スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    - | | - | - | - | - |
    << Cooler Master 一体型水冷CPUクーラー「Nepton 140XL」レビュー | main | そろそろクリスマスですね >>

    レビュー時の「ブツ撮り」で気を付けていること(追記ヒストグラム)

    こんにちは。
    kaiten-sushiです。

    読者さんからレビューの写真の撮り方(主に「ブツ撮り」)について質問がありましたので、
    過去・最近の質問を踏まえて、何となく記載してみました。

    (※初・中級者さん向けの内容ですので、上級者さんには釈迦に説教ですのでご容赦ください)

    ■質問はこんな内容でした


    ・Q1.ブログのレビュー写真がとても明るく撮れていますが、私(読者さん)が撮ると全体が暗くなりがちです。
      何かコツなどありますか?

    ・Q2.照明にデスクスタンドを使って光をあてていますが、均一に光があたりません
      特別な照明が必要なのでしょうか、何か良い方法はありますか?

    ・Q3.撮影すると写真にノイズが目立つのですが、ノイズが載らないようにする方法はありますか?

    この3つの質問は、かなり核心を突いていると思うんです。
    なかなか回答も難しいですが、私が撮影時に注意している点も含めて回答してみます。

    >>続きです。


    ■室内のブツ撮りで 注意している点・テクニックなど

    ▼その1 下準備に用意するもの

     下準備に2つ用意するものがあります。

    ・1.1 背景布(もしくはバックペーパー)を用意する
    (最低2種類は必要)
     Q.1 と Q.3 の回答にもなりますが、
     私は、被写体が暗い色の場合(黒いPCケースなど)は、背景布は明るい色を使い、
     被写体が明るい色の場合(白いPCケースなど)は、背景布は暗めの色を使っています。
     最低2種類の背景布が必要というのは、明るめの布 と 暗めの布 という意味であり、
     私は明るめの布はクリーム色、暗めの布は紺色を使っています


     例:暗めの布 と 明るめの布
     20141130-_MG_8507.jpg

     例:クリーム色の布 
     20141130-_MG_8508.jpg

     例:紺色の布
     20141130-_MG_8509.jpg


     Q.3 の回答にもなりますが、背景布は、被写体(PCケース)が暗い場合は 明るい色のクリーム色など使うと、
      ISO感度が低くなりノイズが載りにくく
    、キレイに撮影できると思います。
     (さらに手持ちの場合さらにシャッタースピードが稼げます。ブツ撮りは三脚が基本ですが)

     例:黒いPCケースに、明るいクリーム色の背景布
      20141112_696571.jpg
     またこのように明暗のバランス*(下に簡単に説明します)を取ることで適切なコントラストも取れてきます。

     ↓反対に、黒いPCケースに暗い背景布を使ってしまうと、感度が高くなり過ぎてノイズが載ってしまいますので、
      背景布を明るくしてバランスを取ってあげる必要があります。

     例:黒いPCケースに、暗めの紺色の背景布
      これはかなり感度が上がっていて、ISO感度はなんと 2000 まで上がっています。
      実は結構ノイズを修正しています。 (ARC XL)
      20131127_485527.jpg

      黒いPCケースに 暗い背景布でも、内部に白が混ざるとだいぶコントラストも出て露出も適正値が得られやすいです。
     要はバランス*(下に簡単に説明します)が大事です(ARC XL)。
     ISO感度も 1250まで落とせます。
      20131211_496395.jpg

     ※何か作品作り的な思惑や 演出がある場合はこの限りではありません。

     また、Q.1 にある「全体が暗くなりがち」というのは、デジカメは「露出補正」という機能が搭載されており、暗めの被写体は明るく写そう、明るめの被写体は暗く写そうと補正します。質問はこの露出補正上手くいっていないのでは? 具体的には被写体と背景色が同系色で露出が上手くいっていないのでは?と考えられます。 
     テクニックとして明るめの布 と 暗めの布 の 両方を使うと解決する場合が多く私は最背面に大きめの暗い布を使って、前面に小さめの明るめの布を混ぜて使うと ちょうど良いバランス*(下に簡単に説明します)になります。私は最近この方法を多く使っています。

     例:背景色に 明るめの布 と 暗めの布 の両方を混ぜて使っている例
    20141130-_MG_8511.jpg

     例:明るめの布 と 暗めの布 の両方を混ぜて使うと、だいぶバランスが良くなるのがわかると思います(Define R5)
    20141117_699909.jpg 20141112_696625.jpg

     「背景布」の入手方法ですが、ネットでも「背景布」や「背景紙」「バックペーパー」で検索するとヒットしますが、私はお手軽に近場のデパートの反物売り場で購入しました。2メートル x2メートルにしたかったのですが、単品では大きなサイズのものはなかったため、2つを購入してミシンで縫い合わせて済ませました^^
     ミシンで縫い合わせました↓
     20141130-_MG_8510.jpg

    *追記:「ヒストグラム」
     バランスとは、被写体をフレーミング内に納める際に、黒と白、明るめのものと暗めのもので構成すると
     露出、コントラストが適切になり、ノイズも発生しにくいということです。
     視覚的に知るためのツールとして「ヒストグラム」(下の例)を使うと良くわかります。
     デジカメにもヒストグラムを表示できる機種が増えていますが、グラフの左側が暗い部分、右側が明るい部分を表しており、
    左端に突出すると露出が黒飛び、右端に突出すると露出が白飛びになっているのを表しています。
     両端に突出するとコントラストが強めになった色目がキツイ写真になり、逆にグラフが中心に集まった写真はコントラストが低いメリハリのない写真になります。
     また、グラフの山が右側に偏っていると露出時間が長すぎて明るめになっている写真、グラフの山が左側に偏っていると露出時間が短めの暗めになっている写真になります。
     バランスが良い写真とは、グラフの両端が突出せず、グラフの山が右や左に偏らず、また山が右や左に途切れないようにすることです。
     (※ただ、作品作りや何かしらの思惑がある場合はこの限りではありません)

     例:ヒストグラム
     ヒストグラム.jpg

    ・・・ ここまでが下準備に用意するもの1つ目でした

        次に下準備に用意するもの2つ目です。

    ・1.2 照明は複数個を用意し、
    照明を半透明の障子紙や薄い布で覆って使う
     Q.2 の回答にもなりますが、
     まんべんなく光を被写体にあてるには、昼間に太陽の光が満ち溢れているときに撮影するのが一番です。
     しかし、私も含めて仕事持ちの方は 夜のブツ撮りがほとんどになりますよね。

     私は室内の夜の場合は、ルームライト、スタンド、スポットライト など複数個を使っています。
     ただ、そのまま光源の光を当てるとストロボ的に明暗に強さのムラができて「テカッて」しまいますので、スタンドやスポットライトに半透明の障子紙や藁半紙、薄い布切れなどを巻きつけて、光源を包んでやると光が拡散して柔らかくなります
     ポイントは、ほんのりと光をあててあげるということ。グラシン紙もよさそう

     例:デスクスタンドライト と スポットライト
     20141130-_MG_8506.jpg

     例:ルームライト
     20141130-_MG_8524.jpg

     例:障子紙がなかったため、A4用紙を用意
     20141130-_MG_8513.jpg

     例:クシャクシャにすると、さらに光源がほんわりします♪
    20141130-_MG_8516.jpg

     例:光源を障子紙や薄い布で包み込むことで、光が拡散して柔らかくなります
    20141130-_MG_8520.jpg

     例:ルームライトはもともと光源を包み込んでいます
     (ベストは 高演色蛍光灯による照明ですが、こちらはまだ小生宅には入れていません。詳しくは一番下に書きます)
     20141130-_MG_8524.jpg


    ☆それでは、実際にPCケースのサイドパネルに光源をあてて、
     ・光源を包み込んでいない照明(直あてした場合)と、
     ・光源を包み込んだ照明を用意して、
     検証してみましょう!


     例:まず、光源を直あてしたPCケースのサイドパネルです。(何も対策していない)
       光がテカッて ちょっと汚いかな。 ×
    20141130-_MG_8515.jpg

     例:スポットライト1つに光源を紙で包みこんだもの(ちょっとだけ対策)
       先ほどより良くなっていますが、まだ光源が偏っているのがわかると思います。 △
    20141130-_MG_8514.jpg

     例:スポットライトにデスクスタンドを使って照明が2つです。かつ光源を紙で包んでいます
      結構良くなりましたね。まぁまぁですかね。
     20141130-_MG_8522.jpg

     例:スポットライトにデスクスタンド、そしてルームライトを使って照明が3つです。
       かつ光源を紙で包んでいますので、かなり光が柔らかくなってきたと思います ◎
    20141130-_MG_8523.jpg

     ⇒結論、照明は3台くらい複数台を用意して、光源は障子紙か薄い布切れで包み込むことで
      光源の光が拡散して、被写体に柔らかく(満遍なく)あたることがわかりました


     私はこんな感じで工夫しています。
     実際にはまだ細かい点があるんですが、”上の2つが最低限必要な下準備” だと思っています。
     上の2つの下準備ができていれば、コンパクトデジカメでもそれなりにキレイに撮れます
     この下準備を行ってから、次のデジカメ側の撮影方法を見ていきます。


    ▼その2 デジカメの撮影時に気を付けていること

    ・2.1 露出をロックして撮影 or 露出補正値にて調整して撮影
     Q.1にあった「暗くなる」原因は、露出が上手くいってない場合がほとんどだと、上の「その1」で説明しましたが、上の方法は背景色と被写体の色のバランスを取る、下準備で解決しようとする方法で、あくまでこの下準備行ったもとにデジカメの露出補正を行う流れになります。
    (※何か作品作り的な思惑や 演出がある場合はこの限りではありません)

     デジカメ側での露出を決める方法は2つあり、
     - 1つがファンダーをのぞきながら明るさが適切な被写体に測距点を合わせて「AEロック」ボタン(「*」ボタン)を押して露出(シャッターの速度と絞りの値)を固定する方法  と、
    6D本体.jpg 6D本体_AEロックボタン.jpg 

     - もう1つがデジカメの露出補正メニューから露出補正の値を固定する方法です。
     カメラが決めた露出の値に対して、プラス方向にしたり(明るくする)、マイナス方向にしたり(暗くする)します。
     G0083056.gif

     どちらが正解というわけではなく、その撮影環境で使い分けます。
     ただし、どちらもの方法も撮影後にライブモニタから何度もサムネイルを見返すことになりますので、撮影したらライブモニタを確認するクセをつけましょう。

     私の場合、最近多いのは「AEロック」ボタンで露出を決めています。
     特に測光モードを「スポット測光」にして使うと測距点の中央の明るさに露出を合わせることができます
    ので重宝します。
     PCパーツの撮影の場合は、測光モードは「評価測光」でも「スポット測光」どちらでも行っていますが、テクニックとして被写体が暗くて撮影した写真が明るくなり過ぎるようだと、いちど自分の手をかざして「AEロック」で手の明るさ(肌の明るさ)に露出をロックしてから、PCを撮影するとちょうど良い明るさになりやすかったです。AEロックする対象は、背景布や部屋にある例えば柱の木目などでもかまいません。
     いずれにせよ下準備の背景布が大切で、下準備だけで「適正露出」が得られやすいのであれば、デジカメ側の露出補正は最低限の調整だけで済みますので、大幅に撮影時間の短縮が見込めます。

    ・2.2 解像度は大きめにして撮影する
     Q.3 の回答にもなりますが、大きな解像度で撮影することで、ノイズが載りにくく(正確にはノイズが小さくなり目立ちにくく)絵も高精細でキレイに写ります。
     室内で撮影の場合、できれば 800万画素3264×2448以上の解像度で撮れば、後の加工や編集時にノイズも消せますので、Webアップの縮小後の写真では問題ないかと。昼間の日光が満ち溢れている状況では、ISO感度が稼げますので(ISO感度100〜400)フルHD画像でも問題ありません。

    ・2.3 RAWで撮影する
     こちらもQ.3 の回答になりますが、RAWと呼ばれる生データで撮影できるデジカメ機種であれば Jpeg よりも「RAW」で撮影しましょう。
     RAW は いわば Jpegに調理する前の生データであり、RAWが持つ情報量はAdobe RGBよりもはるかに多い色域情報を持っていますし、高解像度であり、かつ後の編集が行いやすいです。

      例:キャノンの場合は、RAWの拡張子が「.CR2」という名前になります。
      名称未設定 1.jpg


    ・2.4 解放ではなく絞って撮影する
    (基本F8.0)
     作品作りではなく,レビューですのでボカす理由はなく、PCケースやパーツの輪郭や奥行きをはっきり表現するために絞って撮影しています。
     具体的な数値は、フルサイズ機では F8.0〜F16、APS-C機では F8.0〜F11 くらいまで絞って撮影してます。絞り値の幅があるのは、絞ると暗くなってISO感度が上がりますのでノイズとのさじ加減でF値を決めています。


    ・2.5 現像ソフトを使用する

     たとえ撮影時に失敗したり、思ったような絵にならなくても、現像ソフトによる加工によって、Q.1やQ.3にある「露出補正」や「ノイズ除去」が行えますので、デジカメの機種にもよりますが、可能であればRAWで撮影してから現像ソフトによって調整し、現像jpegの書き出しといった、ワークフローがよろしいかと思います。
     私は現像ソフトは「Adobe Light Room 5」(最新バージョン 5.5)を使っています。
     41Nf2zmv+lL._SL500_AA300_.jpg

    ・2.6 その他 構図
     構図なんてのは、レビューですのでパーツをはっきり見せるのが大切だと思います。
     私のPCレビュー時の撮影はポイントは2つとシンプルです。
     - 全体像を見せたいのか?
     - 全体からの引き算でポイントを絞って収めたいのか?

     のどちらかで撮影しています。

     その前に上記に記載した「2つの下準備」と「デジカメの露出・感度」がよろしければ、ほとんどキレイに撮れてしまいます。
     "作品としての構図"(本で読んだくらいしかわかりませんが,いわゆるバランスだと思っていますが)として考えると、
    これはかなり難しいので、私みたいなデジカメ3年選手が語るわけにはいきません…。

    ・・・

    質問の回答 および、ブツ取りレビュー時の撮影ポイントは、こんな感じです。
    まずは、2つの下準備から始めて → デジカメ撮影時の設定 → そして現像ソフトでの現像、
    という流れでやってみてはいかがでしょうか?

    それでは、またです。
    ($・・)/~~~


    ■紹介したグッズです

    ・背景布
     明るめ、暗め の 2種類を用意しましょう。
        

       

    ・障子紙        グラシン紙
     スタンドやスポットライトの光源を覆うために使います。
     薄い布切れでも良いです。
      

    ・Adobe Photoshop Lightroom5 特別優待版、  通常版
     RAWで撮影した後に露出補正やノイズ修正をソフト上で行い現像できます。
       

    ・高演色蛍光灯 Raは90以上が良いでしょう
     できればこれだけの光量があるとノイズも載りにくく色の再現性も高くなります。
         

    (ベストは 高演色蛍光灯による照明ですが、高演色で数値的には、Ra=99 とすごい物です。
     Raは、演色評価数のことです。
     照明用途のRa値の目安は、
     ・一般家庭やオフィスの室内で使う照明でRaが「80」以上
     ・廊下などでは「70」以上
     ・美術館や検査、さらには店舗など演色性を気にする用 途向けで「90」以上が向き、
     ・女性のメイクアップをする洗面所もRa「90」が良いようで自然光と同じくらいの
      演色性 になるらしい 残念なことに家庭向けのLED電球だと「70〜80」くらいのものが多いようで、
     LED電球の方ではなく、一体型のLED照明を選ぶことになるそうです。
     よって、Ra99なんてのはまさに色の再現性に特化した照明で、価格は一般の蛍光灯とほとんど変わらないのですがね。
     この手の照明は、各照明メーカー、東芝、ナショナル、日立から市販されています。
     参考までに  )

    [  閲覧していただき ありがとうございます。
     ポチっと よろしくお願いいたします  ]
     人気ブログランキングへ
    0
      デジイチ(一眼レフ) | 05:57 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |

      スポンサーサイト

      0
        - | 05:57 | - | - | - | - |
        Comment:
        2014/12/02 12:31 AM, りくんちゅ。パパ wrote:
        ブツ撮り、奥が深いですよね...(; ̄ー ̄A
        ボクはあえて黒いものに黒い背景にしたりすることも多いです(クーラーマスターさんのイメージ的に 笑)
        現像時の色温度でもだいぶ印象変わりますよね。
        ホント、奥が深い...
        2014/12/02 8:31 AM, taihei wrote:
        ありがとうございます!
        コメをいただいたところで記事にまでしてもらって
        突然の質問で申し訳ないです
        よくわかりました!試させてください
        2014/12/02 9:52 PM, kaiten-sushi wrote:
        >りくんちゅ。パパ さん。
        こんばんは!
        ほんとですよね。やっぱりブツはマクロが良いなぁと♪

        りくんちゅ。パパ さんの背景黒でもスッキリとキレイに撮られてますよね☆彡 なるほどクーラーマスターさんのイメージだったんですね。納得です

        現像時の色温度って、オートか太陽光かマニュアルか、悩みますね〜。

        奥深し、わかります。
        2014/12/02 9:54 PM, - wrote:
        管理者の承認待ちコメントです。
        Add a comment:









        Trackback:
        http://omoyde.jugem.jp/trackback/841