フルサイズの壁を越えて ♪
2014.01.27 Monday/
こんにちは。
kaiten-sushiです。
早いもので、新年明けてもう1箇月過ぎますねぇ。
私は公私ともに結構な忙しさで、なかなかどうしてな感じです。
みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。お体などくずされないようにされてください。
さて、本日のタイトルですが。
「フルサイズの壁を越えて♪」 はて? なんのことでしょうか?
・・・
・・・
・・・
ん?
ろくじゅう(60)?
ろくじゅう(60)ではない!?
あれれ?
60 or 6 ? どっち?
あれっ!? やっぱ、ろく(6)っすか?
フル・・・?
35mm っっすか・・・?
てことは、 ろく(6)だよね?
はい。その通り。
手元に・・・
どどーんと
「EOS 6D」 フルサイズ 35mm が ・‥…━━━☆
ついに我が家にも 着弾です!
出だしが、どこかのブログにあるような感じになっちゃいましたが。
ちゃんと社会人的な説明をしましょう!
>>続きです (6D の 良いところ、着弾、サンプル撮影 など)
kaiten-sushiです。
早いもので、新年明けてもう1箇月過ぎますねぇ。
私は公私ともに結構な忙しさで、なかなかどうしてな感じです。
みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。お体などくずされないようにされてください。
さて、本日のタイトルですが。
「フルサイズの壁を越えて♪」 はて? なんのことでしょうか?
・・・
・・・
・・・
ん?
ろくじゅう(60)?
ろくじゅう(60)ではない!?
あれれ?
60 or 6 ? どっち?
あれっ!? やっぱ、ろく(6)っすか?
フル・・・?
35mm っっすか・・・?
てことは、 ろく(6)だよね?
はい。その通り。
手元に・・・
どどーんと
「EOS 6D」 フルサイズ 35mm が ・‥…━━━☆
ついに我が家にも 着弾です!
出だしが、どこかのブログにあるような感じになっちゃいましたが。
ちゃんと社会人的な説明をしましょう!
>>続きです (6D の 良いところ、着弾、サンプル撮影 など)
■フルサイズの壁を越えた理由
2012年にデジイチデビューして 丸2年、60Dにはずいぶんお世話になりました。
デジイチとは何たるか ? レンズとは? 色々と勉強させていただきました。
・被写界深度、ボケ、F値、焦点距離、画角、シャッタースピード、ホワイトバランス、ISO感度
・ポートレート、運動会撮影、お遊戯会、風景写真、記念写真、夜景撮影、打ち上げ花火撮影、天体撮影、構図
・標準ズームレンズ、マクロレンズ、望遠レンズ、広角レンズ
焦点レンジの狭いズームレンズの方が画質が良い、Lレンズは素晴らしい、超広角で人物を撮るとおかしくなる、
実は望遠レンズはポートレートに向いている、
オールマイティーなレンズより用途に特化したレンズを選択した方が幸せになれる
・レンズ沼はヤバイことを知った
・デジイチにハマる人が多い (^_^;)
などなど、勉強させていただきました。
この2年で私の(家の)「デジイチの使い方の方向性」が見えてきましたので、
35mmフルサイズ機 も家族の相棒にしたいと思うようになりました。
その使い方の方向性ですが、私の(家の)使い方の大部分が、
子供の撮影がメインでして、薄暗い室内や、夕方の散歩、夜の手持ち花火、いなかの夜祭り、
幼稚園のお遊戯会、音楽発表会、そして室内のPC撮影など。
つまりが ”高感度(ISO感度)耐性が強い機種” が必要なことに気づかされました。
60Dで運用してきた具体的な数値としては、ISO1600〜ISO3200 を使う場面が多く、
6400ではもはやノイズだらけで、構図が良くても諦めなきゃいけない写真が多く、悔しい思いをしておりました。
(PS Lr5のノイズリダクションで救済できるのも ISO1600、妥協しても ISO3200くらいまででしょう)
子供の成長は待ってくれない、成長記録をキレイに残そう! をスローガンに?
デジイチを始めたわけですが、高感度時にザラザラの縞状ノイズが載りまくっている写真では本末転倒・・・。
ということで、35mmフルサイズ かつ 高感度の強さ に評判のある
「EOS 6D」を選定することに至りました。
ついにフルサイズの壁を超えます♪ > 私
しかしながら、当然 お父さんには先立つものがないので、
APS-C 専用レンズを下取りに出し、買い取り額に少し色を付けてもらい、
6Dは もちろん中古で、さらに負担の少ない低金利月賦でお願いしました。
(中古といっても、6D は 2012年11月30日に発売された機種ですので、
そこまで使い込んだ経年劣化は進んでいないですから。
あとは、増税前の駆け込み需要ですね。3%は大きいよ (^_^;) )
■その、「60D」は下取りに出しませんでした。 なぜなら・・・
▼理由 その1
60Dを下取りに出さなかったのは、レンズはお高いので
「APS-C」と「フルサイズ」のボディをそれぞれ持っていれば、
”レンズ1つで 2つ焦点距離(画角)が得られること” に気が付いたのです。
(家計にもやさしく、ヒラメイター!って感じでした)
たとえば、50mmのレンズが1つあったとします。
・フルサイズ機(6D)に付ければ、50mm 焦点距離(画角)として使え
・APS-C機(60D)に付ければ、80mm 焦点距離(画角)として使えます
(フルサイズ換算:50mm×1.6倍=80mm)
たとえば、200mmのレンズが1つ なら、
・フルサイズ機(6D)に付ければ、200mm 焦点距離(画角)として使え
・APS-C機(60D)に付ければ、320mm 焦点距離(画角)の望遠として使えます。
(エクステンダーx1.4いらない的な、エクステンダー分4万うくし)
理由その1は、つまりが、フルサイズとAPS-Cのボディで、1つのレンズで2度おいしい! ということ。
1つのレンズを買えば、常に2つ分の焦点距離(画角)を得ることができ、
レンズを2つ持てるのと ほぼ同じ効果で、お得感マシマシかつ家計に優しい方法なのではないかと。
▼理由その2
・6D(フルサイズ)は、その広い画角から、広角撮影や、被写界深度が浅いため ボケを活かした場面に活躍します。
例えば、広い視野角を活かした風景撮影、きれいなボケを活かすポートレート、
静止物、特に高感度シチュエーションの暗所撮影に使えます。
・60D(APS-C)は、フルサイズよりも狭い画角を活かしての望遠撮影や、
早いシャッタースピードが活かせる動体撮影に活躍します(60Dは1/8000、6Dは1/4000)。
例えば、幼稚園の運動会での望遠撮影、屋外で走り回る子供を早いシャッタースピードで収めるなどです。
理由その2は、つまりが、シチュエーションによって使い分けをするためです。
・・・
えと、EOS 6D に話を戻します。
EOS 6D を選定する際に、着目したのは次の点になります。
■EOS 6D の良いところ
▼フルサイズなので 高感度に強い(ノイズ耐性)
ISO感度が RAW でも 6400まで躊躇なく使える!
(60Dは、ISO800からノイズが出始め、1600からは顕著に目立っていました)
6Dはさらに「高感度ノイズ低減」機能(jpgのみ)があり、
これを使えば、1〜2段分程度ノイズが低減化され、解像感は少し低下しますが、
ISO12800以上でも十分に、ISO25600でもそれなりに使えます。
(※記事の後半に検証します!!)
高感度のノイズ耐性が活きるシチュエーションとしてはこんな感じ。
・夏休み夜の子供たちの手持ち花火に
・夜祭りでの盆踊りの撮影に
・薄暗い室内での撮影に
・幼稚園のお遊戯会に
三脚禁止 になっているときに高感度耐性を活かしシャッタースピードが稼げる
・ディズニーランド・シーでの 夜のエレクトリカルパレード ショーに
屋内のショーに、夜の水上ショー など、活躍してくれそう。
・天体用観測に
子供が夜景や宇宙に興味があり、星空を撮影するようになったため。
▼中央のAFセンサーが良い仕事する
精度が EOS 5D3 と同程度か、むしろ優れているほど良いとのことで、撮影歩留まりが上がります。
例えば、ピントを外しにくいことや、うっすらと暗く肉眼でも確認しずらい部分にAFが気持ち悪いほど合焦する。(ナイトスコープか!?)
▼小ぶりなのに ”気軽にフルサイズ”
ほぼ60Dと同じサイズ(奥行きなんか60Dより小さい)なのにフルサイズなのです。
小型軽量は、外出時の持ち出しが気軽なのがとても良いです。これ大事。
▼Wifi(無線)が使える
・集合写真で撮影者だけ写ることができなかった場面でも、撮影者も入って遠隔撮影(リモート操作)により撮影できる。
・例えば、スマホでも操作ができ、真冬の星空天体撮影でも 自分は家の中にいながら撮影できる。
・バリアングル液晶がなくても、スマホで確認して撮影できる。
・撮影した画像をPCにコピーする作業が無線でできる。SDカードを抜いたり、ケーブルを指さなくても作業完了できる。
▼GPS機能が使える
・実家に帰省時や、観光地で撮影し、あとで Lr5で見るときに場所で管理ができる
いままでは、フォルダに日付順に写真を整理していたが、地図のロケーションでもタギングできる。
・また「ロガー」機能というのがあって、オンにすると自分が移動したルートのログを記録してくれます。
GPSのどこでどんな写真を撮影したかだけでなく、その途中の歩いてきた道も後から確認することができるので、
散歩道や旅先の移動の経路が確認できます。
電源をオフにしている間も位置を記録して、1秒毎〜5分ごとの間隔で記録されます。
(1秒ごとでは最大4.4日分、5分ごとだと100日分の記録が可能)
▼個人的に良いと思う点
・いままでのレンズ資産である「EFレンズ」がそのまま使える
・これまで APS-C で使っていた EFレンズの実力がフルサイズでやっとわかる
・フルサイズなので画角がやっと本来の広い視野角なる
・高解像度での精細な画質
・余裕の空気感
・きれいなボケ
APS-Cに比べ F値1.6倍分ほどボケやすくなるとのことで、
例えば、APS-CでF1.4のレンズを使っていて、フルサイズでは F2.8もあれば APS-Cの今までと同じような感覚で使える。
なので、そこまでの明るいF値のレンズにこだわる必要性がなくなる。
・35mmフルサイズのセンサーを搭載した「EOS 6D」は、すごく明るい写真が撮れます
ですので、現像の際に Lr5 で必ずやってた露出補正(アンダーを補正)を明るくしなくてもよくなる
・フルサイズか Lレンズにするか、迷った時期がありますが、どこかの記事で
「このカメラについては、レンズを上回ってるので、レンズとカメラを迷ったらカメラをお勧めします」と書いてあったこと。
・シャッター音が静かで夜のPC撮影の際に子供が起きない
さらに「DRIVE」を「S」(サイレントシャッターモード)が用意されていて、撮影時のミラー駆動音がもっと静音になる。
・AF微調整(AFマイクロアジャストメント機能)がある
メーカー持ち込みは手間も費用もかかって大変なので自分で調整できるのが良いですね♪
(AFマイクロアジャストメント機能が使えるのは、5D MkII, III, 6Dのフルサイズ機、
7D, 70D, 50DあたりのAPS-Cですが、なぜ60Dができなかったのか謎です)
・ファインダースクリーンの交換が可能
■60Dよりも劣っている点、ちょっと気になる点
(ほとんどないです。)
▼バリアングル液晶ではない
私はファインダーで撮影しているので問題ないです。
また、バリアングルがなくても、スマホで確認して撮影できるのが良いですね。
▼シャッター速度がちょっとだけ遅い
・60Dは 1/8000秒でしたが、6Dは 1/4000秒となります
子供のお遊戯会くらいであれば全然 対応できますが、モータースポーツや 動きの早いスポーツを撮るときついですね。
(普段使いに 1/300〜上限として 1/2000もあれば十分です。シビアな速度を求めるのであれば 5D3 か、7D になるかと)
それでも、-3EV からの AF と高感度耐性をシャッタースピードに反映させれば、60Dで諦めていた動く物が撮影可能とのことです。
(ISO1600が限度としていた場合、3段分上のISO12800が使えることでシャッタースピードが稼げるということ)
・あと連射がちょっと遅いですね・・・
▼AF測距点が少なく中央のみがクロス
60Dは9ポイントかつ全クロス測距、6Dは11ポイントで中央のみクロス測距ですが、ひし形の中央集中型なので近撮で動き回る子供を捉えるのがちょっと・・・。
ただし、中央1点で運用すれば全く問題ないです。(たしかに19ポイントクロス測距とか憧れですが)
▼画格の違い
これはデメリットではないですが、フルサイズではAPS-Cで使っていた画角が広く広角気味になり、逆に望遠が寄れなくなります。
反対に APS-C は1.6倍換算なので望遠が近寄れて、広角の視野が狭くなりますね。
フルサイズでは望遠をエクステンダーの1.4倍など使わないと APS-C のときのような望遠が厳しいですね。
(上に書きましたが、レンズの方が高いので、フルサイズとAPS-Cのボディを2つ持てばボディによって
画角が変えられるので”レンズを1つで2度おいしい”ということになります)
▼6Dの良いところ、まとめると
足りない機能は撮影者がカバーして(便利機能なんて二の次で)、撮った写真の出来栄えが良ければそれでいいんです的な、
諸兄レビューを調べるうちに EOS 6D は写真を撮るための道具として、必要最低限の部分は抑えた機種だと感じました。
特に「暗所に強いAF」が強みですね。
上に書いたメリットとデメリットを総合して、EOS 6Dは「価格と機能性のバランスが絶妙」だということです。
スペックを要求すればするほど結局は重くて大きいモデルになってしまう。EOS 6D は女性でも気軽に使えるフルサイズ機として、
必要な機能を精査して何が必要かを考えたモデルだということです。(廉価版ではないです)
またフルサイズなのに「必要最低限」の機能を持たせ、価格を下げてくれたことに とても好感が持てます。
なお、将来的には、5D系の機種を使ってみたい、という思いも芽生え始め(思うツボでしょう)。
これが ”カメラ沼?” 2台、3台運用している人の気持ちがわかりました・・・。
・・・長くなりましたが、着弾です。
■外観 (※「FinePix F40 fd」で撮影)
・中古なのに前のオーナーがきれいに化粧箱も取っておいてくれました♪
・付属品もきっちり
・6Dボディと、なんと小三元の「24-105mm F4L IS USM」レンズ
レンズキットでしたので、レンズのお値段が破格でした。
・6Dのボディはほんとに小ぶりです
持ちやすさだけでいえば、私は手がデカイので60Dの方が厚みがあって持ちやすいです。
・ボディの液晶モニター
60Dに似た配置ですが、若干違います。使いやすいですね。
ファインダーの視野率は97%です。大型ペンタリズムが使われているようです。
グリップ部のボタンは、メインの電子ダイヤル、サブの電子ダイヤル、マルチコントローラーをロックするスイッチも付いています。
MENUボタンとINFO.ボタンは、左上にあります。60Dと違いますね。
・液晶パネルの表示内容
液晶は3型となり、高精細なパネルです。
ヒストグラムを表示させましたが、60Dよりも小さいですね。
・ボディ上部
60Dと同じで上部にも液晶が配置されています。
6Dは内蔵フラッシュがありません。
・液晶パネルは60Dとほぼ同じですが、Wi-fiモードが表示されているのがことなります。
・ボディ底面と側面
バッテリースロットは、バッテリーとAVアダプタの挿入方向の刻印があります。
メモリカードスロットはSDカードのシングルスロットになっています。
・無駄なものを排除したダイヤル
中央にロックボタンがあり、誤操作の心配はありません。その下に電源スイッチがあります。
・・・せっかくなので、6Dと60Dを比較してみましょう。
・サイズは上のとおりですが、ほんとに小ぶりなフルサイズです♪
手に取って感じたのが60Dの方が厚みがあって、手の大きい私にとっては60Dの方が右手のグリップ感がありますね。
・上部からぱっと見て異なるのは3点
液晶が長方形と台形、フラッシュの有無、そしてモードダイヤルの種類です。
・ 60Dは使わないモードがかなりありましたので、6Dでシンプルになったのは とても喜ばしいです
・ボディの液晶モニター側で一番異なるのが、60Dにはバリアングルモニターがあること
その分、6DにはWi-fiでスマホをモニターとして使うことができます。
ボタンの配置は微妙に違うのですが、とても似ていて操作に迷うことはないですね。
・ファインダースクリーン比較
(ゴミが混入するのであまり開けっ放しにしたくないですが、ブログのため今回限り)
フルサイズとAPS-Cは大きさがぜんぜん違いますね。面積で2.3倍の差があるらしいです。
その面積を活かして大量の光を受けとめます。
・バッテリー関係が一緒(地味にうれしい)
チャージャーはLC-E6で同じ。バッテリーパックはLP-E6でこれまた同じ。EOS 5D,7D,60D,6Dで共通です。
充電はフル充電まで2時間半かかります。
・・・いよいよボディと小三元レンズを装着してみます
・落ち着いた感じですね
ただ持つと、フルサイズのレンズだけあって、ズッシリ ボディーブローのように利いてきます。
「なるほどー、これがフルサイズのレンズかぁ」と思いました。F2.8以下の大口径レンズとかすごい重そう。
・上から
・レンズフードは花形です(これも塗装? > いやいや)
・上から
・着弾の儀式ですが、傷つく前に「液晶プロテクター」を貼り付けましょう!
・「レンズペン」で しっかりと脱脂をします
・貼り付けました♪
・小窓にもピッタリンコ
・・・そしてレンズのおうちに帰っていきます
(今日は長旅ご苦労さん、ゆっくりお休み)
・60Dは兄貴が増えてうれしそうです。6Dもまんざらではなさそう^^
ホコリを払って、防湿庫で大事に保管します。
・・・
さて、最後に一番気になる「高感度のノイズ耐性」を検証してみましょう。(ここが一番大事)
”高感度(ISO感度)耐性が強い機種” が 必要だから無理して購入したわけですからね。
裏切らないでくださいよ > 6D の兄貴!
■高感度のノイズ耐性の検証
簡単な説明から。
EOS6Dで用意されている標準ISO感度は、ISO100〜ISO25600まで設定でき、
拡張設定にすると低感度はISO50まで、高感度は ISO102400まで設定可能となります。
(ノイズ低減処理のやり方としては、カメラ内で処理する方法と、RAWで撮影してPC上の
Lr5などの現像アプリで処理する方法があります)
カメラ内でのノイズ低減処理は、「高感度撮影のノイズ低減」と「長秒時露光のノイズ低減」の2種類があり、
撮影メニューの中から設定できるようになっています。
「高感度撮影のノイズ低減」は、「OFF」「弱め」「標準」「強め」の4つの中から選択します。
設定するとすべてのISO感度に対してノイズ低減処理をかけ、特に高感度での効果が期待できます。
低ISO感度では低輝度部分を中心にノイズ低減処理を行うとのこと。
「長秒時露光のノイズ低減」は、「OFF」「AUTO」「ON」の3つの中から選択します。
「ON」にすると1秒以上のシャッタースピードで撮影した画像に対し、常に長秒時ノイズ低減処理がかかります。
「AUTO」の場合、1秒以上のシャッタースピード撮影した画像に対し、長秒時特有のノイズが検出された場合に自動的に低減処理がかかるとのこと。
▼検証の様子はこんな感じ
真ん中に 各種キャラクターのぬいぐるみと、両サイドに色味が確認できる絵本とオブジェを配置します。
カメラは三脚で固定し、照明は上部から円形蛍光灯が2本と、左に見えるスポットライトが1つで撮影を行います。
レンズの焦点距離は50mm、絞りは2段絞ってF8.0に設定しています(両方、一番おいしいところにしてます)。
測距点は中央のみ使い、ファイダー越しにアンパンマンの両目の中心にピントを合わせます。
▼検証の設定値(高感度撮影のノイズ低減とISO感度)
・「高感度撮影のノイズ低減」の設定値を「OFF」「標準」「強め」の3つ切り替えながら、
徐々に ISO感度を上げていって撮影を行い検証します。
(「高感度撮影のノイズ低減」を「標準」「強め」にした際には「長秒時露光のノイズ低減」を「AUTO」にしています)
・撮影は以下の画角(焦点距離50mm)で行い、ドラえもんの右目(赤枠)を切り出します。
トリミングして切り出した表示画像は、W200 x H150 の等倍画像となります。
(オリジナルの画像サイズは、W5472 x H3648(Lラージ)にて撮影しています)
▼それでは検証スタート
下の写真をクリックすると上の画角のように全体が表示されますが、「フォト蔵」にアップしてますので、
仕様上 2048pxを超えてますから長辺 2048pxに変換して保存されています。
(オリジナルの画像サイズは、W5472 x H3648(Lラージ)です)
(トリミングして切り出した表示画像は、W200 x H150 の等倍画像となります)
・ISO100 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO200 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO400 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO800 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO1600 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO3200 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO6400 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO12800 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO25600 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO51200 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
・ISO102400 : 左から 「OFF」 「標準」 「強め」
◎「高感度撮影のノイズ低減」の設定値を「OFF」にした場合:
さすがフルサイズ、ISO3200 までは素晴らしいの一言。
ISO6400では少しノイズが増えてきますが、問題なく常用の範囲です。
ISO12800 を超えるとドラえもんの白目にノイズが目立ってきますし、解像感も少し低下しているようですが、
今まで APS-Cを使っていたので、ISO12800でも十分楽しめるレベルですね。
このあたりまでなら Lr5でも簡単に救済できるでしょう。
ISO25600以上になると、さらさらノイズが目立ちます。
画像のディテールが壊れているわけではないので、ISO25600は画像を縮小したり、L判で印刷する分には使えるでしょう。
夜にコンデジで撮影するとこのくらいのノイズが走ります。
◎「高感度撮影のノイズ低減」の設定値を「標準」にした場合:
1、2段分くらいノイズが低減されていますね。
解像度は少し低下しますが、ISO25600でも常用可能です。
ISO51200でも使い方によっては十分活用できると思います。
◎「高感度撮影のノイズ低減」の設定値を「強め」にした場合:
ノイズさらに低減されますが、解像度の低下やディテールの輪郭がぼやけて見えます。
結論として、6Dは 高感度に強かった。
高感度ノイズ耐性は、まぎれもない事実でした。検証してよかったー♪
現在は、「高感度撮影のノイズ低減」は「OFF」にして、「ISO12800」を上限にして常用しています。
(RAW撮影ですので。高感度撮影のノイズ低減は jpg のみ適用です)
実に60Dの2段分上のISO感度で常用できるということになりました♪ やった。
今回は、F4.0のレンズでしたが、もっと明るい1.8とかのレンズならもっと暗い場所に強いんでしょうね。おそろしや。
・・・
■「おまけ」
・娘、カメラ自作^^
「パシャッ!」
お菓子の空き箱にファインダーの穴をあけ、マジックでカメラのシルエットをかき、
シャッターボタンはカブ(みーつけたのキャラ)を仕込んだ ”自作カメラ” です。
親の影響で「カメラ」と「自作」がコラボした作品ですね (^_^;)。
(幼稚園教師に、親の影響力はすごいですから、と言われのを思い出しました)
こんな感じでした。
ついにきましたよフルサイズ!
キタキタ、APS-C と フルサイズの 2台体制☆彡
それでは、またです〜。
(カメラの検証って、PCみたく大変ですね^^)
PS
消費税の増税間近、いそげー!
(キャッシュバックキャンペーンもやってます。
以前の記事:「キャノン キャッシュバック スプリングキャンペーン」)
■登場したカメラや便利グッズ
・EOS 6D ボディ、 60D ボディ
・6D レンズキット 24-105mm、 EF24-70mm、 60Dレンズキット
・液晶プロテクター
・レンズペン
・東洋リビング の 防湿庫
・レンズホルダー
・トーリ・ハン の 防湿庫
・エアダスター
[ 閲覧していただき ありがとうございます。
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デジイチ(一眼レフ) | 23:08 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
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Comment:
2014/01/28 1:51 AM, Hide-Rocket wrote:
うほぉー(*´ω`*)めっちゃ勉強になりました♪全く知識がなく最近ようやくホワイトバランスさわり始めた一年生ですが宜しくお願いします(笑)
APS-Cの違いがようやく理解出来ました。劣っている部分だけでなくメリットも。
また、先日スキー場で田代湖を撮った際の何とも言えない物足りなさが、APS-C故のものだと理解しました。
その時は何だかわからなかったんですが非常に納得しました。
とりあえずカメラは気に入ってるので広角レンズが欲しいです(笑)
はぁっ!
これが沼ですね!沼なんですね!
2014/01/28 9:38 PM, - wrote:
管理者の承認待ちコメントです。
2014/01/29 7:55 AM, りくんちゅ。パパ wrote:
おぉ!?ついにフルサイズ機IYH!ですか?フルサイズでも画素数は70Dと同じに抑えられていますから、センサーにも余裕がありそうですね。
自分も腕を磨いて、いつかは手にしたいですね...( ̄∇ ̄;)
2014/01/29 8:37 AM, - wrote:
管理者の承認待ちコメントです。
2014/02/04 10:31 PM, タニアン wrote:
始めまして(・∀・)ノシ ちょくちょくお邪魔させて頂いておりますタニアンと申します。フルサイズ良いですね!夜景などは最強だと思います(*´∀`*)広角レンズで地平線撮影とかスケール感がすごそう・・・・
マイブームがカメラなので続報を楽しみにしております(人´∀`)
2014/02/04 11:49 PM, - wrote:
管理者の承認待ちコメントです。
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