのでCPUまわりに使われていることが多いです。

     TESRA R2 1000Wの ネジを外してみたんですが箱を開けることができなく、中身を確認することができませんでした。(^_^;)
     TESLA R2 1000Wのコンデンサは、台湾製らしいです。
    (個体コンデンサの製造元は色やマークからわかります。日本ケミコンや富士通メディア、三洋電機などが良いでしょう。1次、2次 もあるんですが、あまり書くと長くなるのでこのへんで・・・)


     ⇒ 前置きが長くなりましたが、ここからが本題ですね。

    ■負荷テスト&ベンチマークテスト
     ワットチェッカーを使って、負荷ソフトおよびベンチマークテストをなどを行い、消費電力の実測チェックや安定性の確認を行います。

    ▼負荷テストのレギュレーション
     電源ユニットの負荷テストの条件を次のように決めさせていただきました。

    ・消費電力の確認
     ワットチェッカー「TAP-TST7」にて実測値を測定する。

    ・負荷テスト(定量評価)
     OCCT、Prime95を用いてCPUおよびGPUに負荷をかけ、電圧のフレと消費電力を確認する。電圧は、VCore、3V系統の電圧のフレを確認する(小生のマザーは、12V系統と5V系統が取得できなかったため省略、AI Suite鬚任麓萋世任るのだが)。
     また、その時の電力を確認する。テストは2回ずつ行う。

    ・CPU系および 3Dアプリ系ベンチマークテスト(定量評価)
     CPU系ベンチは、CINEBENCH R15 を使い、その時の消費電力を確認する。
     3Dアプリ系ベンチは、3DMark,3DMark11,BioHazard6,Unigine Heaven V4.0,新生FF14 の 5つを使い、その時の消費電力を確認する。テストは2回ずつ行う。

    ・3Dゲームの安定度の確認(定性評価)
     最近発売された人気FPSゲームソフト「CoD Ghost」を実際にプレイして、プレイ時の安定性*1を確認する。

    ・CPUは、i7 2700k を用いる
     負荷テストでは、4.6GHzまでオーバークロックして、VCore(電圧)は1.42vまで昇圧する。
     ベンチマークテストでは、4.5GHzまでオーバークロックして、VCore(電圧)は1.41vまで昇圧する。

    ・GPUは、消費電力の高い Fermi世代の GTX580 を用いる
     定格クロックにてテストするが、VCore(電圧)は1.065v→1.160vまで昇圧する。

    ・その他のPCパーツ
     HDD×2台、SSD×1台、サウンドカード×1台、DVDドライブ×1台、CPUクーラー、メモリモジュール×2枚 が接続され(パーツ構成は後述)、これらのパーツを まな板PCケース(いわゆるバラック状態)にてテストする。

    ・冷却は、"水冷"ではなく、一般に普及している"空冷"に戻してテストする

    ・OSを安定させるために
     タスクの常駐ソフトを停止し、アンチウィルスソフトもOFF、予期せぬWindowsアップデートが走らないように物理的にLANケーブルを外し、完全なスタンドアロンPCとして立ち上げテストする。

    ・比較電源として
     ちょうど手持ちに同じ 1000W,80プラスGold認証 の電源ユニットがあったため、こちらとも比較する。

    *1: 安定性の評価ついてですが、基準が人によってまちまちであり、"何を持って安定性が高い"とするのかの判断が難しいと思います。例えばシビアな人であれば 12V系統(VCore)の フレが +-0.01vの範囲内で収まっていなければ納得せず、1回でもオーバーすれば安定性が低いと評価する人もいれば、3Dアプリを動かしていて停止しなけれ ばOKとする人もいる。(オーバークロックの安定性とも似ていて、Prime95が24時間走らなければNG、1時間走ればOK、といったように十人十色 ですから)
     小生の場合は、次の内容をもって安定性が高い、もしくはワットパフォーマンスが高いと判断しようと思います。
     ・OCCTの電圧のフレが+-0.03程度の範囲内であり、1時間の中でその中に収まっていること
     ・比較電源ユニットと比べて、消費電力が低いこと
     ・CoD Ghost をプレイして、動作が重くならないこと、ラグが多くないこと、長時間のプレイでも落ちないこと
     これらを基準にやってみたいと思います。

    ▼負荷テストの環境
     以下に負荷テストの環境やPCパーツ構成を紹介します。

    ・負荷テストの様子:まな板PCケース(いわゆるバラック状態)
    DSCF9304.jpg

    ・PCパーツ構成
     CPU:INTEL i7 2700k
     クーラー:ZALMAN CNPS8000B
     グラボ:ELSA GTX580
     マザボ:ASUS Maximus V Fomula
     メモリ:Team TXD38192M2133HC9NDC-LJ
     SSD:Crucial M4 ×1台(128GB)
     HDD:WesternDigital製 ×2台(500GB,1TB)
     サウンドカード:Sound Blaster X-Fi Ti Pro Audio
     DVDドライブ:Pioneer製 ×1台 
    DSCF9305.jpg

    ・比較電源(右下):「SilverStone STRIDER PLUS GOLD 1000W(SST-ST1000-G)」
    DSCF9303.jpg


     それでは始めます。

    ■負荷テスト(定量評価)
     それぞれの電源にOCCTの PowerSupplyにてCPUとGPUに負荷をかけ、VCoreと3V系統の電圧のフレを確認する。時間は1時間行う。

    ▼OCCTの電圧のフレ:「TESLA R2 1000W
     ・「VCore」 です2013-11-23-08h52-Voltage-CPU VCORE.png
      平均値であるNominalは1.38Vに位置しており、フレとしては おおむね +0.01〜+0.03 に収まっているのだが、一部で0.51Vまで電圧が低下する部分が確認できた(2回のテストで同じ結果になった)。この低下の原因が省電力機能のなのかは わからない。
     結果、OCCT自体はノンエラーで1時間をパスしており、CPU、GPUともにブラックアウトやブルースクリーン、ドライバエラーが発生することはなかった。

     ・「3V系統」 です 2013-11-23-08h52-Voltage-3VCC.png
     こちらは平均値であるNominalは 3.295Vに位置しており、フレとしては +0.01〜+0.03 に収まって安定している(2回のテストで同じ結果になった)。

     参考までに「12V系統」ですが、ASUS の AI Suite から確認すると、12.288Vであった。


    ▼OCCTの電圧のフレ:比較電源ユニット「SST-ST1000-G
     ・「VCore」 2013-11-23-12h11-Voltage-CPU VCORE.png
      平均値であるNominalは1.375Vに位置しており、フレとしては おおむね -0.01〜+0.03 に収まっているが、TESLA R2 1000W と異なるのが -0.01Vマイナス方向に電圧の低下が発生したことである。また、BIOSにて「TESLA R2 1000W」と同じ VCore 1.41Vの設定値にしているのだが、こちらはNominal に対して 0.005V(1.375V)低く出た。
     結果、OCCT自体はノンエラーで1時間をパスしており、CPU、GPUともにブラックアウトやブルースクリーン、ドライバエラーが発生することはなかった。

     ・「3V系統」 です2013-11-23-12h11-Voltage-3VCC.png
     こちらは平均値であるNominalは 3.28Vに位置しており、フレとしては +0.02〜+0.05   の範囲となり「TESRA R2 100W」に比べてやや大きくなった。


    次は、消費電力の確認です。

    ▼負荷テスト Prime95 と OCCT 時 の消費電力の確認
     OCCTとPrime95を行っている最中の消費電力(W:ワット)の最大値を記録したものです。

    ・負荷テスト時の消費電力の表
     
     (クリックにて拡大)

     結果、Prime95では「TESLA R2 1000W」が比較電源ユニット「SST-ST1000-G」に比べて、13W消費電力が低くなっており、効率でいうと 6% 変換効率が高いことが確認できる。
     また、OCCTでは「TESLA R2 1000W」が比較電源ユニット「SST-ST1000-G」に比べて、「CPU」負荷モードで 11W消費電力が低く効率は 5% 高く、「PowerSupply」モードでは 14W消費電力が低く効率は 2% 高いことが確認できる。 


    次は、いわゆる3D系、CPU系ベンチです。

    ▼3Dアプリ系および CPU系 ベンチマークテスト(定量評価)
     3Dアプリ系ベンチは、3DMark,3DMark11,BioHazard6,Unigine Heaven V4.0,新生FF14 を行っている最中の消費電力(W:ワット)の最大値を記録したものです。
     また、CPU系ベンチは CINEBENCH R15 を使い、その時の消費電力の最大値を確認したものです。

    ・ベンチマークテスト時の消費電力の表
     
     (クリックにて拡大)

    結果は次です。
    ・3DMark では「TESLA R2 1000W」が比較電源ユニット「SST-ST1000-G」に比べて、3W〜13W消費電力が低くなっており、効率でいうと 1%〜3% 変換効率が高いことが確認できる。
    ・3DMark11では「TESLA R2 1000W」が比較電源ユニット「SST-ST1000-G」に比べて、8W〜12W消費電力が低く、効率は 2%〜3% 高いことが確認できる。
    ・Biohazard 6 BenchMarkでは「TESLA R2 1000W」が比較電源ユニット「SST-ST1000-G」に比べて、 8W消費電力が低く、効率は 2% 高いことが確認できる。
    ・新生FF キャラクター編ベンチでは「TESLA R2 1000W」が比較電源ユニット「SST-ST1000-G」に比べて、10W消費電力が低く、効率は 2% 高いことが確認できる。
    ・また、CPU系の CINEBENCH R15 では、「TESLA R2 1000W」が比較電源ユニット「SST-ST1000-G」に比べて、「CPU」ベンチで 5W消費電力が低く、効率は 2% 高いことが確認でき、「OpenGL」ベンチで 12W消費電力が低く、効率は 3% 高いことが確認できた。

     これより、同じ1000Wの80プラスGold認証でも、電点ユニットによって効率差があることが確認できました。

    ・参考、手書きの生データ
     いちおう "改ざんしてないことを証明するため" に、手書きの生データも掲載します。
     
      (クリックにて拡大)


    最後に、実際のゲームの安定感を確認してみます。

    ▼3Dゲーム時の安定性の確認(定性評価)

     採れたての新鮮ゲーム、「CoD Ghosts」を それぞれ1時間プレイして、安定性の確認を行います。
    ・結果、これはどちらの電源でも全く問題なくプレイできた
    ・具体的には、どちらもラグに大差なく、動作が重くなかった
    ・くわえて、ついつい楽しくなって長時間プレイしてしまったが、どちらもドライバエラーやブラックアウトは発生しなく、安定してプレイできた

    ・・・


     レビューの総評 ■

    ▼外観面

     外観のレビューとして一番気に入ったのは、シンプルなデザインです。最近は無駄に光らせたり、ケーブルコネクタの色も青色や赤色のがあったりで、fractal design の 電源ユニットは色が統一されているのは良いことです。
     また、雪の結晶をモチーフにしたロゴが冷涼でサワヤカなイメージを感じさせて良い感じです。このロゴをPCケース「ARC XL」に塗装したら映えそうですね ♪
     最近はもっぱら ”性能よりも見た目重視” なため、デザインで気に入った電源は久しぶりです。 もうすぐ届くPCケース「ARC XL」と合わせて、組み立てるのが楽しみで仕方ありません。fractal design、お気に入りになりそうです ♪

    ▼性能面
     定量評価の性能面としては、やはり驚いたのは同じ1000WのGOLD認証の他社電源と比較しても「TESRA R2 1000W」は 最大で14Wの省電力であり、また最大6%高効率であったことです。
     例えば、負荷50%時にて、80プラスの基準に当てはめてみると、次のように 1ランク上の電源の認証が取得できることになります。
      「左から 80PLUS、BLONZE、SILVER、GOLD、PLATINUM」
    ・ 負荷50%時:効率80% 効率85% 効率88% 効率90% 効率94%

     OCCT時には、比較の他社電源よりも VCore および 3V系統の電圧のフレが少なかったことが安定性の高さに印象付けました。
     また、CPUとGPUに猛烈な負荷を掛けるOCCTの「PowerSupply」モードをノンエラーで完走できた点も大きいです。
     一部、OCCT時のVCoreの落ち込み原因が何なのかわからなかったのが気になりますが、小生の運用では特に問題はなかったです。

      シビアにいえば「Corsair Link2」などの変換効率確認ツールが使えなかったため、アイドル時、高負荷時、低負荷時のどのあたりでの入出力と効率が変化しているか明確な確認はで きませんでしたが、3Dベンチを動かしているときのワットチェッカーの読みから確実に実測値が低いことは確認できました。
    (また、手持ちにSLIやCrossFireXが組めるパーツがなかったため、シングルで電気食いのGTX580を選択しました。追い込むのであればであれば1000Wを消費するシステムが必要になります)

     最後は価格面になりますが、現在の1000Wの電源ユニットの相場は2万円~3万円くらいとなっている中、Fractal Design の電源ユニットは2万円弱~2万円強とライバルよりも低価格で高品質が手に入るというのがセールスポイントになることでしょう。
    (小生の場合は、デザインが気に入りました^^)

    ・・・

    以上、電源ユニットのレビューはこんなところです。
    長々とお付き合いありがとうございました。
    (いやー初めてなのもありますが、電源のレビューって大変ですね)

    次回からPCケース「ARC XL」のレビューに移ります。
    それでは、またです。

      
       

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      Comment:
      2013/11/22 11:00 PM, にしめ wrote:
      すごいー
      レビューすることになってたのですね≧(´▽`)≦
      ほんとにシンプルな電源ですね
      きれいなPCに仕上がることを楽しみにしてます
      2013/11/23 12:21 AM, kaiten-sushi wrote:
      > にしめ さん。
      こんばんは!
      小生もびっくりです。今ちょうどレビューしてます。
      いやー、電源のレビューって大変ですね(^_^;)

      シンプルイズベストとはよくいったものです。
      PCケースのほうも2,3日中に届くので、とんどん進めないとPCケースのレビューも間に合わなくなります・・・。
      がんばるっきゃないっす!
      2013/11/25 5:50 PM, kaku wrote:
      こんにちは☆

      うぉっ!
      kaiten-sushiさんは電源とフルタワーケースですか( ̄▽ ̄;)
      1000wとか!

      しかも本国から直送な感じなんですね。
      組み込みレビュー楽しみにしてます!
      2013/11/25 9:40 PM, kaiten-sushi wrote:
      > kaku さん。
      どうもです。

      おおっ!
      kakuさんもレビュー頼まれたんですね!
      しかもすでに組まれているあたりサスガです。
      小生は今日会社から帰ったら、ものすごいデカイ箱が玄関にあって、立ち往生してしまいました(^_^;)
      2013/11/29 9:40 AM, kaku wrote:
      こんにちは☆

      フラクタルさんのHPのリンクから来ましたよ!
      性能面でのレビュー、詳しくお疲れ様です☆
      消費電力も既設の電源より総じて低くなって、12Vシングルレーンで安定、ケーブルも必要十分とか^^!

      参考になります☆
      フラクタルさんの白い電源が気になる今日この頃です〜^^;
      2013/11/29 9:26 PM, kaiten-sushi wrote:
      > kaku さん。
      ありがとうございます!
      レビューした甲斐があります☆彡
      あとメーカーさんに私のブログが掲載されて嬉しいです^^♪

      12V直系はほんと丈夫で安定してます。ケーブル数もまったく問題ない上にスマートで使いやすいです。現在メイン機で常用してます。

      私もfractalさんの白いプラグインNewtonが気になります。こうなるとハシゴしたくなりますねぇ。

      kakuさんもPCケースのレビュー、おつかれさまでした。
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